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美味しいコーヒーの淹れるコツ(ホットコーヒー編)その3

今日もご覧いただき、ありがとうございます。

また、毎日の『スキ』や『フォロー』、本当に感謝、感謝です。

さて、一昨日は『美味しいコーヒーを淹れるコツ(ホットコーヒー編)』と題して、ポイントを『蒸らし』に絞ってお伝えしました。

そして昨日は、お湯の投入の方法をお伝えしました。

一般によく言われる、螺旋を描くとか、円を描くといったやり方ではなく、コーヒーと触れているお湯の量を調節することで、コーヒーの濃さを調節するというやり方でしたが、いかがだったでしょうか。

そこで本日ですが、今日はコーヒー豆の挽き目とコーヒーの味の関係についてお伝えしようと思います。

それでは、本日もよろしくお付き合いくださいませ。


手廻しグラインダーの調整方法

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以前、コーヒーグラインダー(ミル)の記事を書いたことがありましたが、挽き目の調整方法については、お伝えしていなかったと思います。

まずは機械式のコーヒーグラインダーの挽き目の調整ですが、これはダイヤルを回すだけ、だと思っておられる方が多いと思います。

基本的には間違いではないのですが、一つ注意点があります。

ダイヤルを回す時は、コーヒー豆を入れていない状態でダイヤルを回してください。

コーヒー豆を入れた状態でダイヤルを回すと、コーヒー豆とカットの刃が当たってしまい、刃を傷めてしまう危険があるからです。

ですのでダイヤルの調整は、必ずコーヒー豆を入れていない状態で調整するようにしてください。

次に、手廻しグラインダーの挽き目の調整方法です。

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手廻しグラインダーの挽き目を調整する場合は、上の写真の黄色い丸の中にある、ハンドルを止めているネジを外してください。

そして、その下にある歯車が回転しないようにしているストッパーを外して、歯車を回せるようにします。

そしてその歯車を、手でいっぱいまで締め込んでから、1回転緩めます。

市販の手廻しグラインダーであれば、このやり方で『中挽き(ペーパードリップに適した挽き目)』になります。

あとは、ストッパーとハンドルを元に戻して、最初に外したネジを締めこむだけです。


挽き目を変えると味はどう変化するのか?

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挽き目を変えると、コーヒーの味はどのように変化するのか?

ということですが、基本的には挽き目を細かくすれば、コーヒーの味は濃くなり、挽き目を荒くすれば、コーヒーの味は薄くなります。

ただ、ここで勘違いして欲しくないのは、コーヒーの味は濃くなりますが、それは個性がより強調されるという意味ではありません。

例えば、マイルド系の豆を上の写真のように、エスプレッソ挽き(粉体)にしてコーヒーを淹れた場合、味は確かに濃くなりますが、ペーパードリップの時には分からなかった、エグ味や渋味といったものが目立つようになります。

コーヒーを細かく挽くことによって、確かに味は濃くなるのですが、ある一定のラインを超えると、今度は今まで出てこなかった(目立たなかった)味が出てくるようになるのです。

これは、コーヒー豆の挽き目によって、それまで抽出されにくかったものが出易くなって、全体のバランスを大きく崩してしまうからです。

ただし、これはあくまでも挽き目のラインを、大きく外してしまった場合に限られます。

色々と試してみて、ご自分の好みに合わせてみてください。

挽き目に合わせて自分の好みの味を確かめるのは、面倒ではあるけれど、楽しいひと時なので、ぜひやってみてください。


ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


今日の一言
一度、大きく振ってみること。そして味の違いを知ることが大事。

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