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【数百年、数千年先の未来に、自分が残せるもの】

1万人のいただきますまで残り97日です‼️


今の肩書き

こんにちは。加藤ひろあきです。飲食店で子どもたちが無料で食事ができるようになる仕組みを、全国に広める「フードリボンプロジェクト」という活動。

自分は団体設立とともに事業が立ち上がった2021年5月から、共同設立者として一緒に取り組ませていただいてます。

当初はいわゆる「ボランティア」として関わり始めました。それが事務局として報酬をいただくようになり、事務局長を拝命するようになり、現在に至ります。

自分は1人でいる時間が大好きなんですが、あまりジッとしているのは得意でなく、ずっと閉鎖的な空間で過ごすのを息苦しく感じるタイプです。なので、事務局とはいえ外に出て人と会い、事業の「展開」に向けた活動も行いながら、事務仕事とのバランスをとっています。

私がフードリボンに取り組む理由

活動をしていると非常にたくさんの質問をいただきます。最近は特に、自分への個人的な質問が増えてきました。

よく聞かれるのは、
どうしてこの活動をやろうと思ったんですか?
というもの。

この質問、大好きです。

自分がどうしてこのプロジェクトに心血を注いでいるのか、答えるたびに確かめることができるからです。

自分の原点となる思いをその都度整理するので、事業だけでなく自分という人間について、自分自身がより深く理解する機会になっています。

実は自分の場合、
フードリボンを始めたきっかけ」と
フードリボンを続けている理由」が
違った答えになります。

フードリボンを始めた理由

「フードリボンを始めたきっかけ」は、代表理事の橋本展行と出会ったことです。彼と出会っていなければ、自分はこのプロジェクトに携わることはありませんでした。もっといえば、「あの時のあのタイミング」で橋本と出会っていなければ、きっと自分は今ここにいません。

ある意味で、運命の巡り合わせというか、流れの中で引き寄せられたのかなと思っています。当時の自分の感覚をそのまま表現するなら、「呼ばれている感覚」がありました。その声に従って、できるだけ自我をなくして、流れに身を委ねた結果、フードリボンプロジェクトに関わることになりました。

ただ、それよりも重要というか、自分が広く外部に発信するべきだと思っているのは、「今の自分がフードリボンプロジェクトに取り組んでいる理由」の方です。

ここに一人の人間として自分の思いが反映されています。前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、今日はそんな発信ができたらいいなと思います。

フードリボンを続けている理由

子ども時代の日常

自分は子どもの頃、食べるものに困った経験がほとんどありません。家に帰るといつも母がいて、食卓の上には母が作った料理が並べられ、それを食べる日々でした。

「お腹いっぱい食べて大きくなってね」

といった言葉をかけられながら育ちました。当時の食卓で家族と行われていたやり取りが思い返されます。自分がそういう日常を送れていたことが実は特別なことだったんだと気づいたのは最近のことです。

自分が生まれ育った家庭では、小学5年生の時に両親がお別れしたので、それからは妹と一緒に母に育ててもらいました。

当時の母が置かれていた状況は相当苦しかったそうです。それでも毎日ご飯を作ってくれたり、朝早く起きてお弁当を作ってくれたり、自分が打ち込んでいた野球を続けさせてくれたりしたのは、知られざる母の尽力と、当時周りにいた大人の人たちの支えがあったからです。

当時の自分は何も気づかずに過ごしていたわけですが、もしそういった支えが作ってくれていた「あの時の日常」が自分に無かったら、自分は今、この立場にはいれなかっただろうと思います。

自分の人生は奇跡の連続だった

人生の歩みを進める度、自分がこれまで生きてきた環境や今住んでいる世界がとても恵まれていることに気がつくばかりです。経済的にも、教育的にも、技術的にも、文化・スポーツにおいても、医療においても、世界を見渡してみれば先進的なポジションにいる国、日本。

誰でも安価に医療を受けられたり、学校では高度な教育を受けられたり、スマホなどの最新技術の機器を利用できたり、それでいて長寿の国で、治安の良い国で、80年近く戦争が起こっていない国、日本。

すごい国だと思います。この国に、この時代に生まれてこれたこと、そして温かく支えてくれる大人に囲まれて育つことができたこと、全てが奇跡の連続だったんだ。

そう思った時に、この世界を作り上げてくれた先人の皆皆様方に心からの敬意と感謝の気持ちが湧き上がってきます。

そして自分が社会の一員となった今、今度は自分たちの世代の手で、さらに良い社会を作っていきたい、そして次の世代に胸を張ってバトンを託せる自分たちでありたいと思うのです。

これからずっと先の未来に、私たちが残せるもの

何百年、何千年と続く未来に、自分の人生を通じて残せるものは何なのか、20歳の時からずっと考えて生きてきました。

今の自分にとって、それがフードリボンプロジェクトです。

社会の一人一人が立ち上がり、誰も取りこぼさない共助の社会を実現するため、私たちは子どもたちの「今日の一食」を支えるところから、ペイフォワードの文化を作っていきます。

以上、自分がフードリボンプロジェクトに取り組む理由について書かせていただきました。長い文章をここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

貴重な命の時間を、この文章を読むことに使ってくれたことに感謝して、自分の言葉に対する生き様の責任を自覚していきます。

今日は自分との対話を通じた整理のつもりで書き始めた投稿でした。随所駄文に未熟さが滲み出ていたことと思います。

最後に皆様にもう一度、ありがとうで終わりにします!

ありがとうございました!

#1万人のいただきます
#フードリボン
#フードリボンを繋ごう

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