ごあいさつ

という名の自分語りです…来歴とかやってる事とか…

そもそもモオリスって何やってる人なの

恐らくVRChatから私のTwitterをフォローして頂いた方は「なんでこの人生き物や博物系のイベント主催してたり出没してるのにTwitterは一面バイクのこと呟いてんの」と思われるだろうし(いや、バイク乗り集会とかも出没してるけども…)、逆にTwitterから見ていただいている方は「なんでたまに唐突に虫とか蛇とかカエルのリツイートしてるの」とハテナが浮かぶと思われる事と思われます。
ざっくり説明するとモオリスは「生き物好きのバイク乗りのおっさん」です。基本的に「昆虫と爬虫類と両生類を軸にした生き物」と「1950~60年代のバイクを軸にした乗り物」の2軸を行ったり来たりしています。
「バイクが好きな昆虫標本コレクターのおっさん」とかにジョブチェンジするかもしれませんが、今のところは基本バイク乗りです。

自作キャブの前でご満悦な筆者。この日は3Dプリントキャブレター開発から2周年目前。

趣味の来歴

ゴミムシと博物館

私の生まれ育った愛知県・豊橋市の郊外は農地の広がる田舎で、当時は自分の家にも田んぼがあってそこでカエルやバッタを捕まえて遊んでました。
そういう事もあってか記憶に残ってる一番古い生き物関係の記憶は小学2年生の時に父親からプレゼントされた植物図鑑です。なんだかんだで飽きもせずに読み返していた気がします。
当時のTV番組「どうぶつ奇〇天外」が大好きで特に自分の好きな蛇の解説をしてくれていた千石正一先生のコーナーは食い入るように見ていました。
「俺も将来、生物学者になって世界中を飛び回るんだ!」とか思っていたものです。
そうこうして、小学生高学年だったか中学生くらいだったかになると例のゲームが流行りだします…そう、「昆虫王者ム〇キング」です。
いたいけな少年だったモオリスはこれにドハマりし、あしげなく近所のジャスコのゲーセンに通ったものです。そこからずるずると昆虫標本の沼に沈んでいくのはもう時間の問題でありました。
標本集めるぜ!ってなっても中学生では家の近所か近くの山くらいしか採集場所はないわけですが、当時の私の採集スタイルはその辺を歩いて見かけた虫を採集する・デカめの石をひっくり返して裏にいる虫を捕る…という見つけ捕りスタイルでした。そうしているととあるグループの甲虫が揃い始める事になります。「ゴミムシ」と呼ばれるオサムシ科の甲虫の一群です。
やはりある程度そろってくるともっともっと集めたい…となるのですが、一つ問題がありまして…
学習図鑑に載ってる種類数だとどうしても同定できない昆虫が出てきます。
で、どうしたかというと近所の自然史博物館で聞けばいいんだ!だって質問受け付けますって書いてあるし…という単純思考で博物館へ通うようになりました。
それが博物館、ひいては博物学と触れ合うきっかけになりました。
本当に、当時丁寧に受けごたえして頂いた学芸員の皆様には本当に頭が下がります。

ものづくりと乗り物

そうしていくうちに「将来は学芸員に…」となるわけですが、当然問題があります。まず第一に学芸員はひじょ~~~に狭き門だという事。第二にモオリス君の成績はそこまでよろしくなかったという事…致命的やんけ!
という事で、進路どうしよっか…う~ん…理科と技術(と美術)はすこぶる成績良いし、工作好きだから工業高校行くか…学芸員ならなんだったら大学行ってまで勉強するのもアレだしなぁという事で工業高校へ進学。
ものづくり系部活で電子回路作ったりプログラム組んだり旋盤したりフライス盤したり溶接したり…とメイカー系の技術をビシバシ鍛えられた気がします。今でこそ当時の生活はまっぴら御免ですが、そういう意味で感謝していない事もないんですのよ(ツンデレ)。
ちなみに同人誌との出会いもこの時です。当時は東方Projectが流行ってて、検定帰りの名古屋のメロンブックスで買ったのよ。
Twitterもこの頃から始めました。ちなみにアイコンはこの頃から一切変えていません。
まぁそんなことで無事に輸送機器メーカーへの内定も決まり、卒業間近の工業高校生はこの時期に自動車運転免許を取得するわけですが、当時は「男ならMT免許!」みたいな風潮が少なからずありまして、私も理由無くMT免許を取り始めたわけですが、要領の良いタイプではない私はすぐに後悔することに…それでもあきらめずに教習を続けていく中で運命の出会いを果たします。原付です。
原付教習で初めて乗った瞬間「これめっちゃ面白いじゃん!車校終わったら絶対バイク乗ろう」と決意した瞬間でもありました。それまではバイクとか不良の乗り物だろ…とか思ってたんですけどね(当時は三ない運動ガッツリやってました)。

