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【FX】5/8〜5/12マーケット戦略
●注目経済指標
参考: 外為ex
月曜日は特に注目している指標はありません。
強いて言うならドイツの3月鉱工業生産(前月比)でしょうか。予想がー1.3%と前回の2%よりも大きく下がっています。予想以下の数値であればユーロ安になる可能性があります。
火曜日は中国の貿易収支です。先進国が景気後退なら突入すると中国輸出は減少が続きます。
水曜日はCPIです。予想は5%と先月から変更なし予想です。予想以下ならもちろんドル安になりやすそうです。コアは相変わらず高く、粘着性インフレの鈍化を望みたいところですが、雇用統計で平均時給が予想以上の数値だったことを考慮すると、コアの低下はまだ時間がかかりそうな印象です。
木曜日はBOEと米PPIです。BOEは25bpの利上げですが、今後も利上げをしていくかに注目が集まると思うので、発言に注目していきます。
PPIは鈍化傾向の予想です。ここで上振れてしまうと、インフレ再燃か?の思惑が強くなります。しっかり鈍化して、ドル安となってほしい所です。
金曜日はイギリスのGDPです。予想は0%となりますので、プラスかマイナス成長かどうかで大きく動く可能性があります。
●戦略
今週で水星逆行が終わります。乱高下が起こりやすい期間だったので、個人的にはやりづらかったです。
リスクオフを想定としたポジションを取っていく方針は変わらずです。クロス円はショート目線です。
先週の金曜に米株が大幅な反発を見せましたが、週末ということもありリスクオフの買い戻しが濃厚と思われます。
先週の雇用統計で発表された失業率ですが、歴史的に低い水準です。また賃金上昇率も+4.4%と予想を上回りました。しかしそれでCPIを下回っています。スタグフレーションになってから約2年です。米国の苦しい生活状況の中、転職と決断する事はなかなか難しい事だと思います。失業率がこの水準なのも納得がいきます。
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今後も変わらず米国債10年利回りを中心にドルの動向を監視していきます。長期債は10年先も織り込むため先行性があります。
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これは6ヶ月の債券です。
短期債もそろそろ頭打ちかと思われます。
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これは3ヶ月の債券です。現在は5.14%ですが利下げを織り込み始めると5%になるでしょう。
よってドル売りを中心に考えていこうと思います。ですがCPI、PPIを上回ってしまうと再びドル買いの動きが出てきます。先週から打診売りしていましたが、その結果次第ではポジションを手仕舞うでしょう。CPIまでは135円半ば辺りから上値が重くなると見ています。そこまで上がれば売りを仕掛けてもいいかもしれません。
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