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11月21日(土)公開記念舞台挨拶レポート📝

寺門ジモン初監督作品『フード・ラック!食運』が11月20日(金)より全国公開中です!

世界中でいまだ続く新型コロナウイルスの影響により、全国の飲食業界、映画業界でも厳しい状況が続く中、映画から食を応援するとともに、食を通して人々が支え合い、食を囲む幸せの日々が続くように願いを込めた本作。

新人編集者・静香(土屋太鳳)と共に「本当に美味しいものを本当の言葉で紹介するサイト」の立ち上げを任されることになった良人(EXILE NAOTO)。その矢先、疎遠になっていた母・安江(りょう)が倒れたとの知らせが入る―。

幼い頃の母との思い出とともに幻の人気焼肉店「根岸苑」を通して繋がり、食を通して出逢う人々それぞれの想いをのせ、焼いて、食べて、ちょっと泣いて、また食べる、極上の焼肉ハートフル映画『フード・ラック!食運』。


本作の公開を記念し、丸の内ピカデリーにて公開記念舞台挨拶を行いました!

構想から7年という長い年月を経て完成した寺門ジモン初監督作品『フード・ラック!食運』。
公開舞台挨拶には、EXILE NAOTOさん、土屋太鳳さん、石黒賢さん、そして寺門ジモン監督が登壇✨

寺門ジモン監督は「こんなコロナ禍に来ていただきありがとうございます。映画が上映できるだけでも嬉しいです。日本には美味しいものを食べたくなるような映画が少ないなと思っていて、そんな映画を撮りたいなという夢が叶いました。無事に公開できて良かったです。」と映画公開を迎えた喜びを語りました。

会場にはダチョウ倶楽部のギャグ「YAAA!」と書かれたウチワを持った寺門ジモン監督のファンの姿もあり、寺門ジモン監督は恥ずかしそうにしながらも嬉しそうな様子☺

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NAOTOさんは「去年の5月頃、ちょうど令和に時代が変わる記念すべき時にクランクインし、やっと皆さまの前にこうして届けられたことを嬉しく思います。」とご挨拶。

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土屋太鳳さんは「この作品が撮影された後、世界は難しい状況に突入し、皆様にお届けできるか心配でしたが、まさにお肉のように熟成することができました。美味しく召し上がっていただけたでしょうか!?」との問いかけに会場からは大きな拍手が起こりました👏

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石黒賢さんは「コロナの時は撮影も中断して、どうしたらいいんだろうと思いました。これまで思ってもみなかったけど、こうやってみんなとスタッフと一緒に作れることは当たり前のことじゃないんだよなと思いました。無事にこのように公開できて、たくさんの方に観に来ていただけて嬉しいです。」と観客への感謝を述べました。

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映画に実体験が入っているか問われた寺門ジモン監督は、「全部、実体験です。リアルなことは感動するので、こうやっていろんなお店であったリアルな体験を映画にすることができて嬉しいです。」と回答。
NAOTOさんが「映画の中で出てくるタレを盗むシーンも本当にあった話なんですよね?」と明かすと、寺門ジモン監督は「そう!お店で食べていた時に本当に隣のテーブルでタレを盗んでいる人がいて、店長が出てきて「盗め!」と言ってタレを渡しているのをみてカッコいいなと思って。他にもいろんなエピソードがあって、ぬか漬けも今は無くなってしまったお父さんとお母さんでやっていたステーキと一緒にぬか漬けが出てくるステーキ屋があったんだけど、お母さんがガンで亡くなられてしまって。ぬか漬けをお母さんが漬けていたので、どうするの?と心配していたけれど、3年後くらいにお父さんが「漬けた漬物食べてみてよ」と言って出してくれたぬか漬けの味がお母さんの味で。食べた瞬間、そこにお母さんが立っているような気がしました。お母さんは亡くなったけれど、3年後にぬか漬けで生き返ったと思ったんです。そういう風に、ぬか漬けや人の気持ちがこもったものは時間を越えて届くものなんだなと思い、映画にも入れたいなと思って。だから焼肉の映画なんだけど伏線的にぬか漬けも出てくるんです!」とぬか漬けに込められた想いを明かしました。

食べるシーンの多い本作にちなみ、NAOTOさんは「撮影に入る前に食べ方とかお箸の持ち方を気を付けようと思い、お箸の持ち方を矯正する箸を買って使ってみると全然食べられなくて...。こんなに箸の持ち方がダメだったのかと驚きました。でも毎日、その箸を使って食事していたらその箸でも食べられるようになって、この映画のおかげで箸の持ち方が綺麗になりました!」と撮影前のエピソードを明かしました🥢

