『カビゴンLOを絶滅させたい』 カビゴンLO上位互換ピジョットコントロール『ねたみこがす連打』
今回はピジョットコントロールを使用してシーガル仙台駅前店で行われたシティリーグS3に参加してベスト8となりましたのでデッキの採用カードの理由や使い方を説明してみようと思います。(優勝したかったな。。。)
今回実力不足でトナメ1没ではありましたが手札事故さえなければ勝ちにいけるデッキタイプであると思ってます。
無料分では大体の使い方を説明して有料部分で詳しい解説を行います。
初めましての方向けに自己紹介をさせていただきます。
仙台市で営業しておりますゲーム&カードショップOMITSU仙台原町店(@tcgomitsu)公認のポケカYouTuber『あてっさろいばろわ』のメンバーふご(@forhereorhugo)と申します。
僕は主にコントロールデッキを使用しているコントロールエンジョイヤーです。
戦績としてはシティ準優勝、ベスト8×2と優勝はしてませんがそこそこの成績はあります。
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使用したリスト
今回使用したデッキのリストはこちらです。
こちらのデッキは所謂ピジョットコントロールと呼ばれるデッキタイプです。
山札切れを狙う事とサイドを取り切るプランを選べるためストレートなカビゴンLOではなくこちらのピジョットコントロールを使用しました。
カビゴンLOがTier上位にいる事もありミカルゲの採用が増えると予想しストレートなカビゴンLOよりピジョットコントロールの方が強いと感じます。
自分でもミカルゲを採用出来ますし。
レントラー2枚とかがやくリザードンでサイドを取り切る事が出来る点が気に入っています。
この構築ですとイーユイexのねたみこがすを連打する事で早期に決着をつける事が出来るのが1番の強みです。
今回のマッチング
予選
1回戦目
リザードンex ビーダル
相手の方がLOと対戦するのが初めてだったのかビッパとホシガリスを展開してくれたためビーダルに進化したタイミングでビーダルを縛ってねたみこがすループをして制限時間8分残しでLOで勝ちました。
相手の方のプレイ速度が早ければもっと早く山を削れます。
2回戦目
アルセウス ハッサム
アルセウスVが出てきたためサイドを取り切るプランかなーと思ったらまさかのストライクをベンチに出したためLOプランと迷いました。
この方もビッパを展開したためLOのプランを意識しつつ隙があればサイドを取るつもりではありました。
ミカルゲもベンチに出されてしまい早々にロトムVが置物となりましたがピジョットexがいるため安心はしました。
残り時間わずかの最終局面で番が帰ってきたら野党とねたみこがすでワンチャン勝ちかと思っていたらお相手がナンジャモを使用し何故か手札を山札と混ぜてしまっていてジャッジを呼ぶ事になり色々ありサイドペナルティ3枚と延長5分をいただきLOで勝ちました。
正直環境外デッキと戦う想定はしていないため難しい対面でした。
3回戦目
ロストツールボックス トドロクツキ かがやくリザードン
お相手がキュワワースタートだったためカビゴン、ポッポ、ロトムVと順調にベンチに展開して2ターン目にピジョットexに進化してミストエネルギーをピジョットexにつけました。
ロストと対戦する際は基本的にはマッハサーチで最優先で持ってくるものはミストエネルギーです。
トドロクツキexが採用されている可能性とデヴォリューション警戒なので怠ってはいけません。
キュワワースタートの時点で数ターンはもらえると思うので余裕はあります。
お相手がミストエネルギーがついている事を忘れてキュワワーにエネルギーをつけてデヴォリューションを使用されたため1ターン無駄になりビワ、野盗三姉妹連打してミラージュゲート、入れ替え札、ロストスイーパーをトラッシュしてねたみこがすでLO勝ちでした。
こちらの対戦も残り時間が5分以上余っていました。
4回戦目
リザードンex ピジョットex
チーム字卍のわくりゅうさんとの対戦でした。
お互いにデッキがバレている中でLOデッキへの立ち回りがとても上手くこの日1番楽しかった対戦でした。
結果的には投了をいただきましたが勝ったと言う実感は全くなく終始関心してしまう上手プレイヤーでした。
リザデッキでカビゴンが採用されているLOデッキに対する立ち回りに関しては後述します。
5回戦目
カウンターカイナ
こちらの対戦においては弱点でワンパンされてしまうピジョットexを出す事が非常に難しく迷った挙句にストレートなカビゴンLOの動きをする事にしました。
