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植物です。コキアあるいは箒木(houkigi)実(mi)は畑のキャビアと言われる・・・

「とんぶり」です。

東北(秋田)の特産物となっています。スーパーでは野菜コーナーで見かけます。

「ホウキギ」「コキア」「とんぶり」が同じものだと繋がったのは最近の事です。

以前ほうき草と言われ、枯れ枝になったものを束ねて「竹ぼうき」より小さな手作り箒を見かけていました。箒を作る草と思っていました。いわゆる外箒です。
竹に比べるとなかなか愛嬌のある枝で箒に表情がありました。

最も家中はロボットが走るし、外はブロアで飛ばしてしまいます。時代錯誤かも…

ところが葉の紅葉はモミジ(赤)やイチョウ(黄)にないマゼンタ(画像)なのです。
茎や実(とんぶり)がトーンになって妖精が座っているような紡錘形が規則正しく並ぶと、丁度ラベンダー畑のようで、近年広大な場所に植えられ眼を楽しませてくれます。一年草です。

これをコキアと呼んでいます。箒にしたのは昔の事でガーデニングで親しまれている・・・驚きました。

実(とんぶり)を食べるのは乾燥して加熱加工するそうですが作業は手間暇がかかるのです。新潟で一度食べた記憶がある程度です。味を楽しむよりプチプチとした食感を楽しんだ気がします。

花がさいて葉の緑色が冴えている時期は殊の外色が美しいと思います。(9月下旬)

花は茎にくっ付いて咲くため分かりにくいのですが、すぐに葉が紅葉してきます。黒っぽく見えるのが実です。(小さな枝の一部)

何方でも楽しめるガーデニングによって植物の捉え方にも変化が出てきました。

夏はひまわり畑を・・・秋にはコスモスを精一杯楽しんでいましたが春から秋まで変化があり、さらに種の収穫後まで一年中季節を感じるのも楽しみです。

私の箒草のイメージもこれらの理由で変わりました。植物と人との関わりや存在価値も変化します。

上部から見た箒草です。(10/12)

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