映画の中でNAOTOさんとりょうさんが演じた、互いに大事に想いながらも疎遠になり、微妙な関係の親子の仲を取り持つ役柄を演じた土屋太鳳さん。親子関係について聞かれると、突然声を詰まらせ涙を流し、まわりのキャストを驚かせる場面もありました😢「愛情が深い分、すごく切ないなと思いました。母がよく言いますが、親だからできることもあるけれど、親だからこそできないこともある、とよく聞かされていて、これってそういう事なのかなって思って観ていました。撮影中は役として良人さんのところに行ったり、お母さんの所に行ったりしていたので、本気で良人さんのことを引っ張りたい気持ちでいました。」と撮影当時の気持ちを振り返りました。

今回、NAOTOさんと初共演した石黒賢さんは「NAOTO君とは初共演でしたが、俳優が持っている集中力やアプローチと違う、”心”でやるっていう気持ちを感じてすごいなと思いました。とてもよかったです。」と誉めると、すかさず土屋太鳳さんが「でもジモンさんも現場で、賢さんのお芝居を見て「さすがだな~。絶対撮っておこう。」と言ってましたよ!」と石黒賢さんの演技を褒め、寺門ジモン監督も「現場でいきなり竹中という役名を“たけちよちゃん”と呼んで、一瞬ぎょっと驚いたんだけど、そういう風にあだ名で呼ぶ編集者もいるよなと思って、そういった遊びの部分も自然に入れてくるところがさすがだなと思いました。」とお互いの演技を絶賛☺👏

焼肉がメインの映画に出演してみて発見したことやお肉について詳しくなったことがあるか聞かれたキャスト陣🎤NAOTOさんは「千切りキャベツに肉を載せて食べるという食べ方があると知り、発見でした!」と語り、土屋太鳳さんは「この映画では本物のお店や人が出てきて、撮影もお店を使わせてもらっていますが、映画の中で美味しくないお店として登場するお店の方が、そのお店は本当はとても美味しくて本物のお店なんです。「ジモンさんの為なら」といって撮影に協力してくれていて、そんなことがある!?と驚きました。毎日の撮影で、“食運”を頂いているような気持ちでした。」と映画タイトルにかけて語りました。一方、石黒賢さんは「ご覧いただいた皆さまはご存知かと思いますが、僕は映画の中でアジフライしか食べていなくて…。ちょっと肉については分かりません!」と語り、会場から笑いが起こりました😂

最後に、11月25日(水)に58歳の誕生日を迎える、寺門ジモン監督の誕生日を記念し、各キャストから寺門監督へのメッセージ🎉

石黒賢さんは「映画監督は最高の職業の一つだと思います。監督の熱意に付いていって、この作品は初日を迎えました。どうか皆さん、この映画を何度も観ていただいて、監督に2本目を撮らせてあげたいと思います!」とのメッセージに大喜びの寺門ジモン監督☺

続いてNAOTOさんは「4年前、滋賀県の山奥で一面雪の中で初めてジモンさんにお会いした時に、今こういう話を考えているんだけど、やらない?と言われました。その時はまだ実現するか分からない状況でしたが、もしも実現する時はぜひやらせてくださいと答えて、それから4年が経ち、本当にこうやって素晴らしいキャストの皆さんと一緒にその時の話を実現することができて本当に嬉しいです!」と感謝の気持ちを伝えました☺

土屋太鳳さんは「私は移動中もお肉の映像を観てしまうくらい、本当にお肉が好きなのですが、お世話になっていたこの映画のプロデューサーの方が寺門さんとたまにご飯行くから一緒に会ってみる?と誘っていただき、初めてお会いした際に、いっぱい焼肉を食べた後にお好み焼きを食べたことは一生忘れません。ジモンさんが、「お店の方がその店の食材に似てくると、その店は美味しい」と情報番組で拝見しましたが、ジモンさんが牛に見えてきました」と🐄
「牛!嬉しいです!」と3人の気持ちを受け止め、嬉しそうな様子の寺門ジモン監督でした☺

続いて、58歳の誕生日にちなみ、飾りつけされた5.8kgの巨大ローストビーフがサプライズ登場!!
思わずローストビーフの周りに集まる4人🥩🥩🥩🥩

寺門ジモン監督は自分のスマホを取り出し、巨大ローストビーフと記念撮影📸

初監督作品公開と誕生日を祝う祝賀ムードたっぷりの雰囲気のまま、大盛況のうちに舞台挨拶は閉幕しました✨

焼いて、食べて、ちょっと泣いて、また食べる。極上イーターテインメント✨『フード・ラック!食運』絶賛公開中です!ぜひ劇場でご覧ください!

映画公式サイト:movies.shochiku.co.jp/foodluck/

#フードラック食運 で感想もお待ちしております!

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