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自分の才能に迷った時、子供の頃の「好き」を掘り下げてみる

こんにちは!
株式会社フォークでWEBデザイナーのoyamadaと申します。
デザイナーとして色々考える事が好きなので、
こちらのnoteではいろいろデザイナーとして培った
デザイン思考的に色々深掘って考えた事を綴っております!

ところで、近頃、会社に新入社員の方々が入社され、
自己紹介などで
「子供の頃、絵を描くことが好きでした!」という言葉を聞き、
「私も子供の頃、そうだったなあ〜」という具合で
デザイナーになりたての頃の初々しい昔の自分を思い出し
あの時のフレッシュな気持ちが蘇ってきます。

夢やワクワクを持ちながら仕事をしたいと思いつつ、
忙しい目の前の作業に追われ、楽しいと思えなくなる時もありました。
それこそデザイナーになりたての頃は、
「もしかしたら、自分にはこの仕事が向いてないんじゃないか?」と
思って落ち込む事も正直ありました。

そんな時、私は思考を原点に戻し、
「私はどうして、デザイナーになったのか?」
というように原点に戻って考えたりすることがあります。
夢やワクワクを持って仕事をしていたあの頃の感覚に…

子供の頃からモノづくりが好きでした

ここで、ちょっと私の子供のころの思い出話。

私は子供の頃から、工作でよく遊んでいました。
何か作っていると、「この子、何やってるんだろう?」
と友達が集まって来ました。
画用紙に絵を描いていると、
「何描いてるの?あ、上手!私にも描いて〜」とその子の自由帳に
リクエストを聞いて絵を描いてあげたりしていました。

この子供の頃の私の気持ちを振り返ってみると、
子供の頃の私は恥ずかしがりやで
自分から友達に声をかけたりするのが苦手でしたが、
絵を描いたり、工作でモノづくりをしていると
友達や先生、両親が褒めてくれたりしたので、
誰かを喜ばせる事ができて嬉しくて、
絵を描いたり、工作を作るのが楽しかったんだと思います。


私がデザイナーになろうと思ったきっかけ

私が絵を描いたり、工作が好きだった理由、それは
ただ単純にモノづくりの作業が好きというよりも
「私の描いた絵や作ったもので、他の誰かを喜ばせたい」という
自らの純粋な欲求が理由だったことが
子供の頃の「好き」を深掘りしていって気が付いたことでした。

自分のために絵を描いたり作ったりするよりも
友達のお誕生日カードとか、コンクールのポスターとか、
「他の人のため」という目的があると
俄然、創作作業のやる気が出ていました!

高校卒業後、自分の進路に迷った時に、
私は「本当に私がやりたい仕事って何だろう?」
そんな問いを自分に投げかけ、導き出した答えは、
子供の頃の「好き」を掘り下げて出てきたものでした。

子供の頃も、大人になった今も変わらず
モノづくりで誰かを喜ばせたりワクワクさせたい!

それから、自分が出した答えを信じて歩み、
途中、挫折に近い感覚も味わったりしながらも、
今もこうしてデザインの仕事で
モノづくりをこれまで続けられることができております。

そして、時々、自分に問いかけてみます。
デザイナーになった今もモノづくりで
誰かを喜ばせたりワクワクさせたい気持ちはありますか?と。

まだ、あの頃と変わらない答えが返ってくる限り、
私はデザインの仕事を続けようと思っております!

一人の少女の成長する過程を描いた映画に号泣

最後に、自分の才能に迷ったことがある時に観たら、
もしかしたら勇気づけられるかもしれない映画をご紹介!
その映画は、誰もがご存知?かもしれない
スタジオジブリアニメ「魔女の宅急便」です!

私は、公開当初、当時小学生でした。(年齢バレる?w)
子供の頃、まだ世間に出て「仕事」なんてしたこともなかった時ですよ、
初めてこの映画を観た時は、キキがホウキで空を飛べなくなった理由や、
再び飛べるようになった理由なんて考えもしませんでした。

しかし、大人になって、仕事をするようになって、
仕事が思うように上手くいかなくて苦しい時、
「自分には、やっぱりこの仕事向いてないんじゃないか?」って
自分の才能が信じられなくなっていた時を経験すると、
キキの葛藤やスランプ時期のホウキで飛べなくなった理由を
なんとなく親身に感じて、自分に置き換えて考え、
「魔女の宅急便、こんなに深い話だったのか~」と
キキという一人の少女の成長に感動して大号泣してしまいました。

大人になってから昔みた映画をもう一度見直してみると、
自分の経験値も増えて、違った視点や解釈で観ることができますよね。

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ここからは、ちょっと「魔女の宅急便」のネタバレになりますが、
私の個人的な主観の解釈でキキの成長を観てみると、
キキは生まれ持っての魔女の血で空を飛ぶという才能を持っていましたが、
修行の旅に出てから知らない土地で、
自分の才能を活かして生計を立てている人に出逢い、
「自分には空を飛ぶことしかできない」と自分の才能を軽視していましたが
スランプでその才能を失ってみて、改めて、
「空を飛ぶ」という才能が自分にしかできない大切な才能で、
その才能を取り戻す事で、友達を救う事ができ、
少しずつ自分のアイデンティティが確立されて
自信を持って社会との関係性を持てるようになったのだと感じました。
今、思うと、13歳で、知らない土地で
自分の才能を活かして立派に生きているキキ、なんて立派なんでしょう!

また、ホウキで飛べなくなったキキにアドバイスする
絵描きの少女ウルスラの言葉もとても感慨深いものが多かったですが、
このままだと話が終わらなさそうなので、
今日はこの辺で終わりにしたいと思います~

もう観た人も、まだ観たことない人も、良かったら観てみてください~
私もまた、「魔女の宅急便」観たくなってきました。

長文でしたが、読んでくださり、ありがとうございました!

写真引用元:スタジオジブリ公式サイトの静止画から使用させて頂きました。https://www.ghibli.jp/works/majo/



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