見出し画像

世にも奇妙なコーヒー物語

今までいろんなコーヒーを飲んできました。
その中で、一番美味しかったコーヒーはどれかと聞かれたら、メチャクチャ困ります。
というのも、それぞれに美味しいところがあって、甲乙つけがたいんですよね。
でもまぁ、3つには絞れるかな?

 ※ エルインフェルト農園【パカマラ】
 ※ エルインフェルト農園【グァテマラ】
 ※ エチオピア産(農園は忘れました💦)【イルガチェフェ・モカ】

他にも、イタチコーヒーで有名な【コピ・ルアック】や、パナマ産でエスメラルダ農園の【ゲイシャ】も飲んだことがありますが、純粋にコーヒーとして美味しいと感じたTOP3はこの3つです。


レンガコーヒー

画像1

逆に一番不味かったコーヒーは?
と問われたら、これはもう即答できます。
親戚がドイツのお土産に買ってきてくれた【レンガコーヒー】です(笑)。

この【レンガコーヒー】なるものは、私が勝手に命名したんですけど、本当にレンガみたいなコーヒーだったんです。
挽かれたコーヒーの粉が、まるでレンガのように固められて、袋に入っていました。
『真空パックなのかな?』ともらったやつを手にした瞬間思いましたが、どうも違うようで、本当にレンガのように押し固められていたのです。

これは酷いな!

というのがすぐに分かりまして、ちょっと飲む気にならなかったのですが、家族が「せっかくお土産にもらったのだから」というので、仕方なく淹れてみることになりました。
袋を開けると、もう日寝た臭いがして、明らかに古いのが分かります。
ドリッパーにコーヒーをセットして、蒸らすための第1投を入れてみると、コーヒー豆がお湯を吸い取って、ドリッパーの中で膨らむどころか、凹むんです。
これはもう、古い豆の典型的な症状で、私は『アリジゴク』と呼んでいる(笑)んですが、これだけで第2投を投じるテンションが、急降下しました。

少しでも膨れるようにと、お湯の温度を上げて、じっくり時間をかけて抽出したのですが、もう飲む気にはなれませんでした。
家族の分をカップに注いで、一口味見をして、すぐに吐き出して、残りはもうすぐに捨てましたね。
それほどに酷かったです。


もう一つあるのですが・・・

画像2

不味いコーヒーというと、もう一つあるのですが、こちらはちょっと問題アリでして、結構近畿圏では有名なお店なんですよね。
チェーン展開しているお店で、名前を出すとマズイので、やめときます。

ただこちらのお店は、深夜帯に行って、かなりレアなコーヒーを頼むという無茶なことをやったので、一概に全てのコーヒーがまずいというわけではありません(多分・・・(笑))。


不味いなりにキラリと光るものがある・・・

画像3

どんなコーヒーであっても、たとえ不味いコーヒーであっても、どこか一つくらいは『キラリと光る』ものがあるのです。
でも、ドイツの【レンガコーヒー】は、何の保存方法も加えず、コーヒーの風味を殺してしまいました。
あるお店は、何度も煮戻したような、酸化臭の塊のようなコーヒーを出してきました。

でもその反対に、たった100円のコーヒーに情熱を注ぎ、スターバックスと勝負をして勝ってしまう、マクドナルドのコーヒーがあります。
今後も、そういう美味しいコーヒーを探していきたいと思っています。

ただ、たまには不味いコーヒーを飲むのも、話のネタにはなりますけどね(笑)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?