石垣島でAM11：00流しながらドライブしたら、彼女できま～コムカノday26
ジニーと、パチルと別れ、俺たち4人はレンタカーの場所に向かった。ジニーたちは、5万の高級ホテルに泊まるそうだ。さすが、お嬢様たちだ。
しがないサラリーマンの俺たちは、格安のレンタカー「○ッチレンタカー」に決めた。ただ、癖が強かった。
店員がいないどころか、営業所がないのだ。
あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ！
「おれはてっきり、駐車所に担当の人が車と一緒にいると思っていたら、その辺の茂みに放置されていた。」
な、何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何がおきたのか、わからなかった・・
カギつきで、出されている車。どういう状況？？
結構古いタイプだったが、まあ、無事たどり着けたからよしとしよう笑
石垣島のドライブには、HYが合う。
なぜ、HYなのか？そりゃー、HYが沖縄のアーティストだからだろう。
「鎌田、HY流してくれ！」「オッケー！」
夏の太陽照り付けるさわやかな島の昼下がり。切ないピアノのイントロに重なるバイオリンの二重奏。
仲宗根さんの美しい声でAメロが始まった。
それでもいい。それでもいいと思える恋だった。戻れないと知っててもつながっていたくて。
おい鎌田。
それは、悪手じゃろう。
すぐさま、AM11：00に変える。
これはテンション爆上げである。時刻もちょうど11：00を周っていたからだ。夏の海風を思わせるイントロが流れ始めた瞬間、車内にさわやかな窓からの風が吹いた。
「目を覚ましてよ」君の声が僕を包み Yeah
窓を開けて そよ風が君の髪をなびく
部屋から出る 僕の腕をつかみながら 君は
「もう少しだけ」「もう少しだけ」と
僕に君はつぶやくこの世界が闇に染まる前にこの思いを
だからお願い 僕のそばにいてくれないか君が好きだから
この思いが君に届くように願いが届きますように
この日常感とストレートな歌詞がたまらない。ああ、俺ら世代だなあってなるのだ。
そのあとも、オレンジレンジ、大塚愛、EXILEなどDJ鎌田は良い手で流してくれた。
１ 八重山そば「島そば一番地」
優しい味だった。飲み会の締めに食べたい感じ。
２ サーターアンダギー
4個で500円。男気じゃんけんだろう。ただ、俺たちは優しいので、負けたやつが200円。良心的だろ。ちなみに負けたのは中尾。
3石垣島鍾乳洞
1200円という、強気の設定価格。もちろんその価値はあるだろうと踏み、いざ洞窟へ。600ｍほどの世界。
アラサーによる格付けチェック
中尾900円
俺800円
むっちゃん800円
鎌田600円（さすがに低すぎ）
奥多摩の日原鍾乳洞や、宇都宮の大矢資料館を知ってるだけに、期待値的に下がってしまう。ただ、石垣島固有ということで、ほんとはそんくらい価値あるところなのだろう。ただ、未来を考えるなら800円くらいにしといたほうがいいぞ観光協会！
４ ミルミル本舗
そろそろインスタ映えショットが欲しいので、向かった。
これなんだと思います？抹茶？いえいえ。
ミドリムシです。
中尾「お茶から苦みを取って、甘味だけを残した味だよね。」
いい表現だ。ちなみに、紫色が芋。
５ マングローブ集落
かわいいのだ。
６ 石垣島の居酒屋
７ 鎌田のいびきがうるさい
ホワイトノイズを流したり、枕の位置を変えたり、薄着になったり、いろいろ試したが、結局夜3時まで寝れなかった。それがきっかけで、
明日体験する地獄の名前を、俺はまだ知らない。
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