見田宗介「鏡の中の現代社会」 解説
高校3年生向け 現代文B
論点「社会」
1. どんな話なのか 現代人は「前近代の社会」「近代の社会」の両方を知り、よりよい社会を作っていかなければならない。
そのためには、今「当たり前」だと思っている社会の外に出て、現代社会を眺めてみる必要がある。この行為は日常生活でいうところの「鏡を見る」行為に似ている。
2. 本文の「核」本文の核は2つある。
① 「鏡の中」=日常における「当たり前(自明性)」の外に出て現代社会を眺めること
タイトルにもある「鏡の中の……」とは