見出し画像

乾燥による「パサパサ髪」の対処法

お肌だけでなく、髪にも悪影響をもたらす「乾燥」
水分量が低下した髪の毛はパサパサとした手触りになり、長く放置しておくと枝毛や抜け毛をおこしはじめます。そうなる前に原因と対処法を知っておき、備えておきましょう。

乾燥パサパサ髪になる原因と対策

① シャンプーによる乾燥
お店で市販されているシャンプーは、合成界面活性剤という刺激の強い薬品が配合された洗浄力が強めなものが一般的です。しかし髪に必要な水分や油分まで洗い流してしまうので、パサパサ髪になりやすい傾向にもあります。
髪は「水分」と「油分」のバランスを保つことが大切で、水分を含むとツヤツヤになり、さらに脂分を加えてあげるとツヤツヤ度に磨きがかかります。
なるべくカチオンフリーで低刺激なシャンプーを選ぶことがおすすめです。

② エアコンによる乾燥
エアコン暖房でも髪は乾燥してしまいます。水蒸気を発しないエアコンで室温を高めると「相対湿度」とも呼ばれる湿度そのものが低下するので、空気中の水分を髪に蓄えられないばかりか、髪からも水分が放出されてパサパサになってしまいます。
冬でも髪を乾燥から守るには、まずは加湿することに気を配りましょう。自宅の部屋であれば50~55%を目安にすると良いです。さらに洗髪時のシャワーの温度は、ぬるま湯を心掛けましょう。頭皮、髪表面のキューティクルへの刺激を少なくすることで冬場でもダメージを防げます。

③ ヘアカラーやパーマを繰り返すことによる乾燥
ヘアカラーやパーマはオシャレを楽しめる反面、髪にとっては刺激になっているものです。特にセルフカラーの場合は髪の状態に関係なく市販のカラー剤を全体に塗ることになるので、非常に髪が傷みやすくなります。プロが行う場合は髪の状態を見ながら施術するので、ダメージを軽減することもできます。
当店では、カラーやパーマ前に「素髪ケア」を行うことにより、薬液から頭皮を守りダメージを最小限に抑えます。

④ 紫外線による乾燥
肌の日焼けと同様に、髪や頭皮も日焼けし、刺激を受けます。紫外線でキューティクルが剥がれると、ツヤはなくなります。そして水分も抜けやすくなるので、どんどんパサパサ髪になっていくのです。
紫外線から髪を守るには帽子をかぶったり日傘をさしたり、髪用のUVスプレーなどを使用することで予防できます。

⑤ 間違ったお手入れによる乾燥
シャンプーの流し残し・髪の乾かし残しは地肌トラブルを引き起こし、さらには髪がパサパサになる原因になります。
髪が濡れたまま寝ると摩擦が生まれ、キューティクルがはがれやすくなります。

⑥ 毎日のヘアアイロンやドライヤーによる乾燥
やはり熱を加えることは髪のダメージにつながります。ドライヤー前はなるべく熱から守るトリートメント剤を使用したり、熱を当てすぎないよう低温モードも使い分けましょう。

肌にも髪にも乾燥は命取りになりますので、なるべく日々対策して、水分バランスを保てるように意識してみてくださいね。

-----------------------------------
この記事は フォルム・ボーテ 野口晴香 が書きました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?