狭窄症

腰部脊柱管狭窄症の病態について書いた記事です。
痛みを感じる動作を繰り返し無理に行うことは禁物です。

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腰部脊柱管狭窄症は、脊柱と言われる神経の通り道が狭くなったり歪んだりすることで、神経が周辺組織に圧迫されてしまう状態です。

【症状】

症状は狭窄部位や状態で異なります。
特徴的なものは間欠性跛行(休む・姿勢を変えると下肢の痛みが消える)で、脚や臀部の痛み、しびれ、などです。

【狭窄症の経過】

変形性脊椎症・腰椎椎間板変性症・すべり症など元になる疾患があり起こるため、
経過は様々ですが、変形・変性が根本であるため再生は難しいです。

【脊柱管狭窄症になったらどうなるのか】

よほど症状が強い場合を除き、進行を防ぎ腰を守っていく保存療法から開始します。
軟性コルセットの装着や注射など使用して治療していきますが、すべりの進行を防ぐために柔軟性や筋力を補うことが必要です。
(重症の場合は手術で徐圧することもあります。)

腰への負担を減らすため、
・背中や脚の柔軟性改善
・適切な体幹〜下肢トレーニング
を行い機能を高めることが望ましいです。
これらは、手術になった場合も回復を早めます。

その際は、マニュアル化されたメニューではなく、あなたの体の状態にあった適切な指導をしてくれる場所でメニューを組まれることをお勧めします。
リハビリに行かれている方はその病院などが良いでしょう。

人の身体は千差万別で、これさえやれば大丈夫というものはありません。
ネットの偏った情報によって症状が悪化してしまった方も多く見ています。

これから先も付き合っていく体のこと、ぜひ大切になさってください。

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