【ウイポ10】初回プレイ確立系統レポ④

④はノーザンダンサー系。10において実装された世界系統への昇格が濃厚なため、若干取り扱いの感覚が変わっています。


ノーザンダンサー(世98)
 ニジンスキー(子81、親94)
 リファール(子87)
 ノーザンテースト(子89)
  アンバーシャダイ(子99)
 ダンジグ(子92、親03)
  グリーンデザート(子07、親20)
   インヴィンシブルスピリット(子23)
    キングマン(子30)
   シーザスターズ(子25)
 ヌレイエフ(子94)
 ストームバード(子97、親24)
  ストームキャット(子01、親25)
   ジャイアンツコーズウェイ(子14)
    シャマーダル(子24)
   イントゥミスチーフ(子24)
 サドラーズウェルズ(子98、親12)
  ガリレオ(子14、親20)
 アクラメーション(子26)

ノーザンダンサー系

子系統を確立しなかった系統全般。世界系統昇格以降は本家直系のラインが誕生時点で3代内のライン4本に入っていれば芝適性が拡張されるため、むやみやたらと立てない方が良いという要素もあります。馴染み深いところだとデピュティミニスター、ラストタイクーンあたりはST庭において立てる意義が大きいですが、立てた場合クロフネやキンカメ産駒の史実馬が少し弱体化することになります。

ニジンスキー系

初期の大系統で、放っておいても子系統確立はほぼ確実。ただ現代に残る有力なラインが少なく、マルゼンスキーやカーリアンなど筆頭後継がSP系を投げ捨てる問題児なので伸ばしにくく、21世紀以降は主に母系で活用することになります。今回は90年代前半の親昇格をどうしても防げなかったため、ノーザンの世界昇格の頭数が不足してストームバード確立を待つことになりました。もしテースト未確立でこのパターンになった場合、最悪昇格を逃す恐れもありそうです。

リファール系

直系はあまり伸びていませんが日本の史実馬の血統に頻出してきます。そのため親ノーザン被りが非常に邪魔くさい存在です。可能なら離脱させたいところですが、気軽に手を出すのは難しいです。今回は放置したため、抱え込んだテースト入り牝馬にディープインパクトなどが付けにくくなってしまいました。

ノーザンテースト系

80年代~90年代前半の日本競馬で大流行し、その後はサンデーBTトニービンの三強に駆逐されて急速に衰退しました。ウイポ的には本体、アンバーシャダイともに短い期間でさっさと確立して、以降は母系の強化パーツとして放置出来るのでメリハリがあって扱いやすいです。

元々は親昇格まで考えていましたが、アンバーシャダイ以外のラインが弱く、4代連続確立をしようにもブライトはおろかライアンもサンデー他と被るので難しかったです。結局テースト、アンバーともピーク支配率8~10%ほどと一番半端な形になってしまい、自家生産牝馬の処遇に困る事態に。SP庭で直系や母父テースト種牡馬を軸に据える回あたりでリベンジしたいところです。

ダンジグ系

ノーザンダンサーのスピード支部的な存在。今回はSP維持のために少し無理をしてデインヒル(確立ST)を立てずにやってみました。実際のところ系統特性を維持するために、ほぼ自動確立で場合によっては親昇格まで行くラインを潰すのが正解だったかというと微妙なところ。STのガリレオなどは系統特性が合わずとも最後まで使い倒していましたし、種牡馬因子を生やすメリットの方が大きかったかもしれません。あとそもそもデインヒルの後継を確立させなかったので、SPを維持したところで使う機会が少なかったです。

デインヒル以外では、現在は最大勢力とも言えるグリーンデザートをしっかり支援。別に放っておいても自身の確立と親昇格は堅いのですが、芝適性の問題で大元を立てるのが早いほど以降の展開が楽になります。連続確立していないシーザスターズは少し扱いにくかったので、ケープクロスもついでに立てておくべきでした。

