【寓話】規律正しい素直な子どもたちに育てるために出来ること.

規律正しく,素直な子どもたちに育てるための手立ては,そう難しいことではありません.
明日から直ぐにでも実践出来ます.

先ず,子どもたちを3種類に分けます.
教師である自分の言うことを素直に聞き,指示を忠実に実行できる子と,反対に理不尽なことには敢然と立ち向かう子と,日和見の子,です.

その上で,言うことを聞いて指示を忠実に実行出来る子を重用して,その子たちには好きな様に振る舞わせます.その子たちには一定の権力を持たせ,教師である自分を批判する子たちを,子ども同士で監視,弾圧させます.

ここで気をつけなくてはならないのは,教師である自分が直接手を下してはならないということです.まかり間違えば担任である自分の責任になりかねません.
監視は子ども同士でさせて,弾圧は教務主任や管理職に「相談する」体で,管理職に実行してもらいましょう.

ここまでくれば,日和見だった子どもたちは,完全に黙してしまい,決して担任であるあなたに反抗的な態度はとらないでしょう.

また,学級の民主主義を求める正しい子どもたちはモチベーションを完全に失い,「言っても仕方ない…」と諦めの境地に至ります.

これで教師に毅然と物申す本来あるべき姿の子どもたちは居なくなります.
きっと規律正しく「動かしやすい」学級になることでしょう.

……と,ここまで書いたら,こんな学級つくる教師が居たらあかんやろ,と思いますよね.当然です.教師ですらない.
でも,果たしてこんな職場はないでしょうか?
もしあれば,それは子どもたちにきっと影響を及ぼしていると思います.
学校が民主的じゃなくてどーすんだってことですよね.

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