コミケと旧車

高校卒業&就職で独身貴族となったモオリスはとりあえずホンダのトゥデイ(原付のほう)を祖母と共用という事で折半して買って、その足で普通二輪免許を取得。人生初の愛車、スズキのST250 E-Typeを購入!
伊豆とか美ヶ原とか伊勢とか色々行きましたね~オートバイのイロハを教えてもらいました。5、6年たった頃、そろそろバイク乗り換えようかな…と思っていたところで気になっていたイタリアの旧車にチャレンジしてみよう!となりました。当時兄が買っていた雑誌・サンデーGXに連載していた「ジャジャ」の影響で気になるな~乗ってみたいな~とは思っていたんです。
それから埼玉の某店に行って「ルーミ乗りたいんですけど…」って相談したのは良い思い出です。当然止められました(後にその意味が分かる)。
んじゃどうしよっかな~という事でルーミ以外で気になってたカプリオーロが置いてあって「じゃ、これが一年間売れ残ってたらこれにしよう!」と心に秘めたところ、無事に売れ残って購入という事になりました。
画して、イタリア旧車沼に沈み始めたのであります。
丁度その頃、社会人になり始めの頃から一般参加していたコミックマーケットが苛烈さを増し、入場するだけでもそれなりに覚悟が必要な感じになってきました。そんな折に「知り合いのサークル手伝わないか…?」とお誘いがあって以前から興味があったサークル参加のやり方や雰囲気を教えてもらって、「じゃあ、私も同人誌書いてサークル参加してみよう!題材は最近手元に来たカプリオーロと博物館レポート本や!」という事で個人同人誌サークル「裏庭工芸」が誕生したのでした。

3DプリンターとVRChat

その後もイタリア旧車沼はとどまるところを知らず、モトビ・ルーミと増えていきました。
それとは別に面白そうだな~という事でFDM方式の3Dプリンターを導入。最初はナンバープレートステーとかちょっとした小物を作って満足していたのですが、だんだん「もっと高度なもの作ってみたいよなぁ」と思っていた矢先に出会ったのが3Dプリンターで作ったキャブレターでした。
ドイツ人の方がデータを上げてくれていて、とりあえずそのデータの出力品と、それをもとに再設計したキャブレターをカプリオーロに取り付けて動かしてみよう!となりました。
ドイツ人の方のキャブレターは高い印刷精度が要求されたこともあり、そんなテクニックは持っていない私は全く期待していなくて、実際、そちらは動かなかったのですが、ダメ元で取り付けて動かした私の再設計キャブレターの方はなんとエンジンが動いたではありませんか!
これに味を占めて3Dプリンターで作るキャブレター、通称「3DPキャブ」の開発がスタートしたのでした。
そして、少し前から一人暮らしを始めたこともあって昨年4月からVRChatを始める事になりました。登録自体はかなり前からしていたのですが、いかんせん当時は日本人コミュニティも小さく、なかなか人に出会えずに飽きて放置されていたんですよね…。
当初は作業中に誰かとおしゃべり出来たらいいな~くらいに思っていたのですがそこからイベントにハマってしまい、気づけば自分が主催することに…どうしてこうなった!
特に高校卒業以来ご無沙汰していた生き物趣味の界隈と再び触れ合えたことはとても嬉しかったです。

趣味の詳細(生き物・博物学編)

一応、昆虫・甲虫目オサムシ科のコガネオサムシ類やカブリモドキ類が大好物です。あとは子供のころに集めてたゴモクムシ類(Harpalus属)とかハネカクシ科・アリモドキ科かなぁ…
クワガタも好きですよ~特にホソアカクワガタ類(Cyclommatus属)が好きです。
脊椎動物では昔からヘビが好きなんですが、「あぁ~可愛い…」的な感じで好きなので、分類はとかはあまり詳しくないです。強いて言えばコブラ科のヘビが好き。カエルも同上。
生き物は基本的に好きなんですが、犬と蛾とカマドウマだけはトラウマがあってちと苦手。標本とかおとなしい小型犬とかなら大丈夫なんですけどね~。
博物学からは脱線しますが、人類学っぽい話も大好きです。特に南米のいわゆるプレ・インカ期とか葬送習俗とか好きです。
なので、火曜日の21:00~VRChat上で週替わりで主催しているイベントのVRC博物喫茶では人類学系の話題もOKなのです。

趣味の詳細(バイク・クルマ編)

現在所有しているのはルーミ 125Turismo、カプリオーロ 75Turismo、モトビ 125Imperiale Turismo、ホンダ スーパーカブC50(72cc、行燈カブ)、ダイハツ コペン(L880K)です。
年代的には1950~60年代のバイク、イタリア車・日本車がメインです。
メーカー・コンストラクター的にはルーミ、カプリオーロ、オペル、ランチア、スズキ、シャパラルっていう感じかなぁ…?
なんだかんだ排気量の小さいやつが好きですね~大排気量もあこがれるけども。
レースはパイクスピークインターナショナルヒルクライムが一番好きです。アンリミテッドクラスって憧れるやん…?
基本的に観戦が苦手な人なのでオンボード映像をYouTubeで見るくらいですけどね。
あとはキャブレター。インジェクションも良いけどね…。やっぱり自作してるだけあって思い入れはあります。何よりちゃんと名前のついてるパーツだってのが良いです。
推しキャブレターはデロルト SS!まぁ、高いし、つけるバイクもないので持ってないんですけどね…

最後に

宣伝です…
VRChatはこちらです。火曜日21:00~VRC博物喫茶・VRCエンスー天国を週替わりでやってます。

Twitterはこちら。 

同人誌のご用命は各種イベントの他にBoothへ。

3DプリントキャブレターのデータはこちらにThingiverse 。

動画も極稀にやってますニコニコ動画。


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