11月に聴いたアルバム

11月1日(金)

・NOT WONK - This Ordinary (2016)
 NOT WONKの2nd。「Unsad」突き抜ける感じがいい。「Don’t Get Me Wrong」いい曲。「Everything Flows」かっけ〜〜。「Older Odor」アウトロが良い。ライブで映えそう。「This Ordinary」名曲。「Golden Age」これもいい。「I Give You As You Gave Me」これもいい曲。正統派のギターポップという感じ。「Worthwhile」で締められるのもいい。

・Common - Be (2005)
 コモンの6th。「Be (Intro)」すばらしすぎる。「The Corner」街の喧騒が聴こえてくる。ミドルテンポで聴かせる感じ。「Go!」トラックが良い。「Love Is…」歌詞がいい。「They Say」いい曲。ただこちらの都合でノイズが入ってしまっているのがあれだが。全体としてクオリティが高く、短いが充分な魅力のある一枚。

11月3日(日)

・John Frusciante - Niandra LaDes & Usually Just A T-Shirt (1994)
 ジョン・フルシアンテの1st。「As Can Be」アコギとエレキの絡み。汚い録音。「My Smile Is A Rifle」名曲。狂ってるような歌い方がいい。「Head (Beach Arab)」中東を思わせるギター。「Curtains」ピアノがいい味出してる。「Mascara」悲痛な感じ。「Blood On My Neck From Success」何を訴えているかわからないが、良い曲。後半は無題の曲が13曲。「Untitled#4」ギターがよい。「Untitled#8」方向性のないインストがだらだら続く。「Untitled#12」エレキがずっとギューンって鳴ってるが、これはいい。

11月4日(月)

●Kanye West - My Beautiful Dark Twisted Fantasy (2010)
 カニエ・ウエストの5th。「Dark Fantasy」すばらしい一曲目。「Power」すげえ曲。サンプリングされた音楽が息を吹き返しているように感じる。「All Of The Lights」すごい曲。「Monster」怒りを感じる。「Devil In A New Dress」盛り上がりがいい。「Runaway」9分もの大作。音と音の組み合わせがいい。「Hell Of A Life」Iron Manのメロディーでラップとは。「Blame Game」男女の会話。寂寥感。「Lost In The World」力強さがある。最後に「Who Will Survive In America」で終わるのもいい。名盤。

11月5日(火)

●the band apart - Adze of penguin (2008)
 the band apartの4th。「Falling」いい曲!エモさがある。「I love you Wasted Junks & Greens」ポストロックぽい音で出過ぎない感じがいい。「Cosmic Shoes」前曲との繋がりとしていい曲。「bacon & eggs」日曜の朝のような曲。いいね。「Moonlight Stepper」これもいい。「pieces of yesterday」天才か?「Waiting」で終わるのもいい。なんつー名盤。聴かずに死ぬとこだった。

・The World Is A Beautiful Place & I Am No Longer Afraid To Die - Harmlessness (2015)
 TWIABPの2nd。バンド名が長い。ジャケットがいい。「You Can’t Live There Forever」世界が広がっていく感じ。いい曲。「January 10th, 2014」名曲。高校時代にたまに聴いてた覚えがある。セカイ系の音楽って感じがする。「Ra Patera Dance」いい曲。「Wendover」エモい。「We Need More Skulls」展開がいい。「I Can Be Afraid Of Anything」ボーカルのかけ合いやギターやドラムやなんやかんやがいい。新海誠のアニメで流れてそう。Mount Hum8分の大作。クオリティの高い作品と思う。

11月6日(水)

・Mr.Children - 深海 (1996)
 Mr,Childrenの5th。全体でシームレスになっている。「シーラカンス」くっら。アレンジもちょうどよい。「ありふれたLove Story 〜男女問題はいつも面倒だ〜」題は死ぬほどダサいが、名曲。ミスチル印って感じ。「Mirror」純粋でいいね。「Making Songs」→「名もなき詩」この繋ぎ死ぬほどかっこいいな。「So Let’s Get Truth」なんか紋切り型の歌詞で腹立つ。「ゆりかごのある丘から」9分近い大作。名曲。「虜」ブルース。「花 -Memento Mori-」いい曲。「深海」シメがいい。ミスチルは歌詞が苦手だが、これはたしかに名盤だと思う。

11月7日(木)

・小沢健二 - LIFE (1994)
 小沢健二の2nd。「愛し愛されて生きるのさ」銀河鉄道999みたいなとこがいい。「ラブリー」ずっとサビみたいな曲。7分を超えるが飽きない。「東京恋愛専科・あたは恋は言ってみりゃボディー・ブロー」渋谷系という音。「ドアをノックするのは誰だ?」名曲。同じフレーズの多用がある。「今夜はブギー・バック (Nice Vocal)」言うことなし。「ぼくらが旅に出る理由」なんちゅう曲。90年代を代表するアルバムだけあって、クオリティはやはり高い。

・パラダイス・ガラージ - 奇跡の夜遊び (1996)
 パラダイス・ガラージの2nd。宅録。「UFOキャッチャー」歌詞がくる。歌い方がいい。「飯を食わねばならないみじめさ」なんて歌詞は常人には考えつかない。「レモンの恋」これも歌詞がいい。「八月十九日」咳き込み。「最近、眠る」嗄れた歌い方がつらい。鼻をすすってるので寒そう。「メモリー」神戸あたりの曲。「スーパーマーケットハニー」歌詞が意味不明。「泡踊り」労働の曲。「最後のチュー」名曲。「クレイジー・ラブ」大阪なんかつまらんけん。自分のCDを宣伝する斬新な曲。唾液をすする音が入っており大変汚い。最後らへんで爆音が鳴るので死ぬほどビビる。「愛と歩いて、町を行く」やけっぱちな感じ。悲壮感の漂うチープな録音だが、この人にしか鳴らせない音楽だと感じる。

