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マンリー・P・ホールについて

豪華な美術本とかを出版するタッシェンから、マンリー・パーマー・ホールのオリジナルに非常に忠実な再販が出された。価格は500ドル。とても美しいので手元に置いておきたい。それくらい美しい本である。

マンリー・パーマー・ホール(1901年3月18日-1990年8月29日)はカナダの作家、講演家、占星術師、神秘主義者。70年にわたるキャリアの中で、何千もの講演を行い、150冊以上の本を出版したが、その中で最もよく知られているのは今回再販された『The Secret Teaches of All Ages』(1928年)である。

すでに時代遅れになっている知識の部分やホール自身の陰謀論などを除けば、この本は、おそらくこれまでに書かれた中で最も包括的で完全な秘教百科事典であるという。本書がカバーするトピックの広さには目を見張るものがあり、マンリー・P・ホールはこの本の中で、読者が想像する以上に多くの難解なテーマのエッセンスを抽出することに成功している。薔薇十字教とその他の秘密結社、錬金術、暗号学、カバラ、タロット、ピラミッド、黄道十二宮、ピタゴラス哲学、メーソンリー、宝石学、ニコラス・フランメル、ウィリアム・シェイクスピアの正体、トト・ヘルメス・トリスメギストスの生涯と教え、カバラ、ヒラミック伝説、セフィロトの木、神秘主義キリスト教を網羅し、200以上の図版が掲載されている。秘教的知識を探求したい人には必読の書とのこと。

マンリー・P・ホールの好きなエピソードがある。

1920年代初頭、カリフォルニア州ベンチュラ郡の油田を管理する家族の一員であったキャロライン・ロイドとその娘エステルは、収入の大部分をホールに送金し始めた。これらの資金をもとに、ホールはヨーロッパとアジアを旅行し、それらの地域の人々の生活、習慣、宗教を研究した。1930年代初頭にロンドンを訪れていたホールは、サザビーズの競売代理人から、錬金術と秘教に関する貴重な書物や写本のかなりのコレクションを入手した。キャロライン・ロイドは1946年に死去し、遺言でホールに家一軒と現金1万5,000ドル、そして今後38年間、年間約1万ドルと評価される一族の油田株の一定割合を遺した。 

マンリー・P・ホールは「本物の」錬金術師だったわけだ。あとものすごい美形だ。

イケメンだ

ホールはフリーメーソンのメンバーであった。サンフランシスコのメーソン・リサーチ・グループのパトロンとして、メーソンに入会する以前から数年間、同グループに所属していた。1954年6月28日、ホールはフリーメイソンとしてサンフランシスコのジュエル・ロッジNo.374(現在のユナイテッド・ロッジ)に入門し、1954年11月22日に昇格した。1973年12月8日、ホールは哲学研究協会(PRS)で行われた式典で、スコティッシュ・ライト最高評議会が授与する2番目に高い栄誉である33度のメイソンに認定された。

なんか良くわからないけど登り詰めているのだな。

ヤバ眼なイケメン


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