ワクチン接種率で日本がアメリカと逆転など直近のニュースから

直近の日経新聞ニュースから
食のニュースと海外人財関係をまとめてみました。
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●接種率、日本が米逆転~序盤出遅れもペース上昇~
日本が新型コロナウイルスワクチンの接種率で
米国を19日時点で逆転していたことが分かった。
★米国産のワクチン接種率で、米国を日本が上回ったのは
ちょっと誇らしい気持ちになったニュースでした。
日本はなかなか決められないし始まらないけれど
国民自体は一流。いざスタートすれば一致団結して前へ進める能力は
世界でも有数だと思います。
日本人は決められたことはやります。丁寧に誠実に実施する。
だからこれからも接種率は上がるはず。
多分、国民の9割近くが接種するのでは。
はやく行動制限を条件付き(ワクチン2回接種済み)でもいいので
緩和すべきだと私は思います。
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●接種証明、地方で広がり
~自治体など経済維持へ独自発行
★新型コロナウイルスワクチンを巡り、自治体や地方の経済団体が
独自の接種証明を設ける動きが広がっています。
コロナ災禍が長引く中で接種証明を活用して、
地域の経済活動を再開したいという願いは切実です。
世界で株が上がっていますが、日本株も上がっていて
3万円台に乗り始めました。
が、よく見てください。上がっているのは大企業の株だけです。
中小企業は、特に外食関連企業は大きなダメージを受けたままです。
新型コロナで亡くなった方は1年間換算では約1万人。自殺者は2万人ですよ。
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●米、5億回分追加供給へ
~コロナワクチン、途上国向けに
米政府は22日、途上国の新型コロナウイルス対策を支援するため
米ファイザー製のワクチン5億回分を追加購入する方針をひょうめいした。
★中国などが繰り広げる「ワクチン外交」を念頭に、
米国は100か国以上の後進国に対してワクチンを送っています。
中国やロシアのワクチンの有効性については疑問ですが、
発展途上国へのワクチン供給は世界経済にとって
大きなメリットがあります。
今や、ベトナムやバングラディッシュなどの発展途上国は
労働力を担う世界の工場となっています。
発展途上国にまでワクチンが行き渡らなければ世界経済は本格回復はできません。
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●コーヒー汎用品も高値 ベトナムの供給制約響く
インスタントコーヒーに使う汎用品のコーヒー豆(ロブスタ種)は、
指標となるロンドン先物相場が上昇を続けている。
足元では1トン2160ドル前後と年初から6割ほど高く、
約4年ぶりの高値圏にある。
★ロブスタ種のコーヒー豆の最大の産地はベトナム。
ベトナムの空港などの土産店にはコーヒー豆が売られています。名産品です。
新型コロナ災禍でベトナムも苦しんでいます。
珈琲豆にも供給制限がかかって相場を押し上げています。
コーヒーの豆を生産地の山間部から精選工場へ運ぶ輸送網が破綻。
遅れが生じているのが主原因とのこと。
精選工場はホーチミン市近くに集まっており、厳格な外出禁止措置に阻まれています。
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●チリ産レモンは15%安い~外食需要が落ち込み~
居酒屋のサワーなどで使う輸入レモンの流通価格が下落した。
東京・大田の青果仲卸が外食店や小売店などに販売する価格は
現在1カートン5750円前後。2週間で15%の値下がり。
★輸入レモンの需給関係が崩れ、値崩れをしています。
前年同期比では4%安。
東京や大阪などで多くの飲食店が酒類の提供を自粛し、
レモンを買い控えているので、レモンがだぶついています。
輸入レモンについては、現在大問題になっているコンテナ不足で
この春、米国産の価格が大幅に上がっていましたが、
主力交代したチリ産は、航路が異なるため調達は安定しています。

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