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相手の内面にある思いに目を向け、信じ抜く

今日はフードリボンプロジェクトが成長していくにあたって大切にしたい考え方を綴ったので、こちらのアカウントでも発信しておこうと思います。

活動がスタートしてから今日まで、フードリボンに取り組む飲食店の数を1ヶ所でも多くしていきたいと述べてきました。

そうする事で、全国どこにいる子でも、何かあった時、ご飯を食べられる場所が近くにどこか1ヶ所は必ずある、という社会を作ろうとしているからです。

この事自体は、これまでも、今も、これからも、変わらずやっていく事だと思っています。ただ、これからは特に、強く、意識して考えなければいけない事がありそうです。

それは、「システム」ではなく「思い」によって活動を広げていくという事。

人々が魂の奥底に宿す「人間性」や「利他の精神」に訴えかけ、喚起する事で仲間を増やしていくことが重要です。

そうでなければ結果的に事業が拡大したとしても、その社会の「実態」や「あり様」はディストピアにすらなる可能性があるという自覚を持つこと。

私たちが目指す未来を「あるべき姿」で実現するためには、飲食店を募集するとき、それぞれのお店が「自ら、自ずと」参加するように働きかける必要があります。これは絶対に外してはならない、私たちに課せられた条件だと捉えています。

「頼まれたからとりあえず」とか、「損がなさそうだから、得しそうだから」とか、「みんながやってるから」とか、受け身な状態で参加をしても、結果的に持続可能にならない。何か問題が起きたり、思い通りにいかないことがあると、無意識に環境や他人に原因の所在を求めてしまったりする。

(一方でカジュアルな取り組みであろうともしています。一旦、字面だけでとらえず「意図」をキャッチしてもらえると嬉しいです。)

人の内面には、なんとかして役に立ちたい、できることをやりたい、社会に寄与したい、社会の一員として責任を果たしたい、といったエネルギーが必ずあると思ってます。

そのエネルギーを形にして、立ち上がる人々を増やすこと。それには「自発性」に訴えかけることしかありません。

これから活動の規模が大きくなればなるほど、一人一人の「自発性」や「当事者意識」を促すための努力がより重要になるし、何よりも自分たちがそれに見合うだけの決心をしている必要があります。

飲食店が参加するときに、自らの意思で自ずと、止むに止まれず取り組み始める状態を生み出すこと。

それには相手の内面にある思いに目を向けること。
相手の内面にある思いを信じること。

思いを引き出せるよう、このプロジェクトのビジョンと、存在意義を、極限まで高い視座をもって確認。

やっていることの「規模」とか「インパクト」とかは、関係ないと思っています。小さくても、浅くても、内面のエネルギーから湧きでる衝動に抗えず行動してしまう、そんな人たちがたくさん集まっていったとき、社会は大きく変わると思います。

フードリボンプロジェクトはそのムーブメントを生み出していく。全ての子どもが今日という1日を笑って過ごせるように、「システム」ではなく「思い」によって、活動を広げていけるように、今日も真剣に進んでいきます。

全ての人に幸あれ。
今日は以上です。
いつもありがとうございます!

  
#フードリボン
#フードリボンを繋ごう

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