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ひこばえ【蘖】切り株から出た芽。

 桂(かつら)の木の根本(ねもと)から出た芽が、暑すぎる夏で何とか9月まで我慢していたのでしょう。

明らかに水分不足です。植物は動けないし、声も出ない! 後の痛手にならないと良いけど…

 今朝の犬散です。
"ひこばえ"の漢字は不思議です。

草かんむり+追のしんにょう無し+辛(からい)+木(部首)→「


 ギシギシの葉もしかり…外葉から紅葉…

 夏野菜はまだまだ元気です。
しそがたくさんあってと…知人からしその葉がたっぷり届きました。

オーガニックはもちろん丁寧に作った野菜。そのほんの一握りで山形のソウルフード"しそ巻き"を作る。

本来、花芽が出てやや葉が硬くなった頃が作り時で、やや早い…

材料
粉  1cap
(うるち米ともち米半分づつまたは、だんごの粉)

味噌 1cap
酒  大1
砂糖 1cap
しその葉80枚
揚げ油
竹串

しその葉の裏側の軸の部分に少量置き、くるくる巻いて5個位づつ竹串にさす。

低めの温度の油で揚げる。熱いうちに串を外しておく。

味噌の中にクルミ・ゴマ・唐辛子など好みで混ぜ合わせる。
なお、調味料の加減も家庭によりそれぞれ…です。
知人の姑に教わった田舎レシピ…

ハサミで軸を切ると楽^ ^

揚げるともち米の粉がしその端からプチッと出て、その姿が可愛い。

 用足しの帰り道、稲がすでに黄金色。一瞬、菜の花畑?と見紛う。
関西の知人の情報だと八月の稲刈りをはじめて見た!らしい。

標高と緯度の関係で一ヵ月遅れの当地も稲刈りはまもなく…

日陰のない田圃の稲刈りがどれほど大変か知らされたことがある。

パンの粉を作りたいと簡単に思い、小麦を夏に刈った時、日本は稲作文化が適当だと思い知った。

春先芽の出た里芋を土に返す。水分の大好きな里芋の葉は、大きくなって黄変しました。

土の中の様子は見えませんが気温の変化で植物は悲鳴をあげているようです。

日本はすでに、熱帯ですね。

 ひこばえからどんどん飛躍します。

過去10年の9/1〜/4の温度

最低気温/最高気温/平均気温
1日 25.7  30.5    22.5
2日 25.6  29.9    22.5
3日 25.5  29.8    22.4
4日 25.4  29.7    22.3
(当地)9/4  23    25

本日☔️で寒く感じます。
植物は観察すると顕著に現れます。人間は「暑い、暑い」の連呼です。

 アマガエルの鳴き声は、田圃の水抜きが終わったのか、もう聞こえませんが、虫はこの辺りは10月始めまで鳴きます。

自然の中の人間です。

一ヵ月続いた30度越えの日々。今夜はコオロギの鳴き声をゆっくり聞きながら…

カントウヨメナとカナムグラ


ヤマシラギク


小さな野菊は優しい思い出…

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