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低気圧の位置をプロットせよ!【第59回-実技1-問2(1) 気象予報士試験の解説】
第59回気象予報士試験の実技1を解説していきます。
全ての記事を無料で公開します。
1人でも多くの人に、気象について興味を持ってもらえたらうれしいです。
問題
問2 図5~図7は17日9時を初期時刻とする地上、500hPa、850hPaの24、36時間予想図である。これらを用いて以下の問いに答えよ。
(1) 17日9時に東シナ海にあった前線上の波動は、12時間後には対馬海峡に進み低気圧に発達し、その低気圧は36時間後にかけて本州付近を進む予想となっている。解答図には、17日9時の前線上の波動の頂点(▲印)と36時間後にかけての地上の低気圧の中心位置(◎印)、12時間後までの500hPa面の低気圧の中心位置(×印)を日時とともに記入してある。図5(上)と図6(上)を用いて、解答図に24時間後と36時間後の500hPa面の低気圧の中心位置を×印で記入し、それぞれの日時を付記せよ。
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(一財)気象業務支援センターの掲載許可済
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(一財)気象業務支援センターの掲載許可済
問題文が長いですね!😭
要するに、指示は次のとおりです。
24時間後と36時間後の予想図を参照して、
500hPa面の低気圧の中心位置を、
解答用紙の図に×印で記入してください。
なお、×印だけでなく、日時を付記してください。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125166692/picture_pc_c2d9296c6e2a925517631517fcd60e9f.png?width=800)
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トレーシングペーパーで書き写すだけ
解答自体は、何ら、難しくはありません。
むしろ、問題文を読解するのが一番難しいでしょう。
手順としては、次のとおりです。
トレーシングペーパーを使って、
予想図 図5(上)と図6(上)にある500hPa面の低気圧中心を、
解答用紙の図に×で示す。
そのそばに日時を忘れずに付記する。
解答例は次の図のとおりです。
予想図にある「L」マークの中心を、×印でつけましょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125166816/picture_pc_c88371e399589dbbc35655f5f790a92b.png?width=800)
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(参考)本番のトレーシングペーパーは上質
蛇足ながら、本番で配布されるトレーシングペーパーについて語ります。
私が受験した際には、トレーシングペーパーが、
実技1、実技2それぞれの問題冊子に添付されていました。
会場で配布されるトレーシングペーパーの品質は、めちゃくちゃ良いです。
持ち帰って再利用したいと思うほどです。
それまで私は、ダイソー社のペーパーで練習していました。
一方で、配布されたペーパーは、①厚くて破れず、②書き心地が上質です。
さらに、ペーパーは十分な量がありましたので、
「ペーパーが足りない!」と困ることはまずありませんでした。
まとめ
いかがでしたか?😁
この問題は、長い長い問題文を読解するのが、
おそらく一番難しいと思います。
けれど、問われていることは全然大したことありません。
サクサク進みましょう!
出典など
※ 本記事における解答や解法は、個人の見解であり、(一財)気象業務支援センターとは関係ありません。