シリーズ「自伐型林業」その1 フォレストバンクが自伐型林業に取り組む意義
私たちは徳島県那賀町木頭地区を中心に社有林約2200ヘクタールの森林を管理しています。
鮮やかな赤みが特徴の優良なスギ材が生産され、古くより木頭林業地帯として木材生産の一大産地として繁栄しました。
黄色の印あたりが木頭地区。高知県の県境がすぐそこで、森林鉄道などで栄えた魚梁瀬(やなせ)林業地帯と近い距離にあります。
陸路での木材流通が発展する以前は那賀川に丸太を流して川下へ運んでいた歴史もあります。流した丸太は川縁や岩などに引っかかるため職人が丸太の上に乗って川を下り、