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はじめまして。FOR CHILDREN PROJECTと申します。

突然ですが。

幼児虐待。
テレビのニュースから流れてくる虐待のニュース。
みなさんはどう感じているでしょうか。恐らく、多くの方は胸を痛め、
加害者に対して強い憎しみを抱き、怪我した子、もしくは亡くなった子を想い、ひどく悲しい気持ちになるでしょう。
もちろん私たちも同じです。

しかし一方で、画面を通して知った事実に、
さまざまな感情が湧き起こったあと、恐らくほとんどの方は、
なにもせず、日常生活に戻っていくでしょう。それは、他人ゴトだから

ここでお伝えしておきたいのは、それは別におかしなことではなく、
普通のこと。むしろ、心動くたびに行動に起こす人を私たちは知りませんし、もちろん私たちも同じでした。

自分ゴトのきっかけ。

2018.3.2を綴ったリリック帳

2018年3月2日。団体発起人の般若が当時住んでいた家の目の前で、幼児虐待事件が起き、当時5歳の女の子の小さな命が奪われました。
女の子の継父の犯行でした。
「なぜ」こんなに小さな命が、奪われなければならなかったのか。
「なぜ」こんな近くにいたのに、異変に気づけなかったのか。
「なぜ」彼はそんなことをしてしまったのだろうか。
なぜ、なぜ、なぜ………。
考えても考えても分からず、亡くなった女の子に対する気持ちを綴った曲が「2018.3.2」。

私たちも一足先に般若から楽曲を共有され、言葉を失いました。
そしてやっぱり、般若と同じように「なぜ」が溢れ出し、
調べ、考え、憎み、想いを繰り返しました。

私たちは般若というラッパーを通して、
「2018.3.2」という曲を通して、
初めて流れゆくニュースが自分ゴトになりました。
しかし、どれだけ考えてもやっぱり何もわからない。
継父を責め立てても何も変わらない。解決方法もわからない。

でもただ一つ確かなことは、「こんな悲しいことは起こっていいわけがない。」ということ。

FOR CHILDREN PROJECT 始まります。

私たちはこの事件、そして「2018.3.2」という楽曲をきっかけに発足した小さな団体です。活動はタイトルの通り「子どもたちのためにできることを」自分たちに出来ることから始めていくつもりです。

そしてそれは子どもたちはもちろん、その周囲に存在する大人たちの心を救うことかもしれません。

前述の通り、私たちにも正解はわかりません。
ただ少なくとも、私たちは小さなきっかけから、
幼児虐待という問題が自分ゴトとなりました。
まずはこの自分ゴトの輪を広げ、共感して頂ける皆さんと、
少しずつ、虐待のない世界を目指して活動していければと思います。
みなさま、どうぞよろしくお願いします。

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