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【FP3】ラッセル最速!ウィリアムズは昨日から一気に改善し2台揃ってトップ10圏内へ 【2024 Rd.22 LAG】

11月22日現地時間18:30、第22戦ラスベガスGPフリー走行3回目が行われた。
ラスベガス市街地コースの天候は陽が沈みライトがコース上を照らす中、気温15℃、路面温度17℃、湿度17%の中セッションはスタートした。

気温は昨日のFP1と似た様な状況になったが予選、決勝に向けては異なる気温帯になると見られ、チームはこのセッションのフィードバックをどの様に扱うのか注目だ。
路面状況はFP1程ではないが、昨日からのトラック開放の影響からホコリがやや舞っていた。

その影響から多くの車が他チームが走行してトラック改善を待つ状況が長く続いた。
そして走行している車も多くの車がグレイニング対策で皮剥きを実施した。

終盤にはランス・ストロールがTern12の先でERS警告ランプをつけて停車した。
この際に赤旗が提示され残り1分からセッションは再開されるも、セルジオ・ペレスはピットアウトが間に合わずスタート練習に参加出来なかった。

FP3トップタイムはメルセデスのジョージ・ラッセル、2番手オスカー・ピアストリ、3番手カルロス・サインツと続いた。


全体的にはタイヤへの温まりに苦戦しており、ただメルセデスなどは他チームがプリップラップを入れている中でいきなりのアタックをしてもタイムは出ていた。
レッドブルはメルセデスなどに比べると5km/hほどストレートスピードでは劣っており、これらレースにおいて大きな影響をもたらすだろうが、エンジンモードを上げればある程度のところまではトップスピードも伸びるだろう。

また上位勢ではメルセデスがフリー走行3回ともトップタイムなのは素晴らしい結果であり、中段勢ではウィリアムズが昨日から格段に進化してきた。
またハースは昨日から速かったがその速さに更なる磨きがかかり、RBにとってはQ3進出は厳しい状況とも言える。

しかしここからもトラックエボリューションは未だにあるはずなので予選ではどうなるか楽しみだ。

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