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#27 「ポスター発表」計画書

前回のあらすじ
9月に入ったら怒涛の補助金執行開始となるだまさん。貴重なお金の使い道はロゴと名刺の作成からスタート。屋号は「医薬品集制作の大学堂」。コンセプトは「フォーミュラリー4.0」。そうだ、ブランディングしよう。


「病院薬剤師が早期リタイア&起業する話」をマガジン化しました。
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まとめ読みされたい方は是非どうぞ。


学会発表=薬剤師に刺さるプロモーション

2023.8.12

8月に入り、起業準備も次の段階(シーズン2)となります。

学会発表は数少ない「薬剤師に刺さるプロモーション」の機会。

失敗は許されません。

まして、研究成果を発表していた以前とは意味合いがまるで違います。

よって、綿密な情報収集と事前準備が必要となる訳です。

9月以降は補助金執行で忙しくなるため、それまでに発表ポスターのメドはつけておきたいところです。


学会当日をシミュレーションしてみた

現時点で学会当日の仔細はまだ公開されていません。

そこで前年度(第61回;於広島)のスケジュールを参照してみましょう。


ポスター発表は1日目と2日目に振り分けられています。

貼付:(1日目)9:00~10:10、(2日目)8:30~9:30
示説:
(1日目)奇数-13:10~14:00、偶数-14:00~14:50
(2日目)奇数-10:00~10:50、偶数-13:10~14:00
撤去:(1日目)16:00~17:00、(2日目)14:00~15:30

大学堂としては「ポスターが貼付されていない日」に会場にいる必要はないため、どちらか1日のみに参加することになります。

それも、撤去時間までポスターの前で立ち続けることになりそうです。


会場での行動は以下の通りです。

・プレゼンテーション
・質疑応答
・デモ
・悩み相談

・名刺(・メアド・LINE)交換

限られた時間ですからこちらは聞き手に専念し、詳細は名刺を通じて公式サイトを参照してもらうようにします。


ポスター作成の基礎知識

❶サイズ

ポスターのサイズは第61回では「90cm✕160cm」と指定されていました。

ただ、下部には更に「30cm」の余白が設けられています。

恐らくこれのためでしょう。

ポスターの最後に利益相反該当の有無の記載をお願いしております。

となると、このサイズのポスターを外注する場合、サブロク板(900mm×1800mm)を指定することになります。

❷タイプとレイアウト

以前の私は、複数のスライドを会場で貼り合わせてポスターを作成することが多かったのですが、近年では1枚タイプの布ポスターを外注しています。

「1枚タイプ」はレイアウトの自由度も難易度も高いのが特徴です。

PowerPointで作成する場合、700mm×1400mmで作成した原稿を引き伸ばして印刷してもらう必要があります。

レイアウトは下記の書籍を参考に磨いていくつもりです。

❸文字サイズとフォント

≪文字サイズ≫
タイトル:54~70pt
見出:47~55pt
本文:25~31pt

印刷サイズ900mm×1800mmを700mm×1400mmで縮小して作成する場合

≪フォント≫
・メイリオ
・ヒラギノ角ゴシック
・MSゴシック


今回は以下の状況を総合的に判断すると外注一択となります。

・予算にこだわる必要がない(商用であり補助金対象)
・時間と労力を割きたくない(ロゴ完成後速やかに作成したい)
[採否決定:補助金→9/10頃、演題→9月上旬]
・パーツとレイアウトは概ね完成している
・失敗が許されない(プロに任せた方が安心)



【実践編】パーツの作成(第1報)

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