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自然の中の濃茶に黄緑色は目を惹く。季節の変わり目、珍しく流れに逆らって…

 本を読んだ!本と言うより束になったチラシを見た感…

 かなり前、養老孟司氏が会話の冒頭失敗したと言われ、聞き耳を立てるとある方の本をわざわざ買って(謹呈本が届く中)読んでそう思われる。氏にして然り…

 しかしながら、1500+税が100万部突破!本当?

よく見ると"鴨ブックス"
しかも小さなフォントで著者累計と帯に印刷。

知らない出版社です。
鴨ブックスの代表もこの本の中ほどから(母親と息子に混じって)三者鼎談(ていだん)  怪し…

借りた本です。

"酷いこと。"と思ってしまった。私の読後の思いです。

こちらが流れから外れてしまったのかもしれませんが… 既にこのノリはごめんこうむりたい。

 武田双雲はその母親も熊本県出身である。鴨ブックスの代表も堺市出身です。

世界的な書道家らしいですが、実直な東北の方がこの本に行き当たったら?気分が悪くなるに違いない。

日本列島「の」の字に転地している。四季折々の変化の美しい日本とその文化。人情も押し並べてベタ色ではない。

いわゆる養老氏のおっしゃるところの花鳥風月もない。
いとかなし…

岡潔の名言を中心に生きている。世界的数学者の言葉は尊い…

「人間が人間である
中心にあるものは

科学性でもなければ
論理性でもなく
理性でもない
情緒である」


 マスコミでうけた事が、人の心の隅々まで届いていると勘違いが多い。紙媒体は残るので気をつけて欲しいとも思ってしまった。

 パソコンの字が見慣れすぎて筆(墨)で描いた文字は確かに付加価値がつき現行、新鮮に映るのかもしれません。しかし、芸術性とはまた別もの。

テレビやYouTubeを見ていない人は彼の文字は知らない。
しかし、息子が母親を褒めすぎるのも一般論ではない。

 「育児」の参考にとは個人的に思えない。

育児とは我が子と試行錯誤して日々悩みながら一緒に育っていきます。上手い、下手ではない。
結果はずっとずっと後になってじわじわとわかってくる。

現在、育児真っ只中のお母さま…大丈夫ですよ。子を真剣に思うあなたは間違ってはいない。

親子で手を抜かずに悩むことが子育てだと経験した人は考える。

 確かに書道で自立していらっしゃるのは素晴らしいです。
しかし、これは九州(熊本)独特の家族の話です。

鴨頭嘉人/かもがしらよしと(日本の講演家、経営者、YouTuber)よりに生きるのは正論ではない。

マクドナルドを食べる人は一部の世代で一般的ではない。食事は手で作るものでしょ。

「本」と言うには悲しすぎて…
これはお節介、老婆心です。

 いみじくも、育児書と思って手に取りました。子育ては重要だと思います。その子にとっての時間はその時しかありません。

 真っ白の布や糸を染めることに罪悪感を感じます。染めたように育ちます。母親は一人。

ダンボール何箱も育児書は読みました。

記憶に残る母親は現役87歳の医師、村崎芙蓉子「カイワレ族の偏差値日記 」(文春文庫)

ヴァイオリニストの千住真理子さんの母親(千住文子さん)の子育てです。

すべての子に幸あれ…

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