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【FX】植田日銀総裁新体制で円安に、、、?

正直驚いた会見

植田日銀総裁の主な発言↓↓↓

  • 現状では大規模な金融緩和を維持する

  • 現状の経済・物価・金融情勢を鑑みると、現行のイールドカーブ・コントロールを継続するのが適当だ

  • 基調的な物価が安定的・持続的に2%に達するか見極めて、適切なタイミングで正常化にいかないといけないし、(2%が)難しいなら副作用に配慮しつつ、持続的な金融緩和の枠組みを探る

正直驚きました。それと同時に失望もしました。
つまり日本は通貨安を受け入れ、インフレを加速させることに舵をきったということになります。

インフレを加速させるのは簡単です。ですがインフレを抑えるのは今のアメリカ、欧州を見てもその難しさはすぐに理解できるかと思います。(インフレの他に景気減速、金融不安など考慮する為)

また新任の場でいきなりインフレを受け入れる発言をする事はとてもリスクがあります。将来の日本の事を考えるならば、「インフレを抑え込む」的な発言があるかと思ってました。結果は逆でした。

恐らく財務省に強く言われていたのでしょう。

数ヶ月前の為替介入が結果的にうまくいき、まだ介入できる余力はあると思います。今回もその様な甘い考えだけではない事を願いますが、もしかしたら本当にその程度しか考えられてないのかもしれません。

今後も変更する気がなければ長期的に円安が進み、インフレも同時に進みます。貯金だけしてる国民がどんどん貧乏になっていきます。


今後の戦略

もしCPIやPPIで予想を上回れば、ドル円は円安方向に大きく動きます。また5月はFOMCとあります。そこで利上げをすることとなれば、利上げは見送りと思っていたFXトレーダー(ショート勢)が踏み上げられる可能性も出てきました。

今週はドル円は下方向に見ていました。130円も時間と材料次第では割れると予測してました。
ですが、今回の会見で戦略を180度変えていこうと思います。

CPIやPPIの結果次第ではまた変更するかもしれませんが、しばらく上方向に見たいと思います。

目先のターゲットは135円です。次に137〜138円です。
損切りは会見日(月)の安値より下に置きます。
131.5〜7あたりでしょうか。

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