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自然界のナチュラルな色とデザインは誰が創った?
2fの木製のベランダの隙間に下から眺めると円形のテニスボール位の造形物がぶら下がっているのが見えました。
とっくり蜂(トックリバチ)は、ドロバチ科に属しています。
「ドロバチ」とは、その名のとおり泥や土を使って巣を作るのが特徴。また全体的に、スズメバチやアシナガバチと比べて温厚で、毒性も弱いという種類の蜂です。
そう言えば、黒っぽい虫は蜂だったのだ…と思い当たる。確かに攻撃的ではなかった。
トックリバチの巣作りと子育て
トックリバチのメスは冬になる前に巣を作り、巣の内側に卵を吊り下げます。
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巣を完成させた親蜂は、青虫や蛾の幼虫、クモなどの他の虫を毒針で麻痺させ、生きたまま運び込みます。
十分な量の餌を運び込んだあと、親蜂は巣に蓋をして、巣に戻ることはありません。
春先、卵からかえった幼虫は巣の中の餌を食べて成長し暖かくなると巣を破って外に出ます。
幼虫が孵化したあとの巣は放置され、翌年以降、別のトックリバチに使われることはありません。
この辺り…ツバメがやって来て新しく営巣しないで昨年、その前の年の巣をそのまま使っている例はよく見かける。
随分クールな蜂です。親バチは巣に戻ることはない…蜂の生態ですが自立心のある種です。
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1㎜にも満たない程薄い
見事な技術とデザイン…
親バチも同様に育った不思議
寒い地域を除く本州・四国・九州に生息しています。
腹部のクビレが非常に特徴的で、胸はまん丸、胴体は細長、しっぽの辺りが急に大きく膨らんでいる見た目です。
特徴のある体付きです。
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光モノが好きなカラスの巣は時にハンガーや時代にマッチした素材を集めています。
スズメは枯れ草、犬の抜け毛などフワフワしたモノを好みますがあまり上手く作れないのでヒナを時々落としている。
世界中にはもっと不思議な鳥も多く知られていますが、身近なところでも昆虫が教わるでもない子育てを繰り返している。
そんなことを考えました。
この意図的ではないデザインの色と形は感動もの。
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ここまではトックリバチの巣と考えていましたが、気になりまた検索結果
「コガタスズメバチの巣」でした。もっと驚き!です。
逆とっくり型の形をしたいろいろな模様の巣を作り上げます。
コガタスズメバチの初期巣
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逆とっくり型の巣(初期巣)
コガタスズメバチの女王蜂が単独で巣を作り始める。
春になると越冬を終えたばかりのコガタスズメバチの女王蜂は、樹液やアブラムシがお尻から排泄する甘露をなめて、まずは体力回復に努めます。
その後、コガタスズメバチの女王蜂は5月初め頃から巣を作り始めます。
スズメバチは前年に作られた巣を再利用することはありません。毎年、新たに巣をコツコツと作ります。
女王蜂は、単独で巣作り始めてから2週間もあれば、逆とっくり形の巣(初期巣)を作りあげます。この逆とっくり形であることで巣内が保温され、外敵からの防御にもなるといわれています。
この女王蜂が単独で作り上げた逆とっくり形の巣はコガタスズメバチ特有ですので、他の種類のスズメバチの巣と容易に識別できます。
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蜂の世界はやっぱりミステリアスです。想像もつかない…
実は、玄関先にヤマユリの種が飛ばされて着地して5〜6年花を楽しんでいました。
その花が咲く前、葉の重なっている部分に白と黒のモダンなデザインのアカスジカメムシの幼虫が4匹しばらく住んでいました。
幼虫が成虫になると緑色に赤の縁取りの美しいカメムシになりました。その話は次に続きます。
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