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肺のトラブルによる体からのメッセージ

病から知る体からのメッセージについて書かれた本が手元にあったので、肺炎について調べてみました。

コロナがそのまま当てはまるわけではないと思いますが、これから日々健康に気を使う一環として、こんなところにも意識を向ける対策もありかもしれません。

リズ・ブルボー著『自分を愛して!』より。

◼️肺炎

肺炎というのは、細菌またはウイルスによって肺が炎症を起こした状態のことです。症状としては、突然の発熱、全身の不快感、深い疲労感、筋肉の痛み、「頭痛」「咳」「胸の痛み」などがあります。「肺のトラブル」の項を参照してください。ただし、次のことを頭に入れておきましょう。つまり、肺炎にかかる人は、自分の人生に起こった突発的な出来事によって苦しんでいる、ということです。つまり、その人の「空間」が侵されたのです。

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◼️肺のトラブル

・肉体的なレベル

肺は、呼吸に関する主要な器官であって、空気と血液のあいだでガス交換を行い、静脈血を動脈血に変えます。肺の働きによって、細胞に酸素がもたらされ、また、燃焼の結果として出た炭酸ガスが体外に排出されるわけです。肺のトラブルは数多く存在し、呼吸器系のトラブルはすべてそこに含まれます。


・感情的なレベル

肺は、生きる欲求、良く生きる能力、つまり生命力と直接関係のある器官です。肺は、酸素、つまり「生命」を人間のからだに供給する器官なのです。ですから、肺にトラブルがあるということは、その人が、生きることに困難を覚えて苦しんでいる、ということを示しています。つまり、悲しみを感じているということなのです。失望や絶望を感じているのかもしれません。あるいは、生きる意欲を失い、ある状況やある人が原因となって、息が詰まるような思いをしているのかもしれません。そのために、思うように呼吸ができない(つまり、「生命」を取り込むことができない)のです。動くための空間がないと感じているために、今の状況から抜け出せないのかもしれません。自分が死ぬことへの恐怖、また、他の人が死ぬことへの恐怖、自分が苦しむことへの恐れ、また、他の人が苦しむことへの恐れがあると、肺の機能が大幅に低下します。こんなふうに生きているよりも死んだほうがましだと考えると、〈感情体〉の基本的な燃料である〈欲求〉がなくなってしまうのです。呼吸は、独立、自由の象徴です。生まれて初めての呼吸は、私たちを母親から独立させ、自由にします。ですから、呼吸がうまくできないということは、母親から自分を切り離し、未知に向かっていくことができない、つまり、まだ自立することができていない、ということを表しているのです。


・精神的なレベル

肺は、生命に直接関わる器官のうちでも、最も重要な器官の一つです。肺のトラブルが深刻であればあるほど、そこから送られてくるメッセージは緊急の度合いを高めます。からだからあなたへのメッセージはこうです。「『生命』を肺いっぱいに吸い込んでください。そして、生きることをもっと大切にし、生きる意欲を育むのです。あなたが許可しない限り、あなた以外のどんな人も、どんな状況も、あなたを息苦しくさせたり、あなたを閉じ込めたりすることはできません。いたずらに状況を大げさにするのではなく、時間をかけて人生の良い面や幸福の可能性を発見してください。あなたの幸福を作り出すことができるのは、あなただけなのです。生きる喜びを作り出すことができるのも、あなただけなのです。どうか、あなたの考え方、物の見方を変えてください。あなたは、また、社会生活の面でも、人々との交流を取り戻さなくてはなりません。毎日、気が向く、向かないにかかわらず、良い呼吸をし実践してください。そうすれば〈感情体〉のレベル、〈精神体〉のレベルで、生命力を取り込むことが可能となるでしょう」

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なんだか現代の世の中の状況からさもありなんと思うような内容ですね、、

自分の中にどれ程の恐怖感が眠っているか意外に分からなかったりするものです。私は以前風邪で喉がおかしくなり息が出来なくなる恐怖を味わったことがありましたが(ついでに肋骨にもヒビが入って。。)数年経った頃、実家のバタバタ中にパニック障害として顔を覗かせたなんてことがありました。えっあれがここで⁈と驚きました。正確に言うともしかしたら風邪の時以前に何か恐怖を奥深くに抱いていたのじゃないだろうかという気もします。最近では確かにあるな、ということが意識的に分かるようになりました。

何も起きていない時に自分の中の眠っている恐怖を発見することは中々出来ないことですが、もし今とても驚くような大変なことが身近に起きているのであれば本能的に防御策が働いている(発見しておサラバする)からかもしれません。

また、生きる喜びを失っているという内容も書かれている通り、何をやれば良いか分からない、何もやりたくない、というような心理が強い場合、その裏側に「恐怖」が眠っているからかもしれません。

そんなこと書いてる私もまぁその通りというところがありますから^^;よくよく自分自身を見直さないといけない今です。

ではでは皆さま、本当に毎日が異様な空気ですけれども、なんとか乗り切れるよう頑張りましょう。

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