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秒でフラれた話

もちろん会って直接話すんだけど、お友達へのお手紙的な感じで記しておきます。画期的な変化を体験しているよ。。。
端的にいうと:
6月30日に出会った男の子に7月3日にフラれた。現在、フラグへし折り脈なしである。

1ヶ月ほど前から、なんとなくセクシーな異性とデートしたいと漠然と願っていて、でも行動するわけでもなく、だがその間はとにかく心身ともに身軽にというか、自己ヒーリングを進め余計なカルマや生きてきた中でべっとりと付着したもういらない残留物などを全て捨てまくり、エネルギーを求めるバンパイア達(まあ嫌な思い出のある人々ってこと)の残像には、無限のエネルギーをしこたま送り込んで、もう腹パンで誰からも取ろうなんて思わない。。。!というようなイメージを繰り返し行っていた。

そうこうしているうちに、とても調子が良くなって自分イイネ!って感じで別に何も起きないけど楽しく毎日を過ごしており、まあ相変わらず引越しは全く進んでいないんだけど7月入ったら俺本気出す。と思っていた、ら。

突如として、珍しく「あーこの人と仲良くなりたいなー」と思った人と会う機会が訪れ、初めて会ったんだけど話しやすくてすごい自分自身でいられる感じで楽ちんで、キモい感じがなくて一緒にいてすごく楽しかった。もちろん恋愛的な気持ちは特になく、というか彼がとても特別な人なんだろうな、と思ったし、こんな素敵な人と楽しく時間を過ごせてなんて幸せなんだろう、、、神様ありがとう、、、全宇宙に感謝、、、とか思っていた。私はその人にリスペクトを抱いているので、boudarie をわきまえて、その人は素敵で良い人だから誰とでも楽しく過ごせるんだろうし、個人的に受け取ってはいけないのだ、今日の今この瞬間楽しいってだけで最高に感謝、本当にそれしか思ってなかったんす。まじで。

そしたら1日の終わりが近づくにつれ、その人はどうやら私に性的な好意関心をも抱いているようだということが判明し、ローコンテクストな私は「ちょっと聞きたいけど私のこと可愛いって思ってる?」と直接聞いたら相手は笑ってた。会った時から、的な感じのことを言われて私はとても嬉しくなったけど、ちょっと混乱もしていた。好意を持っていないとそんなに長い時間を一緒に過ごそうとも思わない的なことも言ってて、自分が素敵だなと思う相手が自分のこと素敵だと思ってくれる、というのはすごく幸せなことでぶっ飛ぶし、だいぶ長い間、アンテナにピンと来るほど「この人ステキ!」って思う異性(つまりデートしたいと思う人)が顕れなかったので、これはすごいことだと嬉しかったけど、でもでも、今考えたらものすごく冷静に混乱していた。だってまだお互いのこと何も知らないのに?って。あなたのことはステキだと思うけど何も知らないよー!っていう感じで。でも、私はナルシシストだから、自分のこと分かってくれる人が大好きなんだよね。えっ!旦那お目が高いですね〜、分かりやすく並べてないんですけど、私って結構ステキなんですよ、って感じで。

私は好意をすぐに抱くけれど、それは恋愛感情とはちょっと違う?回路のような感覚がある。なぜならそれは老若男女に対して抱くからだ。恋愛までは発酵期間が必要なのだ。これまで生きてきて、一回だけ最高の恋愛をしたんだけど、それはお互い異性として魅力的だと思い合っていてもそれを口に出すことはなく、ただ一緒にいる時間が自然と増えて楽しく遊んで親友!という感じに仲良くしていて、半年後に二人とも好意が爆発して、お互いが好きなことを伝えあってフィジカルにも結ばれ、とても素晴らしい愛を育んだ。結局一緒にはいられなかったけど、それでもお互い一生愛しているし大切に思っているし、連絡を取る必要すらもない。だから私は、パートナーとして誰かを好きになるには時間がかかるんだと思う。反してワンナイトスタンド的な、瞬間最大風速的な出会いもたくさん経験したけれど、みんなその時は最高にステキで楽しかったにしても、私はそれを恋愛というカテゴリーには全く入れてない。だってそれは人とのコミュニケーションというより、旅行の思い出や風景みたいなものだから。

