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TKGは「卵かけごはん(Tamago Kake Gohan)」の頭文字を取った略

 Netflixの「孤独のグルメ」井之頭五郎さんが呟いた"TGK"  はて?

「卵かけご飯」の省略表現が「TKG」です。

「Tamago Kake Gohan(タマゴ・カケ・ゴハン)」の頭文字を取って「TKG」


 日本は鶏卵を生のまま食べても食中毒が少ない衛生管理が行われている世界的に珍しい国です。

それを日本人の主食である飯にかけて食べる卵かけご飯は食文化として定着し、ソウルフードの一つとなっている。

「卵かけご飯」歴史

 江戸時代の中期頃、1805年(文化2年)に浅野高造が著した『素人包丁』には、卵かけご飯に似た料理が載っている。

その料理は「玉子飯」と名付けられており、炊いた飯に溶いた卵をかけて、蓋をして蒸すというもの。

江戸時代の料理書の1つ「素人包丁」 東京家政学院大学附属図書館大江文庫蔵


さらに…

 2019年、日本たまごかけごはん研究所が設立。

たまごかけごはんを食べ比べる「たまごかけごはん研究会」の開催や、たまごかけごはんの 16 種類の作り方を紹介する「TKG Style」の作成などを行っています。

また、全国各地の 90 種類以上のブランド卵を取りそろえる「幻の卵屋さん」を出店。

好みに合わせて、卵を手軽に選んで買える時代になりました。

※TKGは、イセ食品株式会社の登録商標です。

さらに、さらに…
 卵かけご飯の歌もある。

TKGの歌 歌詞

冷蔵庫の片側ひっそり 小さな爆弾が鎮座 E to the G to the Gのスペルで みんな好きだろ fuckin'Jap 物語乗った無線LAN 届けこの shit 夢精卵 味覚より好む戦乱

恭一郎
2015.5.20 リリース


 TKGは卵かけご飯
の頭文字を取った略称ですが、ほかにも、東京個別指導学院(Tokyo Kobetsushido Gakuinの通称と言うのもあるようです。

 井之頭五郎さんが呟かなかったらここまでは検索しなかったでしょうが、作家、久住昌之(くすみ まさゆき漫画原作者)氏のワードと役者に演技を感じさせない自然体に魅了された。

食べ方も潔く引き込まれていく。

 久住 昌之は、日本の漫画原作者・漫画家・エッセイスト・イラストレーター・装丁家・作曲家。

若い日に神田神保町で育んだ思い出が下敷きになっているらしい…

 一人で食べているひともたくさんいて。それで入った店がおいしくて、安かったんです。

それで、ああこういう大人の世界もあるのか、と。そのときの経験が一人で食べる楽しさの元になってると思います。

 私の若い日も神保町で手書きの版下のアルバイトをした思い出があります。朝からモーニングを食べていていた。ホットアップルパイは癖になり…
確かに一人が楽だし、今も鮮明にメニューは記憶に残っている。

打って変わる…

 第169回芥川賞受賞作品の中に早稲田大学の本部キャンパス(大隈銅像のあるところ)を意味する「本キャン」という早稲田弁が、何の説明もなく出てきたことは覚えている。

知的技巧が凝らされた「ユリシーズ」や「失われた時を求めて」のような作品らしい。

今後に期待が持てる作家ともいえる。「長谷川キャリア文章塾 」

本キャン?この本を二度読んだ。一度は短縮語が多すぎて、気になり読み進めません。審査員は皆さん早稲田の出身者でいらっしゃるのかしら?と疑いました。

tkgは笑えるけど、芥川賞は笑えない。せめて、90ページの芥川賞なら注釈を至る箇所に付けてくださると二度読み(iPhoneで略語、英語・日本語共何回も検索)しなくても良かった。読書の若さだろうか?それとも私だけだろうか?

 ちなみに語学の才能豊かな英語圏の人にそのような話しをしたら酷く笑われてしまった。

井之頭五郎さんの「せりふ」はチャーミングだったので、こんなふうに話しが膨らんだ。

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