ギリギリ10代の私が語る「I Told Sunset About You」・感想
こんにちは!
このページにアクセスして下さり、ありがとうございます。
特に凄い事を書いてるわけではないので、へぇ〜ぐらいで楽しんでくれたら幸いです!
タイドラマ「I told sunset about you」
<ストーリー> WOWOWから引用
ケンカ別れした幼なじみのオーエウ/オー(グリット・アムヌアイデシャゴン)とテー(プティポン・アサラタナグン)は語学学校で再会し、再び秘密を共有できる親友となる。2人にはそれぞれ気になる人がいたが、ともに受験勉強しながら時間を過ごしていくうちに互いに意識し合い、相手の気持ちをさりげなく探りながら近づいていく。
はじめに
私が、タイトルに年齢を入れた理由はこのドラマを見た母の一言です。
私はこのドラマがとても好きなので、母にも見てもらいたくWOWOWで放送されることもあって半分強制的に見てもらいました。
絶対気にいってくれると思っていたのですが、4話見終わったところで「いまさら、10代特有のこの感じはあんまり」と言われたんです。
反対に、同時期に見ていた同い年の友達は毎話見るたびに3・4時間ITSAYについて電話で語りあう位ハマって見てくれたので、主人公と同年代かそうでないかでここまで変わるんだとおもしろく感じました。(ITSAYに限らず)
なので、10代が見てどう感じたかシェアできたら面白いのではないかと思い、このブログ(?)を書こうと思いました!!
セリフの訳は、wowowの訳ではなく私が訳したものになります。
なので、間違えている可能性があります。
なるべく10代の視点で書いていますが、大幅にズレているかもしれません。
もっとTehOhaewと同年代の方に見てもらいたいという願いを込めて...
🚨ここからはネタバレ・考察が主です。
友達への嫉妬がリアル
私がITSAYで一番好きなエピソードは、2話です。
何故なら、友達への嫉妬がリアルだからです。中学・高校と女子校に通っていたので男性はどうなのかは分かりませんが、本当にリアルだなと感じました。どのぐらいかと言うと、自分の高校生時代を見ているかのようで恥ずかしかった程です。
2話で勉強をした後、まだ頭が動いているから家に帰りたくないというohaewにカフェ?レストラン?でデザートを食べながら勉強しようと提案したtehが、カフェに他の友達たちも誘ってそこで2人だけの秘密だと思っていたことを他の友達にも話すohaewに嫉妬するというシーン。
わ!か!る!
tehだけ違う学校に通っているから、グループ内でいちばん一緒の時間を過ごしてないし、自分だけ知らないこと(このシーンでは学校の女の子の話)が話の話題になってる。
このシーンで出てくるみんなの彼女が、学校の子かは不明ですが。
ohaewは、話について行けてないtehも知っている話題として、自分が童貞であることを話し始めたのかもしれません。
ですが、特有の集団(ここではtehとohaewの2人)にしか通じない言葉や話題があることで優越感や一体感が生まれたりするので、tehは嫌だったのだと思います。
ITSAY内だと、ké yǐ ma -可以吗(いいか) ké yǐ -可以(いいよ)も2人の関係に一体感を与える存在だと感じました。
例えば、秘密基地や仲良しグループの名前です。
その後、中学校の制服を着てohaewに会いに行き「みんな友達みたいなの嫌いだ」と正直に言うteh凄い...... 私絶対言えない.....
Instagramの使い方がリアル
ひとつ前の「友達への嫉妬がリアル」に関係するのですが、2話のInstagramのシーンがまたリアル!!
basに寄っても避けなかったことを、LINEで報告するohaewに嫉妬した(ここもリアル...)tehが、tarnをストーリーに載せて
ohaewがストーリーを見たかどうかを閲覧者リストで確認するシーン
2話は先述した友達と見たのですが、その友達が「閲覧者リスト見るんでしょ更新し続けるでしょ」とこのシーンが流れる前に言っていて笑ってしまいました!