エリカの招待を4回使用しましたがテツノカシラexを呼び出せず最後は諦めてサイドを取り切られて負けました。
お相手の方にデッキがバレていたらしく非常に苦しい戦いでした、、、
正直このデッキと戦う時はテツノカシラexをトラップ出来るかどうかの対戦とはなります。
有利のように見えて有利ではないです。
本戦1回戦目
リザードンex アルセウス ピジョットex
じゃんけん負けで先攻を取られてしまった事と初手大事故によりポッポにリバーサルエネルギーをつけてなかまをよぶでロトムVとポッポを展開しましたがお相手の手札に全て揃っていてピジョットex、リザードンex、アルセウスVSTARが順当に全て進化されプライムキャッチャーでロトムVを呼び出されてこだわりベルト付きでワンパンされて展開が遅くなりサイド4枚取られていたため残り時間数十秒のところで投了しました。
時間切れで負けるのは恥なので。
クチートを抜いた事が良くなかったかなと反省しました。
シティリーグS3はトナメ1没ベスト8となりました。
基本的な回し方
個人的な見解としてストレートなカビゴンLOも同様なのですが現環境においては前提としてじゃんけん勝ったら先攻を取ります。
先攻を取る理由としては先攻を渡したくないデッキが多い事とバトルVIPパスがなくなった今は後攻を取るメリットが特にないためです。
先攻を取ってロトムVのそくせきじゅうでんをして手札を潤沢にした方がやれる事が多くなると思います。
1ターン目に使うサポートはペパーなどではなく出来る限りビワが強いのでここを理解するとより先攻を取るメリットが大きいと感じていただけると思います。
特にピジョットexに進化させる都合上先攻が有利です。
先攻1ターン目の目標としてはポッポとロトムVを立ててそくせきじゅうでんで3枚ドローしてターンエンドです。
ロスト系統にはポッポ2面立てられると安心出来ます。
おとぼけスピットでポッポを取られると難しくなるので。。。
手札が良くなくても最悪先攻2ターン目にペパーを使う事が出来ればふしぎなアメと森の封印石を持って来ればピジョットexに進化させる事が出来ます。
ピジョットexは逃げ0なのでヒーローマントか勇気のおまもり付きのイーユイexのねたみこがすを使用してボタンで回収で数ターン連打出来るのでかなりの枚数山札の破壊が出来ます。
こちらのループ方法も後述します。
特にリザードンexデッキはこちらがサイドを取らなければ180ダメージしか出ないためイーユイexが気絶する事なくねたみこがすループで山を削りきれます。
前述したように今回のシティリーグ予選でも制限時間8分残して山を削りきる事もありました。
現環境はフトゥー博士のシナリオが採用されているデッキが多いため縛ってドローゴーで勝つプランより早く山札切れを狙えるためオススメのプランです。
ワンパンされない対面であれば積極的に山札を削りに行きます。
カビゴンLOが投了してもらう前提のデッキと言われますが上位互換のピジョットコントロールならばそんな事は無いです。(そもそもストレートのカビゴンLOも25分以内に終わりますが。。。)
採用カード
ロトムV 2枚
初手にロトムVが出せないと終わりのデッキなので必ず2枚採用しましょう。
サイド落ちしてる場合ペパーでヒスイのヘビーボールをサーチすること自体がもったいないので1枚採用は甘えです。
レントラー 2枚
1エネ180ダメージのお手軽アタッカー
環境破壊上振れルギアを重く見ているのとシャクヤのようなサイドから救出出来るカードがないので2枚採用です。
このカードでサイドを取りに行くので1枚採用の場合サイド落ちでもう終わりなので必ず2枚採用です。
リバーサルエネルギー 2枚
こちらもレントラーとセットなので2枚採用です。
1枚採用は甘え。
かがやくリザードン
サイドを取り切るために絶対に必要なカードです。これの原案はこちらです。昔の僕なかなかセンスあるな。。。w
ヒーローマント
エーススペックはストレートなカビゴンLOの場合だとヒーローマントかプライムキャッチャーの2択になります。(個人的にはプライムキャッチャーかな)
しかしピジョットコントロールの場合はヒーローマント1択です。
理由としてはピジョットexに付けた時のHP380が環境に合いすぎてる事。
バーニングダーク2回の360を耐えれます。
レントラーにつけて2回攻撃が出来る事が挙げられます。
ストームダイブ220を耐えます。
チェレンの気くばり
