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【2024/6環境】純メルフィー最新の構築とプレイングについて【マスターデュエル】

メルフィーの森にお住まいの皆様、お久しぶりです。森の隅っこでひっそりと植林するアルベールです。レスキューヘッジホッグまだかな。

さてしばらく記事を書いていないうちに、また環境がガラッと変わっていますね。蛇が出たり、王様の棺突然出張してきたり。
前回までの構築 だとさすがに無理みが深いので、新しい方向性を模索していたら時間が過ぎてしまいました。
実績として、時間が無かったので終わらなかったもののWCS2024 1st stageではLv17までこの構築で進められたことを一応記しておきます。

というわけで相も変わらず、スプライトなど使用しないほぼ純構築です。
メルフィー自体の基本的な動きは今までの記事で解説していますので、今回は新ギミックとどう回したかを中心にお話します。
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現在の構築

原点回帰して主にメインデッキのメルフィー比率がかなり上がりました。きちんと理由もあります。あと可愛いです。
また環境に追いつくため、後攻からの捲り用に超融合と拮抗勝負を採用しました。
大型枠はドラガイトからエジル・ギュミルになり、その関係でEXデッキをシンクロが圧迫しています。

構築についての詳しい解説は有料部分に記載しておきます。今回は採用枚数の理由よりも構築時に考えていたところを書き出しました。

捲り札について

捲り札を採用した理由としては、現環境で盤面には複数妨害があり、かつ相互の効果でどちらかが除去されてもまた戻される場合が多いからです。
そこの対策として、今回は3種類の除去を採用しました。

1.拮抗勝負
言わずもがな後攻で盤面をほぼリセットできる罠です。
展開できればターン中に攻撃することが必須ではないメルフィーにとって、かなり相性の良いカードでした。罠なのでモンスター効果よりも通りやすく、魔法罠も含めて裏側除外できるのが強みです。
また魔法罠も「テーマのモンスターがいる場合に適用できる」系統の効果や墓地効果・除外効果が多い環境の為、有効に働く場面がかなりありました。
1枚だけフィールドに残ってしまうので、そのカードをどう止められるかをプレイングで補完する形になります。

2.超融合
相手の属性が同じモンスター2体(異なるカード名)を出している場合に、チェーン不可の効果によって安全に除去できるカードです。
素材は上記除去ができる、縛りの緩い共命の翼ガルーラと沼地のドロゴンを入れました。
拮抗勝負と超融合をどちらも引いている場合は拮抗勝負優先ですが、モンスター効果で罠を止められそうなら先に超融合を使います。
ただ基本的に超融合は後半でも腐りにくいので拮抗勝負後に伏せておくことも多かったです。

3.ハーピィの羽根箒
かなり昔から採用していました。今の環境も厄介な魔法罠は多いので伏せが1、2枚だけの場合でも引いたら展開できる場面では積極的に使用していきます。

4.採用しなかった捲り札(複数除去)について
色々試行錯誤の結果で入れなかったカードです。
・サンダーボルト
 →破壊された場合の効果や墓地効果などが多すぎる為抜きました。
・ライトニングストーム
 →モンスターに対してはサンダーボルトと同様、魔法罠専用に積むには制約が厳しく腐る場合が多い為採用しませんでした。
・冥王結界波
 →モンスター効果のチェーンを防ぎつつ一括で無効化できるのは強いのですが、メルフィーの除去は受動的で相手が動かないと基本的に機能しないので、通常魔法で無効化してもわくわくメルフィーズを立ててターンエンド、次ターンにはまた妨害されるような盤面に戻るということがありました。
 セイントレアからアーゼウスに繋げるにしても、魔法罠の1妨害で止まってしまうことが多いので噛み合わなかったです。
・禁じられた一滴
 →展開前だとコストにするリソースが足りず、除去も絡めると冥王結界波と同じ課題を抱えることになります。

エジル・ギュミルの展開手順

こちらの記事で使用したドラガイト展開(元ネタ:YouTuberぶんぶん様)の派生です。チェーン処理はONにしましょう。

  1. 前提:盤面にはキャシィとポニィ、カラントーサがいて墓地にラッシィがいる状態。もしくは結果としてフィールドにレベル2の非チューナー、手札にホップイヤー飛行隊と発動可能なラッシィがいる状態。

  2. 相手の召喚・特殊召喚に合わせチェーンをキャシィ→ポニィで発動。逆順処理でポニィがラッシィ回収、キャシィはホップイヤー飛行隊をサーチ。ポニィを被せることでうららを使わせないようにできます。

  3. チェーンをONにしているとホップイヤー飛行隊が手札に加わったタイミングで発動権が回ってくるので、ラッシィを手札の(あれば)ワラビィやキャシィとシンクロ。うきうきメルフィーズをS召喚してバウンス効果を発動。

  4. バウンス効果にチェーンしてホップイヤー飛行隊を発動。逆順処理で砂漠の飛蝗賊をS召喚→相手のモンスターをバウンス。

  5. 強制で砂漠の飛蝗賊のハンデス効果発動、チェーンしてシンクロ効果発動。逆順処理でアクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴンをS召喚→相手の手札をハンデス。

  6. アクセルシンクロのS召喚時効果で墓地のラッシィを特殊召喚。

  7. ラッシィ特殊召喚成功時にアクセルシンクロのS召喚する効果発動。アクセルシンクロをリリースしてスターダスト・ドラゴンを特殊召喚してそのままラッシィと氷水啼エジル・ギュミルをS召喚。

ポイントとして、自分のターンに魔獣の懐柔かレスキューキャットから森のメルフィーズを出せていると決まりやすいです。
ラッシィを混ぜて特殊召喚→サーチ効果使用時にラッシィを取り除いて墓地に置いた状態を作り出せるので、サーチを含めてワラビィ+フェニィ以外のメルフィーが手札に揃うことで妨害がなければ上記前提条件まで到達できます。
具体的には例としてパピィ+ワラビィにできた場合、パピィ→カラントーサ、ワラビィ→キャシィ+ポニィとなります。
エジル・ギュミルは出すだけ強い疑似パーミッションと耐性付与モンスターですので積極的に狙いにいきましょう。
出しても手札にはパピィ、キャシィ、ポニィが残ります。

回し方の参考例

ふわんだりぃず戦がかなり良い通し方をできたので動画を残しました。
ふわん戦で考えていたことは記事の最後で解説します。

【動画】

こちらはBF戦でエジル・ギュミル展開を使えた場面です。
BF戦で立ち回りを意識したこととしては
・ニビルケアでワラビィを手札に残した結果ケアになった
・S召喚を妨害するためにチューナーをフィールドに残さない、召喚権を使ったらうきうきで手札に戻しても良い
というところでした。

【動画】


今回の構築になった理由

さて、ここまででデッキのコンセプトは多少お伝えできたかと思います。
では現環境に対し、どうしてこの構築になったのか?を解説していきます。
現在の私なりのメルフィーカードの使い方も詳しく説明しております。

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