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Footrico! - 特集:「マネーフォワードDAY」

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10/16(土) 札幌戦のマネーフォワードDAYを直前に控え、Footrico! #68 (2021/10/11) において特集「マネーフォワードDAY」を行いました。
マネーフォワード金井さん・石戸さんをお招きし、冠試合への想いや心境・企画イベントの紹介などを行っていただき、こちらにまとめさせていただきました。

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※ 「#footrico」でつぶやかれたツイートを引用しています。掲載を望まない場合はお手数ですが @footrico_yfm までご連絡ください。
※ツイッターの引用の表示に時間がかかる場合があり


特集「マネーフォワードDAY」

ーー去年はトップパートナー締結の翌日に「マネーフォワードDAY」が開催されました。去年の冠試合から1年が経って想い・心境の変化はありましたか?

金井さん:昨年の冠試合は初めてのサッカー観戦だったんですが、自分にとって衝撃がありました。
多分他の社員にとっても衝撃だったと思うんですけど、横断幕を作ってもらったり、みなさんに手を振ってもらったりだとか、Twitterの盛り上がりもすごくって、めちゃくちゃびっくりしたんですね。

1年間活動してきて、『ファミリー』という『みんなで戦う』文化が本当に好きだなと思っていて。
自分は去年の冠試合は担当しておらず、今回担当者になって初めて冠試合を担います。久しぶりのホームゲームでファミリーみんなの力を選手にもクラブにも感じて欲しいし、来場されるファン・サポーターのみなさんにも一体感を感じてもらえたら嬉しいなというのと、それを一緒に作り出して行けたらいいなと思っています。

初観戦のマネフォ社員もたくさん来るので、去年の私みたいな感動を味わってくれたらいいなと思っています。試合の勝ち負けも大事なんですけど、ファミリーの絆にもびっくりしてもらえたらいいなと思っています。

そして、そんな去年の冠試合を見て入社しちゃった人がいまして…(笑)

石戸さん:そうなんです。僕は昨年のマネーフォワードDAYの時にはまだ入社していなくて、スポーツビジネスの仲間と一緒に現地へ観に行っていました。

僕自身は、もともとスポーツパートナーシップに関わる仕事をずっとしたいと思っていたんです。で、「どうやって関わろうかな?」と考えていた時に、昨年のマネーフォワードDAY前日の契約発表の盛り上がりやハーフタイムに社員の皆さんがピッチを一周する暖かい雰囲気を見て「この会社に入ってパートナーシップの仕事ができたら本当に幸せだな」と思って。結果的に色々なご縁があって入社したという経緯があります。

昨年こうした経験をしているので、今年は社員として、しかも冠試合の担当者として感慨深い想いでいます。
それだけ想いもあるので、色々準備していく中でどの企画も調整だったり大変な所はあったんですけれど、ずっとすごく楽しくて。サポーターの皆さんに少しでも楽しんでいただけるように全力でできたかなと思うので、そういった想いや僕たちの姿勢がちょっとでも伝わったら嬉しいと思っています!

ーーそれぞれの想いがあっての去年・今年のマネーフォワードDAYなんですね。そんな今年の冠試合のコンセプトについてお伺いしたいと思います。

金井さん:『みんなで作り上げていく』というのが今年1年の施策を通しての私たちらしい部分かなと思っていて、それが広告のハッシュタグにもなった「マリノスファミリーみんなでもっと前へ」という冠試合のコンセプトになっています。

みんなで試合を作り上げていく・盛り上げていくことができたらいいなと思っていて、全てこのコンセプトに基づいて企画を作っています。
なので、当日は「この企画もこういうコンセプトなんだな」と感じながら見ていただけると楽しいかなと思っています!

ーーちなみに、当日はどんな企画やイベントが準備されているんでしょうか?

金井さん:冠試合をどうしようか、というのは半年くらい前から石戸さんとあれこれ話していたんですけれど…

石戸さん:もうやる気が違いましたからね!