つまり、相手はそういう人なんだと思う。瞬間最大風速で生きていて瞬間を豪速球で紡いでいる、ような生き方をしていると思う。それはその人にとって純粋な方法論だし瞬間的に縁を感じればそれを探り、それが必要ないと感じれば冷徹に切り捨てるのだと思う。そうしないと無駄なものが増えていくから。そしてそれは、別に誰を責めるべきことでもないし、単に少しだけ交差できるかもと可能性にベットしてギャンブルしたけど、残念今回はハズレでしたってだけのことなんだと思う。お互いに。

で、もさ。
フィジカルな体験をすると、「とても仲良くなった」と私は感じてしまう。これは自分をオープンにしていいってことか?と思っちゃう。だって私は、そんなふうに簡単にフィジカルな領域を越えないから。自分のことは開示しないで相手のことばっかり話してることを、彼は自分で気づいているのだろうか?合気道的な生き方。これは文化的な相違による結果である。国際結婚に離婚が多い理由だよ。異なる文化圏の人間同士は、愛情と好奇心によってその差異を乗り越えていく、または妥協点を探していく。そうするまでには至らないというか、興味を持ってもらえなかったのは、受け入れるしかない。

私は緊張してしまった。
私は不安だったと思う。
恋心を生み出そうとしてしまった。
別にまだ好きになってないのに!
もっと知ってもらわないと!と駆り立てられていたし、相手のことより「これ恋キタ?」的なシチュエーションに酔っ払っていたのだと思う。私はそのような状態になると吟遊詩人みたいになる。とにかくこの呼吸全てを愛の歌に変えてお伝えいたそう、みたいな。笑 んで書いてて気づいたけど、それ別の男性にやられて(ラブレターを送りつけてくる)、それは私を思う気持ちより自分で気持ちよくなってる感じがウザくて、結局最後まで読んでもない、って度合いは違えど自分も同じじゃん、ってわかった。好きじゃなきゃラブレターもらっても嬉しくないんだわ。forceful だったのだ。呪術はダメだ。私はステキなことが起きて舞い上がっていたんだわ。 でもすごく楽しかった。2日ほど疑似恋愛脳になり、その次の日友達に会って喋ってやんばるの森に行って、すごくチューニングされて「自分のことやろう」って思った。もう相手には十分に自分の情報を与えたので、もう自分のことをやろう、と。そっからどうなるか、何か関係に発展するのかはもう神のみぞ知る、でも私は何をどうしたいのか、天命というものがあるとすればどのように行動をしていくのか。

で、オチとしては:
めっちゃ分かりにくいけど分かりやすい形で、「領域boundariesをわきまえろ」というメッセージを伝えられた。行動としては沈黙が正しいけれど、最後のメッセージとして、気づいたし反省するし嫌な気持ちにさせてたらゴメンと謝った。それで終わり。私が謝ったところで相手の気分が良くなることでもないのは分かっている。謝罪が意味をなす関係性に至る前に切られたって感じか。つまり現状友達にもなれないってこと。そこは辛いので、ハートブレイクを存分に味わうことにする。

まあ、誰かを追いかけるとか向いてないし、人の気持ちはコントロールできないし、合わせないといけない難しい人より、私が自分自身で楽しく自分のことやって、その私の行動が相手の状況や心境にピッタリなので結果的に一緒にいられる、という方がいいや。と理解できたので本当に良い体験でした。まあ願うと叶うので、次の願いを相変わらず漠然を抱きつつ、次のフェーズへ向かいたいと思っている今日なのです。

本日入れて計5日で終わった、謎ストーリーでしたん。


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