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個人サロンこそ単価を下げないで!

私自身エステに関わらせていただく以上、勉強を兼ねて色んなサロンに施術を受けにいっています。
営業で訪問する時とは違ってお客様という立場で生のカウンセリングを受けられたり、リアルなお店の状態を見れるのは本当に勉強になりますね。
 
少し前のお話です。身体も疲れているのもあって120分のオイルマッサージを受けてきました。1万円くらいだったと思います。とても慣れた手つきで身体もほぐれ気持ち良かったです。
 
では、また通うのかと問われると答えはNOでした。何故なのか・・・。

いくら技術力が高いからといって、お客様はリピートしてくれるわけではないのです。
 
では逆にもっと安かったらリピートしてくれるのか。こう思ってしまうと、お店の売上は本当に上がらなくなってしまいます。
 
ここでサロン売上の仕組みを見てみましょう。
月売上=顧客数×客単価×頻度(購入・来店)
 
サロンにはベッド数というものがあり、ベッドが埋まると限界がきます。
たとえ客単価を下げることで、一時的に顧客数を増やせたとしても限界が見えてくるということです。
むしろそんなことをしてしまえば低価格競争に巻き込まれてしまうばかりなのです。
 
では客単価を上げるために、より良い技術を導入しようとか、習得しようとか、今そう思われる方も非常に多いのかと思います。
 
でも先程お伝えした通り、いくら技術力が高いからといってお客様はリピートしてくれるわけではないのです。
 
大事なのは、今お持ちの良い施術を、お客様に『もっと良い』と感じてもらうことです。
つまり、その施術に価格以上の価値を与えていくことが必要だと思っています。

 
ではどうしたらお客様により良いと感じてもらえるのか。

そうなると、店内のインテリアや、機械の外観、メニュー表のデザイン、ホームページのデザインなど、ルックス的なアウターばかりに意識が行きがちになりますが、今回お伝えしたいのはインナー的なところです。

①     予約
②     来店
③     フロントトーク
④     施術
⑤     アフターカウンセリング
 
お客様の流れを大きく表すと、ほとんどのサロン様がこの流れだと思います。
もし③の段階で、まだ施術前なのにお客様の気持ちがNOとなれば、せっかくの良い施術も台無しですよね。
逆に③の段階でお客様に良いと思ってもらえれば施術は更に良く感じていただけるものです。
美味しい食事が、より美味しく思えるみたいに。

その為には①〜③の間に『お客様のマインドを掴む営業力』というものが必要となってきます。

もっと具体的に何を行なっていくかは、研修で直接お伝えさせていただいておりますので、ご興味ございましたらご連絡ください。