金井さん:「とにかく、『ファン・サポーターのみなさんと一緒に』というのは最初から構想にありました。冠試合をテーマに沸騰ミーティングを開催してそこから一緒に関わっていただく、というのが最初の「マリノスファミリーみんなでもっと前へ」という所なのかなと思っています。そこでコンセプト案を一緒に出していただいたりしたんですが、その際に「マネーフォワードはマリノスファミリーを盛り上げてくれてるという印象が強い」と言ってくださったり、「サポーター自身も大切にしている『マリノスファミリー』という単語はコンセプトに入れたい」といったご意見をいただいて、それを参考に作っていきました。あとは「ノベルティは実用的なものが嬉しい」という意見も参考にして取り入れたりしています。

石戸さん:『みんなで作る』というのは、双方向のコミュニケーションができないと難しいなと思っていて。日頃からコミュニケーションができている基盤があってサポーターのみなさんの反応が暖かいので、僕らもそれに振り切ってできるなと思っています。サポーターのみなさんあってこその冠試合が出来上がってきているのではないかな、と個人的に感じていますね。

金井さん:企画第一弾としては、特別観覧席にご招待するキャンペーンを行いました。当初は社員を招待しようと思っていたんですが、5,000人上限というのが続いていたので「なるべく多くの方に冠試合を見ていただきたいね」と石戸さんと話して、サポーターの方向をご招待という形に急遽切り替えてキャンペーンを打ちました。

第二弾が広告ですね。冠試合のコンセプトの「マリノスファミリーみんなでもっと前へ」というのを象徴・体現するような企画がいいなということで、参加してもらえるような広告を一生懸命考えました。
今日(10/11)公開されたのは完成版ということではなく、ここからみなさんの応援メッセージが加わることで、「みんなで作る応援広告」として完成していきます。そして実は、Twitterで募集したファン・サポーターの方々だけではなくて、マネーフォワード社内でも応援メッセージを集めていて、それも加わって完成していくのでぜひ楽しみにしていただけたらと思います!

ーーこの広告は東急東横線横浜駅の改札内に掲示されているんですよね。さっそくTwitterに写真を上げている方も見受けられました。

金井さん:やっぱり反応してもらえるのは本当に嬉しいです!

石戸さん:いやあ、本当にそうですね。広告の場所について補足すると、2020シーズンの開幕の際の『超攻撃的エンターテインメント』広告と同じ場所に、というのを意識しました。

金井さん:第三弾がノベルティで、沸騰ミーティングで「実用的なものが良い」というのもあってみんなが使えるファイバークロスになりました。予期せずオウルテックさんが(ノベルティを)スマホケースを配布してくださるので、セットで使えたらいいなって。

第四弾は、ウェルカムカードを配布したいと思っています!お手紙というのは気持ちを伝える自分たちらしい手段なんじゃないかと思っていて、シリーズ化していきたいと思っているんですけど、当日来てくださる方に感謝を伝えたいというのを一番の目的としてファイバークロスに同封しています。

ーーてんこ盛りですね…!

金井さん:まだありますよ〜!
第五弾として当日にセレモニーが色々ありまして、去年は辻がハーフタイムにスピーチしたんですが、今回は試合開始1時間前にスピーチを行います。
CEOの辻や担当者の私が目立ちがちなんですけど、「会社全体で応援しているよ」というのをみなさんに知っていただけたらと思っていて、毎年いろんな人にスピーチしていってもらえたらいいなと思っています。
今回のスピーチは取締役CFO(財務担当)の金坂さんにお願いしようと思っています。パートナーシップ締結のキーマンでもあって、すごくパートナーシップを応援してくれたり、DAZNやTwitterでちゃんとマリノスのことをチェックしてくれていて。そして何よりマネフォのお金を握っているので(笑)、盛り上げて金坂さんに「マリノスのパートナーシップを続けていくべきだ」と改めて肌で感じてもらえたらいいなと思っています。

ーー金坂さんがclubhouseルームにいらっしゃいますが、もしよければひとこといただけないでしょうか?

金坂さん:こんばんは。

金井さん:ひとことお願いします!

金坂さん:僕個人的にはずっとこのパートナーシップを続ける気満々です…!
共通言語が社内でもできるし、社外の方とかもオフィスに飾ってあるユニフォームを見て「マリノス応援してるんですね」と話もできて、人によっては「(マリノスの試合に)行きたいです」だったりとか、会社のビジネスも広がっています。僕も仲良くしている会社の方と一緒に試合に行ったりしています。今のところ行った試合は3連勝中なので、4連勝目も行けるんじゃないでしょうか。

ーー当日はキックオフ1時間前に着席ですね!ありがとうございました!

