イネ科(Poaceae)は、おおよそ700属と8000種が属する被子植物単子葉類の大きな科
イネ科は葉(葉身)が細く、葉の付け根部分が茎を取り巻いて鞘(さや)状になっているのが特徴。
「イネ科は花粉飛散の前(種になる前)に刈り取る」と植木屋さんに教わった。
今しかない!
一雨毎にオオバコの根は大きくなり強くなっていく。踏まれるほど強くなり、白いヒゲ根まで抜かないと種で増えていく。
靴に種が付いて山の中まで広がると聞いた。
今年も草刈りが始まります。夏の家事の一つです。
イネ科は生まれて直ぐ図鑑を見て覚えても生きている間に全部は無理だと知人から聞いた。
身近なイネ科:
フワフワ風に揺れてよく見ると綺麗な色の花粉カモガヤです。
イネ科の花粉症の原因の代表格が、カモガヤだそうです。
注意していると普通に道端で見かけます。
判別が難しくなりました。8000/4で終わります。
今、チャーミングなのはヘビイチゴ。黄色の花と赤い実と黄緑色の葉っぱの色合わせが目を引きます。
花は5mmほどですが愛おしほどキリッと咲いています。
マーガレットもナガミヒナゲシもわずかな場所を見つけて精一杯咲いています。
noteの中でも駆除するよう書いている方がいます。
セイダカアワダチソウも嫌われました。
可憐な黄色の花のクサノウも茎を折るとオレンジ色の汁が出てきます。在来種です。薬草でもあり毒草でもあると言われます。
植物染料として使用し美術館で展示したこともあります。
優秀な染材です。
いつも思う…狭い日本ですが本当に困った事例を知っていますか? 人に害を及ぼしてしまった事例がありますか?食用にする必要がありますか?
地下鉄の出入り口の隙間に一本種が着地し咲いたナガミヒナゲシを迷惑だと思いますか?セイダカアワダチソウも随分染めました。
その植物(セイダカアワダチソウ)が見えなくなった記事を見た事がありますか?
五木寛之氏が車窓からセイダカアワダチソウが咲いているのを見つけ"そう言えば懐かしく思う"と言う意味の文章を見た事があります。
丘が続くスウェーデンなどルピナスが野生化して延々と咲いています。
アレは遠い昔、エジソンがポケットにいつも種をしのばせてどこそこ蒔いていたのだ!とターシャ・チューダーの本で読んだことがあります。
北欧に住んで…タンポポやバターカップの花が咲いて真っ黄色になると夏至際です。
行政が駆除をすすめる団体を後押しする記事もあります。
もう少し鷹揚(おうよう)に自然を見つめてあげて欲しい…のです。
フィンランドではタンポポの花びらでジャムを作ります。
ジャムが作れるほど咲いて手で摘んでいる風景を想像してみて!
上空を流れる雲と降り注ぐ光、野原をそよぐ風とゆっくりと流れる静かな時間、アトリエでは感じることの出来ない自然の中の自分、今、「目の前を通る風や光をカンヴァスに描き込みたい」モネ
現在人々を魅了するモネの絵は実はこのような思いがこもっています。
いろいろ検索してこのオレンジ色はナガミヒナゲシかあるいはそれに近いケシです。
当地は風でさまざまな種が飛ばされて来ます。ヤマユリの種も着地して場所を得ています。
すぐ近くのイネ科の植物を思ってみましょ。
<今夜は満月"フラワームーン"> 2024年5月は、今日23日(木)22時53分頃に満月の瞬間を迎えます。
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