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中国の嘘がわかる統計

2024年1月中旬、中国国家移民管理局(要はイミグレ)発表、2023年1〜12月の中国の入出国者数が発表された。

出典:https://www.nia.gov.cn/n741440/n741567/c1625590/content.html

中国における総入出国者数は、前年比266.5%と大幅に増えた!
特に外国人は前年比693.1%!!

これだけ見ると、中国も随分と景気がよろしいようである。

しかし、よく考えてみてほしい。ほぼ記憶の彼方に去ってしまった感があるが、「前年」の2022年、中国はゼロコロナ政策のまっただ中なのである。
つまり、例の流行り病でほぼ鎖国状態だったわけで、そりゃ「激増」するわけである。

中国は激増!と大花火を打ち上げているのだが、中国の大花火は必ずなにか裏がある。

というわけで、コロナ前の2019年と比べてみよう。

いずれも減少しているのである。
特に、外国人の減少がすさまじい。コロナ前は中国入境時はノービザ、そうでなくても香港で簡単に取得できたのだが、現在は観光ビザ一つ取得にも厳格化され、しかも要件を満たしても却下されることがあるという。
そりゃ減少するはずである。

「数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う」

ある有名な言葉だが、本件はまさしく中国お得意の数字を使った嘘…とまでは言わないが、数字を使った政治的プロパガンダなのは明白。日本人の価値観で考えれば、これは明らかに「嘘」である。

中国は、こういう細かい嘘をついてくる。
人民も人民で、「国がこう言ってるから」と嘘を丸呑みして嘘の拡散に一役買ってしまう。
中国馴れしていない日本人は、
「中国の言うこと全部嘘」
くらいにかかり、一つひとつエビデンスを提示させるくらいでないと、彼らがつく嘘の無差別攻撃に到底対処できない。

時間があれば、実例付き中国人の嘘のデータもお読みいただきたい。


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