金井さん:第六弾として、今年もハーフタイムバナーを持って社員で周りたいと思っています。私は去年参加できなかったですが、今年は参加したいと思っているのでよろしくお願いします!
そして、ハーフタイムバナーの前に冠試合用の30秒のムービーをスタジアムに流しますので見てもらえたら嬉しいです。

他にも、「当日はグリーティングはありますか?」と聞いてくださる方もいらっしゃって、私はバタバタだと思うんですけど、声をかけていただけたらステッカーをお渡したいと思っています!

石戸さん:「金井さんを探せ!」は難易度高いと思います(笑)

ーー今年もマネーフォワードDAYに社員の方はたくさん来場されるんでしょうか?

金井さん:はい!去年は200人で来たんですが、今年は家族も連れてきてOKということにして300人から400人ほどを考えていました。ただ、5,000人上限が続く中で私たちがそんなに席を確保するというのは申し訳ないなという思いがあって…。なので今回は120人ほどのチケットを取って、このくらいでお伺いしようと思っています。社内に向けても盛り上がりの醸成というのをやろうとしていて、すでに観戦ガイドというのは作ってあるんですけど、新しく選手紹介を作ったり観戦マナーのしおりを作っています。スタグルの紹介もしたいと思っています!

金井さん:あと、まだ発表はできないんですけど、当日や事後のキャンペーンとかも色々と企画しているのでその辺りも楽しみにしていただけたらと思っています。

石戸さん:まだまだありますね。盛りだくさんです。

金井さん:できなかった企画もあって、例えばフォトブースを作ったりしたかったんですけど、コロナ禍で色々と制限があったりした所は来年以降にやれたらいいなと思っています。

石戸さん:泣く泣く諦めた企画も結構多いですよね。

ーーということで盛りだくさんですが、この冠試合を組み立てるのはすごく大変だったんじゃないでしょうか?何人で準備されていたんですか?

金井さん:なんと…2人でやってます!想像以上に大変でした(笑)でもすごく楽しいですよね。

石戸さん:めちゃくちゃ楽しいですね!考えたことが実現できないという困難が何回か続いたんですけど、段々良いものになっていく感じがあります。

金井さん:最初は難しいダメって言われたけどマリノスやシティフットボールグループのみなさんが何とかできるように考えてくださったりとか。

石戸さん:クラブの方との絆も深まっていくのを感じますね。
さっきお話ししたハーフタイムに動画を流すというのも、結構頑張って調整していただいたのかなと。まずはお伺いして調整していくという流れです。

ーーこれだけ想いの入った冠試合になりますが、CEOの辻さんからのフィードバックなどはありますか?

金井さん:辻さんにはちょくちょく報告しているんですけど、辻さんはTwitterも見ているので「めっちゃいいね!」「めっちゃ凄いじゃん!」と言ってくれています。関係性の所をすごく褒めてくれて、「頑張ってるね」と捉えているんだと思います。

石戸さん:辻さんは今年3試合か4試合くらい現地に来られていたと思うんですけど、試合をすごく楽しんでいらっしゃいますし、どうしたらスタジアムが満員になるかという視点で見たりしています。

金井さん:試合にすごく集中している時とかに「なあなあ、どうしたら満員にできると思う?」って聞かれるんです(笑)

ーーあとはいよいよ「当日をお楽しみに」という感じでしょうか。

金井さん:楽しんでもらえたらいいなと思うのと、マリノス担当として勝利を願っています。

ーーそれでは最後に、おふたりからマリノスサポーターに向けてのメッセージと、おふたりにとってマリノスサポーターはどんな存在なのかをお伺いしたいと思います。

石戸さん:僕としては、今回のマネーフォワードDAYは社員として初めて迎える冠試合なので凄く感慨深い気持ちでいます。マネーフォワード社員の盛り上がりだけでなく、マリノスファミリーのみなさんの暖かさに感動して「ここなら幸せに働ける」と感じられたからこの場に携わらせてもらえていると感じています。なのでマネーフォワード社員としてはもちろんですけど、ひとりの社会人として、スポーツビジネスを志してきた人間としてもマリサポのみなさんには本当に感謝しているというか。暖かい「マリノスファミリー」という文化があるから今の自分があるなと感じているので、マリノスサポーター・マリノスファミリーのみなさんはまさに自分の人生をもっと前に進めてくれた存在だなと思っているんです。なので、今回の冠試合はマリノスファミリーのみなさんに楽しんでいただける1日になって欲しいなと思っています!
あと、個人的にもTwitterでも書いてるんですけど、優勝を諦めていないのでここから逆転したらカッコいいよね!と思っています。
なので、コンセプトにも書かせていただいた「マリノスファミリーみんなでもっと前へ」というのと「共に掴もう、5つ目の星を。」というメッセージで終わらせていただきます!