11月9日(土)

・柴田聡子 - 愛の休日 (2017)
 柴田聡子の4th。「後悔」名曲。爽やかでよい。「あなたはあなた」めっちゃいい。「遊んで暮らして」これもいい曲。全体的に楽しげではありながらも、どこかさみしげで、なにか足りないものを求めているような感じがあり、それがある意味では魅力なのだろう。「リスが来た」もふざけた歌詞だがメロディは決して楽観的ではない。「愛の休日」これまでと打って変わって打ち込みのナンバー。これを最後にもってくるのすごいな。

◎D’Angelo - Voodoo (2000)
 いまだに理解できないアルバムのひとつ。4、5回聴いてるんじゃないだろうか。うねるベースラインとシンバルを決して使わないミドルのドラム。技術的に難しいことは一切していないが、ここまでのグルーブを生み出せるのは、やはりブラックミュージックならではか。

・ずっと真夜中でいいのに。 - 潜潜話 (2019)
 ずっと真夜中でいいのに。の1st。ボーカルの声がよい。「脳裏状のクラッカー」Bメロ→サビの繋ぎがいい。ベースがデュルデュルやったりギターが超カッティングしてくるのは最近の流行りという感じ。ポストボーカロイド世代だけあって演奏力は相当高い。「こんなこと騒動」曲展開がすごい。「優しくLAST SMILE」保健の先生とか出てくるのでいい。

11月10日(日)

◎Modest Mouse - The Lonesome Crowded West (1997)
 再聴。塩辛い空気を感じるアルバム。いいですね。

◎The Cribs - Men’s Needs, Women’s Needs, Whatever (2007)
 このアルバム、曲もそうだけど流れがめちゃくちゃいいんよな。〜「I’m A Realist」までのところは、『RIDE ON TIME』のA面の流れに匹敵するんでなかろうか。「Be Safe」エモ〜〜。

11月14日(木)

◎Elliott Smith - XO (1998)
 正直エリオット・スミスはいまいちわからない。「Waltz#2」は好き。たぶんいつか急に猛烈に惹かれるようになるとは思うのだが。「Pitseleh」この曲もいい。すごい。「A Question Mark」もいい。

・The Auteurs - After Murder Park (1996)
 オトゥルーズの3rd。アルビニ録音。パンクロックかと思いきや、積極的にホーンや他の弦楽器を使っており、独特な雰囲気がある。一種ゴシックロックに近い。「Everything You Say Will Destroy You」「Tombstone」といった名曲揃い。正直時代を感じる音だと思う。そこも味といえば味なのだが。

◎R.E.M. - Automatic For The People (1992)
 すごいなこれ……。

◎Green Day - Dookie (1994)
 ドゥーキーのいいとこは、キャッチーなメロディーもそうだが、ちょっと気だるげでテンション低めな感じがあるところだと感じる。平日の昼頃みたいな。

11月16日(土)

・The Beatles - Rubber Soul (1965)
 ビートルズの6th。至極の名曲ぞろい。もしかしたらもう聴いてるかもしれないが。「In My Life」を最後にもってこないのがいいね。

・The Beatles - Help! (1965)
 ビートルズの5th。この時期のオリジナル多めのシンプルな曲が並ぶアルバムはけっこういい。「Dizzy Miss Lizzy」で終わるのがいい。ここらへんのアルバムは、曲単位で聴いてきたので(青盤赤盤で)、アルバムそのものは意外にそんなに聴いてなかったりする。

◎Beach Boys - Pet Sounds (1966)
 このアルバム、好きな人とよくわからない人が半々いると思う。「なにがいいんだ」という苛立ちではなく、本当にわけわかんなくて、そもそも理解に至る道が閉ざされた感じ。手元にある音源がモノラルなのだが、やけに音が悪くざらついているので、それも影響しているのかもしれない。

11月17日(日)

◎Elliott Smith - XO (1998)
 いいアルバムだこと。

11月18日(月)

・Foster The People - Torches (2011)
 フォスター・ザ・ピープルの1st。テンションの高いダンスミュージックだが、MGMT同様クセがある。「Pumped Up Kicks」はいうまでもないが、「Call It What You Want」とか「I Would Do Anything For You」みたいなエモ〜い感じのもあって、良い。これずっと車の中で流してる奴絶対いる。

11月19日(火)

・Bruce Springsteen - Born To Run (1975)
 ブルース・スプリングスティーンの3rd。熱い!という感じ。「Born To Run」はめちゃくちゃかっこいい。「Jungleland」は9分もあるが、その長さもあってか熱量がとても伝わってくる。しかし熱い!

11月20日(水)

◎Beck - Colors (2017)
 リリース当時これを買いに真っ先にユニオンへ向かったことが思い出される。CDをたくさん買っていた時期だった。しかしとても良いアルバム。ベックらしからぬといえばそうだが、めっちゃポップでとっつきやすいという点では、新たなマスターピースといえるかも。超名盤。

11月21日(木)

◎パラダイス・ガラージ - 実験の夜、発見の朝 (1998)
 すごい。

・Cloud Nothings - Here And Nowhere Else (2014)
 クラウド・ナッシングスの3rd。全部で31分と短い。意外に聴きやすく、アメリカのオルタナティブロックという感じ。ボーカルの声がストロークスのジュリアンに似てる。かっこいい。「Giving Into Seeing」めっちゃかっこいい。日本盤にはボーナストラックとしてライブ音源が5曲も付いてくる。

11月22日(金)

●LOSTAGE - In Dreams (2017)
 LOSTAGEの7th(三人体制からは4th)。名盤に決まってますやんという感じなんだよな。

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