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判断基準は「持続可能かどうか」(後編)

こんにちは^^
ほりちゃん(堀友美)です★

前編を読んでくれた方、ありがとうございます^^
もし「まだ読んでないよ!」という方、ぜひ前編を読んでください★
前編を読んだ上で後編を読んだ方が、理解が深まると思います^^


後編では、2024年4月現在の私が考える「爪切り屋さんがどう社会に変化をもたらすか」についてお話しできたらと思います。


○【爪切り屋さん】が持続するための5つの柱

今、「別府温泉×フットケア事業」ということで温泉施設でフットケア(足の爪切り、タコ・魚の目ケア)を行い、それが事業として成立するために奮闘しています。

その中で、爪切り屋さんが持続していくために、現時点でどのように考えているか、その【5つの柱】をお伝えできればと思っています。

【1】温泉施設で開催する理由は、フットケアを身近に感じてもらうため

①温泉は みんなが裸足になる環境
 フットケアをする中で「靴下を脱ぐ」っていう行為は、ハードルが高いです。「恥ずかしい」とか「汚い足だから」とかそういう風に思い、見せることに抵抗がある方が多いです。
足の健康を守るために、自分の足と向き合って欲しい。だからこそ、いかにそのハードルを下げるかを考えました。

また、温泉に入った後は、皮膚や爪が柔らかくなっているのでケアもしやすく、より綺麗に仕上がります。

② 「フットケアとは」を知ってもらう
 
サロンのような店舗(箱)を持つと、閉鎖空間のために、中で何を行なっているかわからず、フットケアという概念の無い地域では「フットケアの周知活動」が難しいです。

なので、別府市民の集まる温泉施設でパーテーション(仕切り)を設けず、多くの人の目に入る場所で行っています。そうすることで、温泉に来たお客さんも「あそこで何やってんだろう?」って興味を持ってくれるかな、って。

私が事業をするにあたって、もちろん私の生活がかかっています。
一定の安定した収入がないと私の生活はもちろん、事業継続は難しいです。当たり前だけど「お客さんが来ないと私の生活(事業)は成り立ちません」

ということで、まずはいかに周知活動をして、お客さんを集めていくかを考えました。その結果、別府市民のお風呂である「別府温泉」の場所を活用し、みんなに見えるようなオープンの場所でフットケアを行う。という答えに行き着いたのです。

これは、温泉が身近にある「湯のまち別府」だからこそ、かもしれません。

別府温泉で開催する理由を更に掘り下げると「地域づくり」という概念も出てくるのですが、ちょっと今日はフットケア、つまり「足の爪切りサービスをどう持続可能にするか」という話をしているので、ここではその話は控えますね^^


【2】「看護師のフットケア」は否定します

私の名刺やパンフレットには「看護師」と肩書きを載せているんですが、どうやら「看護師のフットケア」というイメージがついてしまっているみたいで、それはまた考えものだな、とも思っています。「足に異常がない状態」であれば、足の爪切りは看護師の資格が無くても出来るんです。

もちろん私は看護師の資格はありますが、今は保険外サービスとして医師の指示の管轄外で行なっている。つまり看護師だからと言って病院で働く看護師と同じケアは出来ないのです。

病院は治療の場所であって、私は病院外で行う「ケア=日々のお手入れ」なのです。

今後、事業を大きくしていくにあたって、仲間を募集していきます。そんな時に、「足の爪切りは看護師が行うもの」という概念があるだけで、一緒に活動する仲間たちが"やりづらくなる"可能性もあります。

私と一緒に活動したい!って思ってくれても「看護師資格がないから…」と諦めてしまうかしれません。
目の前に困っている人がいても「看護師じゃないから爪切りをして欲しくない」と言われると、助けたい人たちを救えません。

もちろん、最低限の知識は必要なので、基礎知識や技術はしっかり固めた上でフットケアを提供していきます。

また、逆に、「看護師だからフットケアが上手い」わけでもありません

勉強を重ね、経験を積んで、その都度しっかり思考を巡らせることができる人は、誰でもフットケアが出来ると思っていますし、私もお客様が安心できるように自己研鑽していきます。


【3】価格帯は互いの生活が維持できるかのバランス

現在、価格も抑えめにしています。基本30分4,400円で提供しています(2024年4月8日現在)。これは私の生活が維持できる事(事業が成立する事)と、1回あたり5,000円を超えると、金銭面で毎月通う事に躊躇するかなと思って。ここも「通い続けられるかどうか」を考えています。

