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「ハナノナapp」を春散歩の友にすると2倍楽しめる 標高450m 馬酔木(asebi)咲く

「風立ちぬ」の作者である、堀辰雄氏が奈良の道を歩いて…

「大和路・信濃路」の「浄瑠璃寺の春」の一節

「この春、僕はまえから一種の憧れをもっていた馬酔木(あしび)の花を大和路のいたるところで見ることができた。」

呼び名はアセビ、アセボ、アシビ、アシミ、アシブ、アセブ・・・と人によって地方によって様々


寒い冬から蕾を付けて春のくる日を待っている

小さなスズランのような花を無数に咲かせるようすが健気


 晴れて…
立体感が出てベル型のカーブがきれいに見えます


茶臼岳
毎朝励まされる


堀辰雄氏が憧れたように、その名前にも、小さなスズランのような白い花にも惹かれる。沈丁花のように場所を知らせるでもない、優しい香りがします。


春一番、木に咲く花を一人で"まだかまだか"と待っているようすを人に告げるのは躊躇する。

心が違っていると悲しいので、秘密にするのが良い。

無理矢理に花を咲かせる訳でもないので一日気温が上がるとアラッ!嬉しい。

寒さが戻るとまた明日!と過ぎていく。

今日は冷たい雨の後、濡れて満開。

ハナノナapp(千葉工業大学 人工知能) に尋ねると花を上向きにすると「ツツジ科」60% と答える。

上の画像 (花が下向き)にする(正常)と正確にわかるらしい。

可愛いappです。

この"ハナノナ"は簡単にダウンロード出来て(無料)便利です。


来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり
水原秋櫻子
(奈良三月堂)

一説に、奈良に馬酔木が多いのは、鹿が食べない(毒)から…だそうです。

機織りの恩師は染色家染織家も男の方でした。ちなみに音は同じく「せんしょくか」

稽古帰りに、四季折々の庭の花を数本束ねて、染めた糸で丁寧に結んでくださいました。

花にまつわる懐かしい思い出…です。

#みんなでつくる春アルバム


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