採用した理由としてはモミがレギュ落ちしてしまったので擬似的に回復を行いたかったためです。
ポッポをあらかじめ2体出しておけばダメージが乗ったピジョットexを回収してあらかじめ出しておいたポッポを進化させてそのダメージを無かったことにする事が出来ます。
フトゥー博士のシナリオとの差別化ですがピジョットexにヒーローマントとミストエネルギーをつける事が多く再利用したいと考えてチェレンの気くばりを採用しました。
カビゴンLOを重く見る場合だとフトゥー博士のシナリオの方が汎用性は高いとは思います。
まけんきハチマキ
かじばのいっぱつと迷うところではありますがサイド1枚になった時にしか使えない点と番の終わりにトラッシュしないといけない点が絶妙に噛み合いが悪く2度以上使える可能性のあるまけんきハチマキを採用してます。
またアローラロコンVの時にまけんきハチマキ付きのレントラーでワンパン出来るのも強い点だと思います。
進化されてしまうと基本勝つのが難しいので。
ピーニャ
ルギアに対して強いカードでカビゴンLOを使用する際は大体2枚採用を基本としていたのですがピジョコンの場合は殴り勝てるプランがあるため最小限の1で事足りました。
環境に特殊エネ依存のデッキがほぼいないので必然かなと思います。
ハイパーボール
ストレートなカビゴンLOの場合だと必要のないカードですがピジョコンの場合ピジョットexやレントラーをサーチ出来るカードとなるため必ず1枚は入れたいです。
また対面で必要のないカード、つまり基本エネ主体のデッキに対するピーニャなどを事前にトラッシュしておく事でナンジャモやジャッジマンなどで山札に戻る事が無くなるのも評価は高いです。
エリカの招待
シティリーグ前日までエリカの招待を1枚で練習していましたがサイド落ちした事を考えると甘えだと考え2枚採用にしました。
カウンターカイナ相手にもエリカを連打する必要があるため2枚は必須だと感じました。(当日はカウンターカイナに負けましたがw)
シンオウ神殿
こちらはリバーサルエネルギーと相性は悪いですがルギア、ロスギラに採用されているジェットエネルギーやアルセウス系統のダブルターボを無効化させる意味でも2枚は必要なカードです。
不採用カード
ルアーモジュール
毎度言っていますがこのカード圧倒的に弱いです。
これ入れてるカビゴンLO使いは速攻で抜いた方が良いカードです。
コントロールデッキにおいてカードスロットを節約して如何に強く使えるカードを入れるかを考える必要があるのにルアーモジュールは3枚しか見えないカードなので現実的に弱いと感じます。
それこそ上振れ狙いすぎのカードだと思います。
長くカビゴンLOを使っていれば分かると思います。
ともだちてちょう 2枚目
出来れば2枚目が欲しいですがエール団の応援を優先したため削りました。
1枚でも十分ではありますがビワがどのデッキにも入りうる環境のため難しいですね。
マンタイン
レギュ落ちしたやまびこホーンの代わりとして採用される事が多いカードですが基本入っていると思われているためトラッシュはしてこない事が多い事とスタートした時がとても弱い事も不採用にした理由です。
まけんきチョッキ
ヒーローマントをレントラーに付けた場合、ピジョットexが280で倒されてしまうため擬似的にヒーローマントの2枚目のように使えるチョッキはやはり優秀です。
枠がなく仕方なく不採用にしました。
これは必ず入れた方が良かったなと感じました。
ナナミの手助け
現環境はナナミの手助けを使う隙を与えてくれないですし仮に隙があったとしても結局サイドを取らないといけない事が難しいため不採用です。
アルセウスフォン
ナナミの手助けと合わせて試してみましたが結局山札の上に何があるか分からない以上メリットとデメリットがある事、そして使用したターンにそのサイドから拾ったカードを使えないため不採用です。
山めくってシマボシなど後に必要になるであろうカードだったらアルセウスフォンが無駄になるからいらないカードです。
では簡単な説明はここまでとしてこれから各対面に対しての回し方を書いていきます。
最後にクリムゾンヘイズ環境後にこのデッキタイプを使う場合に採用したいカードや変幻の仮面収録のカードの現時点での評価と現カードプールで相性の良いカードを紹介しますので興味のある方は是非読んでみてください。
急ぎで書いたので色々追記もすると思います。
無料部分を読んでいただきありがとうございました。
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