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軽はずみな約束が、だれかをがっかりさせてしまうかもしれない

娘2が20歳になったとき、とあるジュエリーブランドでパールのネックレスをプレゼントしました。


わたしは、そのブランドのジュエリーが好きで、ピアス、ブレスレット、ネックレスといくつか所有しています。

日頃からよくしてもらっていることもあって、娘の20歳の誕生日にはそのブランドで買おうと決めていました。


さて、予定通り、娘1を連れて銀座のフラッグショップへ。

ネックレス選びはスムーズに進み、うやうやしく別室でお支払いとなりました。担当してくれたのは、まだ初々しさが残る可憐な女性。娘1も「あの人かわいいね」とコソコソ言ってくるほど。

そこにお局、あ、いや、ベテランらしき大人の女性がにこやかに登場。

「藤川さま、ホリデープレゼントは来週からですが、せっかく大事な記念日にお買い物してくださいましたから、来週以降にプレゼントを○○(担当してくれた可憐な女性)からお送りさせていただきます」


つまりいくらか以上のお買い物をした方にはプレゼントをお渡しするキャンペーンを予定しているけれど、まだその期間中ではない。

本来ならプレゼントは渡さないのだけど、特別にプレゼントをお送りします、とのこと。(言い方はもっとちゃんとしてたよ)


「まあ、素敵!」


帰り際に娘1とも「よかったねー」

「特別感あるよねー」などと浮かれておりました。


さて、それからもうすでに2ヶ月たっておりますが、何も送られてきません。

娘1からも「なんか届いた?」

「まだ」

との会話を何回したことか。


おそらく忘れているのでしょう。

もともと言い出したのはベテランさん、部下であろう可憐ちゃんがきちんと送ったかどうか確認するのは彼女の役目でもあるでしょう。


そのプレゼントが何かも分かりませんので、それそのものがすごく欲しいわけではありません。

約束したことを守ってもらえなかったことにガッカリしているのです。

だったら言わないでほしかった。

その申し出がなければ  ”いい買い物したな”っていう満足感だけで終わったのに、余計なことを提案されたがために、それが遂行しなかったことでモヤモヤ感が残ってしまいました。


こういうことは日常生活でもあるかもしれませんね。

相手を喜ばせようとして、つい軽はずみに約束しちゃうこと。

わたしも気をつけないといけないなと思ったエピソードでした。


*追記

娘1「『まだ届かないんですけど、もしかして住所間違ってお伝えしちゃってますか?』って連絡してみれば?」


それができるようになったら立派なおばちゃんだわ。

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