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コーヒーを入れる時に一番必要なものは?

今日もご覧いただき、ありがとうございます。

本日は、水出しコーヒーではなく、ホットコーヒーの話になります。

ペーパー(ネル)ドリップでホットコーヒーを淹れる際に必要になるものは色々ありますが、コレに関しては元々家にあるものだけに、新たに購入するということは少ないようです。

でも実は、コレが一番重要だったりするので、今日はその話題をお届けします。

それでは、本日もよろしくおつきあいくださいませ。


コーヒーの必需品・細口ポット

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上でお伝えした『コレ』とは、コーヒーにお湯を注ぐ細口ポットのことです。

普通はケトル(ヤカン)を使われる方がほとんどだと思いますが、ドリップ系のコーヒーを入れる時は、細口ポットを使うのが基本になります。

こちらが私がいつもホットコーヒー用に使っている細口ポットです。

コーヒーにお湯をかける際、最初の蒸らしやお湯を注ぐ工程では、微妙な量の調整が必要になります。

お湯をかけすぎてしまっては、薄いコーヒーができてしまいますし、ドリッパーの縁にお湯がかかってしまった場合も同様に、お湯がコーヒーに当たらず薄いコーヒーができてしまいます。

それに最初の蒸らしの段階で、コーヒー豆全体にお湯を含ませたいが、最初にかけすぎてしまうと、コーヒー豆が蒸れる前にお湯が落ちてしまい、これもまた薄いコーヒーができてしまいます。

このように、コーヒーにかけるお湯の量を調整するためには、細口ポットは欠かせないアイテムになるのです。


なぜケトル(ヤカン)はダメなのか?

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ケトル(ヤカン)がダメな理由は、お湯の量の調節がやりにくいからです。

入れてあるお湯の量によっては、ドバッと出てしまうこともありますし、逆に調整しようとしてゆっくりやり過ぎて、コーヒーの温度を下げてしまうこともあります。

なので、傾けることで量の調整がしやすい細口ポットがいいのです。

先ほどもお伝えしましたが、ドリップ系で淹れる時は、細口ポットが基本なのですが、実は喫茶店をやっている人でもこの事実を知らない人は少なくありません。

私の知りうる限りでも、近所に3軒有りますが、その全てのお店がコーヒーをウリにしているワケではないので、まぁそれはそれで仕方ないかな? と思っています(笑)。

ただそのうちの1軒は、何か『コーヒー通』ぶっていて、ちょっと引っ掛かるものがあったりします。

そういうお店には、足を運ばなければいい(笑)だけなので、好きにしてもらって良いんですけどね。


コーヒーとお湯の温度の関係

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さて、このページを見てくださっているあなたは、コーヒーとお湯の温度の関係をご存知でしょうか?

実は、コーヒーの焙煎具合によって、お湯の温度は変えた方が良いのです。

少し余談になりますが、市販されているコーヒー豆の焙煎具合は、少し強め(深め)になっています。

この理由は、コーヒーメーカーに合わせているからです。

コーヒーメーカーのお湯の温度は、その構造によっても変化しますが、コーヒーにかかる時には、大体90℃前後になっています。

ところが、コーヒーの適温は93〜94℃なので、90℃というのはかなり低めの温度になります。

この低めの温度で、味や香りがしっかり出るように、市販のコーヒー豆は焙煎具合を深めにしてあるのです。

逆に、この法則を利用する手もあります。

焙煎が深めのコーヒーは、低い温度93℃より低めの温度で挿れて、焙煎が標準から浅めのコーヒーは、標準の94℃から高めの温度で淹れるのです。

こうすることで、そのコーヒーに適した温度でコーヒーが入れられますので、より美味しいコーヒーを飲むことができるのです。

実際、私がお世話になっているコーヒーショップでは、コーヒーポットに温度計をセットして、お湯の温度管理をされてます。

より正確に温度管理することで、より美味しいコーヒーが提供できるわけです。


オススメのコーヒーポットは?

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水出しコーヒー研究所がオススメするコーヒーポットはこちらです。

こちらのペリカンポットは、プロであっても満足できるほど。

価格も手頃なので、今後ご自分でコーヒーを淹れてみたいと思われる方は、ぜひ候補に入れられてはいかがでしょうか?


ということで、本日はポットのお話でしたが、いかがでしたでしょうか。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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