爪は髪の毛と同様に、生きている限り毎日伸び続けるので、1ヶ月に1回は通う必要があります。せめて2ヶ月に1回。

1~2ヶ月に1回の間隔で通ってもらえると、足をいい状態で維持出来ますし、何かトラブルがあった時に早期発見が出来ます。

例えば、価格設定を5,000円以上にした時「1回ケアをして、その後価格が高いから 3~4ヶ月来れない(来ない)」となるのであれば、それは違うかなぁと思っています。今はいかに「毎月通いやすいか」という視点でやってます。そして、私の生活(事業)も維持できる。

実際、価格帯は上げようと思ったら、上げることができます。
ただし、歳を重ねても介護を必要とせず「人生最期まで歩き続ける足を作る事」で介護給付費はもちろん、社会保障給付費の抑制に繋げる事が出来る、と私は考えているので、年金生活をしている方でも通い続けれる価格であることが必要なのです。

※「歩き続ける足を作ること」は、転倒予防になります。転倒予防になる、ということは、転倒による怪我や入院治療費(医療費)を抑制でき、転倒による介護が必要な状況も避けれるので、介護給付費も抑制できると考えます。


売上や利益はもちろん大切なのですが、高齢者が住み慣れた地域・自宅で自立して生活できるために、「定期的に足を整える習慣を作れる」価格設定も大切だと思っています。


【4】女性もキャリアを諦めない

今はまだ予定はないですが、私は「妊娠、出産、子育てを夢見ている女性の1人」です。仕事も大好きな私が、仕事、妊娠、出産、子育ての中で、いかに仕事をどう続けていくかという部分も考えています。

女性っていうのはなんとなく子供ができたら色々諦めなきゃって言う風潮があるなぁ、って思っています。
家庭中心に考えざるを得ず「やりたい仕事」ではなく「やれる仕事」を選んだり

社会的地位や、家庭内での地位も、もしかしたら諦めている人もいるのではないか、って。

もはや「諦める事が普通」で「諦めなくてもいいという可能性を想像しない」かもしれません。

私は仕事が好きだからこそ、そういう風潮は無くなれ‼︎\\\\٩( 'ω' )و ////って思うので「子供ができてもキャリアを積めます」とか「家庭があってもしっかり稼ぐことができます」とかそういう形でやれたら理想です。

だからこそ、営業時間は10時~17時(変更可)にしてます。
「子供の送り迎え」や「子供と夜ご飯食べたい」など子供との時間を大事にして欲しいからこそ、朝はゆっくり、夕方は早めの帰宅を叶えようと考えています。

子育て世代のお母さんでも働けるような時間帯を意識して、そしてその中でいかに収益を上げるか。ここが今後の課題です‼︎

【5】事業をブランディングする

そして、爪切り屋さんの事業をやっていくにあたって、1番意識してる事があります。

もし、私が事業を引退しないといけない、とか引き継いで私は別のものをやり始めたい、って思った時に「やりたいです‼︎」って積極的に手が上がる事業にする事を意識してます。

どんなに高い収入があって生活が豊かになっても、「朝から晩まで働き続けるようなブラック企業」や「働き方は自由なんだけど収入が低くて生活できない」とかであると、誰も「私やります‼︎」にはならないと思うので、しっかり収入面と働きやすさはバランスを取りたい、と考えています。 


「ブランドにする」ってどんな感じか、というと

タピオカのように、一瞬話題に上ってブームが去ると低迷する。これはブランドにはなって無いのかな、と思います。
もちろん、タピオカが好きな人もいますが、多くの人が当時のタピオカに対する熱量は冷めたのではないでしょうか。

そういう一瞬のブームではなく、コツコツでも地味でもいいので、5年、10年、20年経っても長く引き継がれていく事がすごく大事かなぁと思ってます。

私はそういう根強いブランドを創ろうと考えてます。なので、派手さや目立つ形での展開はないですが、今はそれでいいと思ってます。

「判断基準は持続可能かどうか」っていうところで、何かアクションを起こす時は、「ずっと引き継いでもらえるのか」とか「事業として続けることができるのか」をしっかり考えようと思います。

○さいごに

やーーーーっと第一歩が出せたかな、というくらいの未熟な私が、何を大口叩いてんだ!と思う方も多いかもしれませんが、「夢を語るのは自由」と思ってますし、「語らなきゃ何も始まらない」とも思ってます。

むしろ、ずっと「夢は語って、そして叶えていきたい」と思ってます。

だからこそ、みんな、こんなほりちゃんを応援して欲しいです\( ˆoˆ )/
未熟者だからこそ多くの方々のサポートが必要です。


この夢が叶うのは、いつになることやら….♡楽しみです。
ほりちゃんをよろしくお願いいたします。

そして、こんな私と一緒に活動したい‼︎と思ってくれる仲間を大募集してます\( ˆoˆ )/

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爪切り屋さん代表:堀友美

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