マガジンのカバー画像

つれづれノート

9
運営しているクリエイター

#木喰

読後の思い…

読後の思い…

 ストゥブの熾火(おきび)が消えかかる頃本は読み終わり、87歳の美術家のドラマを閉じた。

 まだ生きつけない、生きつくかどうかわからない年齢の方、それもその生き方に興味をそそる方々の誠を読めることは有り難い (注:存在がまれである、むずかしい。なかなかありそうにない。めったにない)

 東京新聞に連載(1〜105回)されたこの美術家の自伝「この道」は毎日切り取っていまも持っている。すでに八年経っ

もっとみる