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和食の定番である「一汁三菜」【日本安全食料料理協会】


寿司や天ぷら・うどんなど海外でも人気の和食ですが、日本の家庭の基本の献立には【一汁三菜】という言葉があるのはご存知でしょうか?

一汁三菜とは主食となるご飯以外にお味噌汁やお吸い物といった汁物が一点、またおかずを含めた二種類の副菜を含めたものを言います。

今回はそんな和食の定番である【一汁三菜】についてご紹介したいと思います。

一汁三菜が献立メニューの定番な理由

洋食屋に中華といえば、ラーメンやパスタなど俗にいうワンプレートでお腹を満たす食事が多いかと思われます。

満腹も満たされ、子供達にも好評のメニューになりますが、実は栄養バランス的に見た場合。どうしても偏った食事になってしまっています。

しかし和食の定番である一汁三菜では主食と副菜に汁物の組み合わせ方で、体に必要な栄養をバランスよく摂取することが出来るのです。

1,主食
和食における主食といえばご飯。
ご飯にはエネルギーの源である炭水化物を摂取出来ます。

育ち盛りの子供には欠かせない栄養素の1つになります。

2,汁物
味噌汁やお吸い物で塩分や水分を補給します。
塩分の過剰摂取過ぎないよう、味付けを抑えまた味噌汁の具材を考えることで野菜に含まれるカロテンやミネラルを摂取できます。

3,副菜
ごはんのお供として欠かせないメインのおかずに加え、箸休めにもなる副菜2つを組み合わせるのが副菜です。

定番としてはメインのおかずに魚やお肉を使い、副菜には野菜をつかったおかずを持ってくることで主食や汁物で補えない、栄養素をここで賄うようにします。

一汁三菜のポイント

しかし、働く女性が多くなる中で一汁三菜のご飯を用意するのは実はとても大変です。

そんなときには副菜となる2つに、日持ちのする作り置き可能なものを予め用意しておくことで調理にかける時間をグッと短縮することが可能です。

また近頃では既に下ごしらえされた野菜の冷凍食品も販売していますので、それらを応用して使うものもおすすめです。

まとめ

仕事から帰って急いで子供達のご飯の準備と毎日せわしなく過ごすママ。

しかし、子供達のご飯は栄養バランスの整った食事を作って上げたいと思う方が多くいらっしゃいます。

毎日無理なく作るには一汁三菜の基本にそって献立を考え、また副菜には作り置きや冷凍の野菜を使うことで栄養バランス面に食事作りをぐっと楽にしてくれます。

日本安全食料料理協会には和食ソムリエの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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