金井さん:私も、マリサポのみなさんの熱量とか協力とかリアクションがなかったらこんなに頑張れないしマリノスが好きになれなかっただろうなと思っていて。何なら担当者にならなかった可能性も全然あるので(笑)、そういう意味で私もすごく人生を前に進めてもらえたと思っています。
今度の広告に自分の過去のツイートも載せているんですけど、自分の過去ツイートを振り返ったら、どんだけマリノスファミリー好きなんだっていうくらい「ファミリー」「ファミリー」って言っていて。改めて、自分がマリノス自体もそうですけど、マリノスを取り巻くファミリーも含めてすごく好きなんだなっていうのを感じました。
なので、みなさんにとって「楽しかったな」と思い出に残る試合になったらいいなと思っているし、今回自分は(冠試合作りが)初めてだったのでまだ工夫し足りない部分はあるんですけど、一緒に作れる部分を冠試合の中で増やしていけたらすごく嬉しいなと思っています。ぜひ当日は一緒にチームを後押ししましょう!

ーー素敵なコメントありがとうございます!今後ともマリノスファミリーみんなでもっと前へ進んでいきたいですね!金井さん・石戸さん、長い時間ありがとうございました!

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(出てこいやのコーナーでの質問にもお答えいただきました!)

Q. 冠試合を作り上げるってどんなお仕事なんでしょうか?どういった風にコミュニケーションをとって作り上げていくんでしょうか?

金井さん:冠試合をやること自体は(以前から)決まっていたので、何かあるたびにアイデアをストックをしていきました。「これ冠試合でやろうよ!」みたいな感じで日々コミュニケーションを取っているというのと、あとはブレストしてますよね。

石戸さん:そうですね。あれやったらどうか・これやったらどうかというのが出てきたらお話ししています。金井さんとは週1回の定例ミーティングがあって、マリノスの試合の雑談から企画の話に移っていくんですけど「あの企画どうだった?」とか「SNS上であれが話題だった」とか色々話しながらブレストしていますね。

ーーということは、サポーターの普段のツイートも気になることのひとつということですか?

金井さん:いやあもうめっちゃ参考にしてるというか、どういうことにみなさんが喜んでくれるのか・心が動くのかということはすごく気にしていて。めっちゃチェックしてますよね。

石戸さん:そうですね。こっちの想定とは違う反応も結構あるんですよ。それがまた新しい発見になって次に活かされていく感じです。

Q. マリノス側の運営の方たちとはどんな風に冠試合を作り上げていくんでしょうか?

金井さん:私たちはコンセプトとかストーリーに拘ってしまうので、こっちでたたき台を作って「こういうことをやっていきたいんですけど、できますか?」みたいなことを相談させていただいて。そうすると「これはこうすればできる」「これはちょっと難しいかも」「こういうのはどうですか?」とか、その辺りを色々とディスカッションしながらという感じですね。

石戸さん:やっぱり企業側の僕らが積極的にアイデアを出して「こういうことをやりたい」というのをクラブの人に伝えていって良いものができていくと思っているので、提案待ちではなく自分たちが主体で作っていく所は強く意識していますね。

Q. マリサポとして、マネーフォワードさんにも喜んでもらいたい・お返しをしたいんですが、サポーターからどんな反応が返ってくると嬉しいですか?

金井さん:毎回、私たちの反応を上回ることをみなさんしてくださるなと感じているんですけど、やっぱりみなさん自身に楽しんでもらえたらなというのが大きいので、楽しんでくださっている様子とかをTwitterに上げてもらえるのが一番嬉しいです!ハーフタイムに手を振って欲しいなというのもありますね(笑)
あとは、スタジアムにいらっしゃらない方が疎外感を感じてしまわないかというのは気にしていて。「来年は行きたいな」「楽しそうだな」というのも呟いてもらえたら。でも本当に、何でも嬉しいですよ!

石戸さん:何でも嬉しいですし、こちらも反応したくなっちゃいますもんね。金井さんは全部にリプしてますもん(笑)
自然な感想とか、感じたことを呟いていただくのが一番嬉しいですね。

(おわり)


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