さらに、フォロワー全員に見て欲しくてアップロードするのではなく、ある特定の人に見て欲しくてさりげなさを装うためストーリーを使うのもおもしろいなと思いました。
日曜日だからか、アップロードして数秒で32人も閲覧しているのもリアル笑
親との関係(Teh)
幼い頃に勉強もスポーツも上手なため、褒められて自慢されるお兄ちゃんを見て、自分も褒められたいけど褒るところが無いと感じていたteh。そんなお母さんが「tehがヨンジエンに似てる」と言ったことがきっかけで俳優を目指しはじめたとohaewに言うシーン。
この岬でのシーンは、ずっと泣いていました。やっぱり親って子にとって全てなんだなと感じました。
特に気になったセリフが、「自分が良い成績を残してもお兄ちゃんはそれを超えていた。俺がGPA3.9だとしたら、お兄ちゃんは4.0だ。」です。
このセリフの前で、お母さんに褒められるお兄ちゃんが羨ましかったと言っていることから、tehのお母さんって100点満点のテストで95点だったら、褒めるのではなくなぜ5点落としたのか聞くタイプの親だなと感じました。(私の親もそうだったな)
そんなお兄ちゃんと同部屋なんて.....
3話冒頭のココナッツシーンで、フン兄ちゃんはtehに光を与える人物だと感じたのでtehにとって悪な存在ではなかったと思います。
5話のカミングアウトシーンも含め
褒められたかったtehが、お母さんにあるドラマの主人公に似てると言われたことで、それが将来の夢になる。その日は、寝れなかったteh...... 泣いてしまう....
結果的に俳優がtehの本当になりたいものになっているので良かったものの、これって結構危険だなと感じました。
このシーンだけでなく、tehってお母さんの期待に応えようとしたり、期待に押しつぶされて自分を見失うシーンが多い!
Ohが好きだと確信した時も、tehという名前に込められた「男らしさ」にとらわれ自分ではない何かになろうとしてて心が痛む。
親との関係(Ohaew)
Tehと被りますが、Ohaewは岬でtehに「自分が好きなことが何か分かっているから羨ましい」と言っています。これまでしたいことが無かったから勝ちたいと思わせてくれてありがとうとも言っています。
Ohaewにとってお父さんとお母さんは、夢を応援してくれる存在ではないと感じました。なので、tehが羨ましかっただろうしtehに勝ちたいというライバル心が原動力だったのかなと!
ohaewのもうひとつの原動力になっていたのが、SNSなのではないかとも感じました。
もしかしたら、ohaewはインスタの「いいね」やフォロワー数によって親や友達(1話でtehにすぐ諦めると言われた)から得られないものをインターネット上の不特定多数の人に支えられ、なりたい自分を装っていた(理想の自分)のかもかしれません。
ドラマ内では、teh見せつけるためだと言っていましたが。
こう考えると、IPYTM2話のohaewの選択が理解できなくもないんです。
TehにとってOhaewという存在
人の目が気になるtehにとって、自分の性的指向や自分の好みを友達にハッキリ伝えることのできるohaewは恐怖の存在だと思っています。
中学生って群れたがるしお揃いにしたがる時期なのに、ohaewは中華麺よりもビーフン派だと仲良しグループ内で1人だけ違う好みであることを隠そうとしていません。
そんなohaewが同じ夢を見るライバルというだけで恐怖なのに、自分の心に入り込み心地よい存在になるものだから戸惑うよね.....
tehは自分は女子だけを好きになるものだと思っていたので、アイデンティティの崩壊も起こっている。
これに受験放棄や親の期待に応えられない自分・失恋も加わる。
そりゃ、ズタボロになるし試験中に泣いてしまうよ。
俳優のTorThanapobに似てるとコメントされてるOhaewの投稿は、ものすごくTehのライバル心を燃やすものだったんだろうなぁ
突然のP’Tor!!
さいごに
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