見出し画像

あらゆる体調不良の原因「脳疲労」の原因と解消法

仕事疲れ、人間関係疲れ、運動疲れ、家事疲れ……。

「過度な仕事や運動、メンタルの悩み」などを、脳はすべて「ストレス」として受け取り、対処するためにさまざまな指令を出します。

強いストレスが続くと脳内の処理が増大して、活性酸素が発生します。
そして脳が酸化ストレスにさらされ、本来の働きができなくなります。その時脳は「疲れた」というシグナルを体に送ります。

なぜ脳は「疲れた」と、不調を促すような指令を出すのでしょうか?

それは強いストレスを受けた脳が、心身の健康を保つため、過剰な防衛反応を発するからです。
脳の過労こそ、不調と老化の真犯人です。

脳疲労の初期症状

脳が疲れると、体はどうなるのでしょう。
なかなか寝付けなくなったり、朝起きられなくなったり、頻繁に目が覚めてしまったりといった不眠症の症状が出始めます。

症状が進んでいくと何となくぼんやりとして頭が働かなかったり、飽きっぽくてなってしまうなど、精神状態にも影響を及ぼし始めます。

その状態が続くと考え込みすぎたり「うつ病」や「認知症」といった症状に発展し、神経や精神に対する障害を招いてしまうのです。

「脳疲労」の4つの原因

1:過剰な情報
情報を簡単に得られるようになり便利な世の中ですが、飛び交っている情報が多いため処理しきれず脳の神経が疲れます。また、電子機器から出るブルーライトや電磁波等も疲れを悪化させます。

2:精神的ストレス
人間関係、仕事などの悩みなど、常に頭の中で“どうしよう……”と考え込んでしまっている状態が疲労の原因になります。

3:睡眠不足
良質な睡眠が取れていないため、朝起きて眠気が残っていたり、スッキリしない、あるいは疲れを感じます。
眠っていても人は思考を働かせており、それが夢です。

4:間違った食事
脳のエネルギー源はブドウ糖です。
バランスの悪い食生活をしていると、ブドウ糖が足りず脳の栄養不足へ繋がります。また、脳疲労により正常な判断ができなくなり、本来分かるはずの“生命活動に必要な食事量”をはるかに超えた過食へ繋がります。

画像1

頭皮をほぐすと脳が癒され、「生きる能力」が再生!

疲弊脳(※1)を再び健幸脳(※2)に戻す、素晴らしい方法があります。

それは、五感を心地よく刺激すること。

脳が活性化し、本能の力が目覚めます。五感の回復に、ぜひお勧めしたいのが「頭皮マッサージ」です。

脳が疲弊し、心や体に不調がある方は、頭皮がカチカチに固まっています。
頭皮は脳に最も近い皮膚で、しかも頭には筋肉がありません。ゆえに頭皮には、脳の状態が反映されやすいのです。

頭皮をほぐすと、脳の血流が促され、脳が癒されるとともに、正常な欲求・正常なホルモン分泌・正常な日常生活を取り戻せます。ゆえに健康で幸せな状態への近道となります。

不眠症の症状に当てはまる方はぜひ一度、頭皮マッサージを試してみてください。

※1 疲弊脳…脳が不快なストレスと判断した場合に、間脳は過剰防衛指令を発する状態。
※2 健幸脳…脳がストレスを快と判断した場合に、間脳はストレスを些細なものと判断し、全身に対して、体を元気にする指令を発する状態。

-----------------------------------
この記事は フォルム・ボーテ 野口晴香 が書きました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?