※後で調べ直したら無系化するようなので立てないのが正解でした。

ヌレイエフ

主に90年代に大活躍したラインで、野芝にも向いたスピードを伝えたために日本でも馴染み深い存在です。現在はピヴォタルとその産駒のシユーニによって再度脚光を浴びています。ゲーム的には上述のテースト同様、90年代にサクっと立てて放置するのが手堅いです。こちらは支援しなくても確立濃厚。

ピヴォタル‐シユーニのラインはその前のポーラーファルコンが立てにくいこと、ピヴォタルが種牡馬として遅咲き気味なこと、系統特性維持に一癖あることなど面倒な要素が多いラインです。素直にSPで連続確立出来る系統はいくらでもあるので今回はスルー。

ストームバード系

ほぼほぼキャットの系統。一応抜け殻の非キャット系統にもワンダーアキュートなどが残っています。キャットの方は北米競馬を体現したスピード!パワー!早熟!な系統。ウイポ的にもスピパワ構成を伝えやすい系統です。一方で早熟に関しては成長力ないやら普通やらで再現されることが多く、競走馬としての使い勝手が劣悪なためテコ入れが難しい点も。本流と言えるヘネシー‐ヨハネスブルグ‐スキャットダディのラインは特にひどいです。末裔のジャスティファイもそのうち成長力ナーフされてそう。

今回は直系どうこうというより、終盤の主力として母父キャットのキズナとカナロアを使う予定だったため、親昇格してのノーザン離脱が重要でした。色々あって滅茶苦茶に遅れていますが……。介入しすぎてストーム系列のパイを奪ってしまったのだと思います。そして軒並み成長難を抱えているため、支援しても北米に進出させたサンデー系が厄介で支配率を伸ばすのが中々難しかったです。

世界適性が北米なのでジャイアンツコーズウェイは史実通り北米に置きましたが、後継を欧州に置きつつ、確立が近くなってきたタイミングで本体も欧州に移動して世界適性は欧州に変えました。シャマーダルを始めとした後継が立てやすくなる他、母系の影響力を強める目的で使うことも多かったです。

サドラーズウェルズ系

サドラーはノーザンダンサー欧州支部長と言える大種牡馬で、さらに産駒のガリレオが類を見ない大成功を収めたことで非常に影響力が大きいです。加えてノーザンダンサーの同系配合での成功例が多いことから血の行き詰まりが深刻となっているのもよく語られます。

ウイポ的にはガリレオが荒らし始める頃には親昇格によるノーザン離脱が進んでおり、システム上親系統が分かれた場合赤の他人になるので血の行き詰まりが問題となることは少ないです。現実ではノーザン4本と見做されることのあるアルピニスタですら、ゲーム上はだいたい全て親系統が分かれるため意外と自由度の高い血統です。またガリレオはデフォで健康がSあるので、未所有でも危険度の低下を狙えます。ちょうどガリデイン配合の危険度を帳消しに出来る設定です。

総じてゲーム上は扱いやすくなっているのですが、STなので今回の箱庭であまり頼るわけにはいきません。ただ母父として色々と優秀だったので、メイビーやロードデンドロンなどを現実通りディープ(とその後継)の嫁として使い倒しました。

ガリレオ以外のラインは意図しないと繋ぎにくい感じ。多少の介入で済むモンジューは本家スタミナ系統として残すのも悪くなさそうです。

アクラメーション

ロマンチックウォリアーの父として知られる他、ダークエンジェルが短距離を中心に活躍馬を多数輩出しています。日本でも最近マッドクールがG1を勝ちました。元を辿るとキンカメ母父のラストタイクーンなどと同じ、トライマイベストから連なるノーザン傍流。

今回の箱庭では架空期間に突如確立しました。あまり精査していませんが、ロマンチックウォリアーが満額種牡馬入りしつつ父の種付け料を上げ、ダークエンジェルの産駒で頭数を稼いでいる感じでした。報告もちらほらあり確立しやすい土壌が整っているようです。確立しやすいとはいえどうやっても無系らしいので全く救いがないです。


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