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#19.薬事委員会で役立つメタ知識❶:医薬品供給状況

割引あり

(このブログは2024年7月6日に更新しました)

メンバーシップ「薬剤師力を飛躍的に伸ばす!メタ知識道場」へようこそ!

今回よりシリーズ「薬事委員会で役立つメタ知識」を開始します。



薬局長に「主導・調整」が求められる理由

医薬品の採用・削除は薬局にとって一大プロジェクトです。

薬事委員長が配慮すべき事項
・病院上層部の意向
・薬品を申請した診療科の意向
・採用・削除の妥当性
・経済効果の試算・分析
・医薬品供給状況
・調剤室やSPDからの意見
・医療安全上のリスク
・現場(特に看護師)の意見 etc

多部門に影響が及ぶ事案であること、医薬品という特殊分野であることから、薬局長には2つのミッションが課せられることとなります。

それは「主導と調整」です。

他部門の者では断片的なことしかわかりません。

薬局長が薬事委員長を務めている施設が多いのはそのためです。

しかし、裏を返せば、薬局長は上述の項目一つ一つに目を光らせておかねばならないため、大きな業務負担となることは避けられません。

今回から数回に渡り「薬事委員会で役立つメタ知識」を紹介していきます。

「メタ知識」が臨床現場だけにとどまらず、他のシーンでも有用であることを実感していただければ幸いです。


第1回は医薬品供給状況の調べ方です。

医薬品を採用したくても入手できなければ話になりません。

10年程前までは一切心配する必要のなかった医薬品供給状況が、その後最大の懸案事項になるとは誰が予想したでしょうか?

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