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戦極MC BATTLE 第29章 両国国技館

2023.03.12.sun  at 配信

私はバトルにほとんど興味がないので本筋については本当に「すげぇ」「楽しかった」という2歳児程度の感想しか書けないので割愛しますが、この部分だけ。


KTちゃん vs 漢 a.k.a.GAMI

KT「やっほー!両国KTです♪ ぽっちゃり愛するLJK!」
漢「やっほー!両国GAMIちゃんです♪ 俺も、ぽっちゃり系のおじちゃんです」

でかい強い巨大の3拍子Loverの私としては、これに触れない訳にはいきません。確かこの時アヒージョつまみに飲んでたんですが、ちょうど食べ頃のエビを天高く突き上げガンフィンガーさせて頂きました。

終始女子高生ムーブで明るく攻めてくるKTちゃん(正面向いてる)に対して、時にはハラスメントを気にしながらもHIPHOPとして、いやほぼ父親と化し優しく誉め攻める漢さん(KTちゃんにガッツリ向き合うがあまり目は合わない)に胸が高鳴ります。しかもバチボコに韻踏んでましたからね、えぐ格好良かったっす。
今度、漢キッチンでマカロンかハンバーグ一緒に作ってね。

DJ PEKO

ある意味今日誰よりも活躍している男、我らがPEKO兄。
ABEMAのコメント欄にも「誰よりもPEKOに1番多くギャラを払え」というコメントを見つけ深くうなづく。ビート採用率が高くて、おそらく…7-8割方PEKOさんのビートだったんじゃないでしょうか?

私はHIPHOP詳しくないからなんのビートかよくわからなかったけれど、韻踏と「それじゃ無理」だけは流石にわかる。その「それじゃ無理」を使ったFuma no KTR vs SAMは、とても好きなバトルだったのでぜひご覧になってみてください。特にテーク好きさんはぶち上がるのではないでしょうか。

SPECIAL LIVE:梅田サイファー

同じ国技館でもthe crewの時と違い声出しOKな分、出てきただけで明らかにオーディエンスがぶち上がってるのがわかる。あとジャッジ用に全員赤と青のペンラ持ってるからスター感増し増し。

「戦極ぅ…..ひぃさしぶりー!!!!!」というRさんの声でスタート。

青と赤に光るペンラの海の上、オレンジ・白・赤の光が放射状に拡がるステージに1列に並んだUCメンバー。何度見てもいい光景ですね。今回照明が豪華ということもあるんでしょうがこれね、もうあれです戦隊ヒーローです。
スターというよりかは戦隊モノ。ほいでマーベリックじゃなくて日本産の方、日曜日朝とかにやってる方の感じでどーん!とご登場。もはやSpecial Greeting

ご挨拶がわりの「KING」

気合い入りすぎてかかってる感じではなく、笑顔さえ見せながらのそこはかとなく余裕を感じるパフォーマンスに、早くもメジャーアーティストの片鱗を感じます。

KOPERUさんは端っこまでトコトコトコトコ…って走って実に楽しそうだし、teppeiさんはいつもの土俵入り的な動きで前に出てきます。ガガさんはなぜか鼠小僧的走りで縦横無尽な姿を見せており、UC全体的に若干のジャポニズム・・?忍者ムーブなご様子でかましておられる。両国だからですか?

GAGAさん/実際は手を前に垂らしてましたけども。
別の言い方をすれば、ややうなだれるエヴァ初号機。私としては鼠小僧ガガさんと呼びたい。
このイラストとターミネーターの全裸シュワちゃん登場シーン(松永さん
プロポーズ案1)を足して2で割りマイクを持たせるとKOPERUさんのバース蹴り始めポーズになります

そしてKBDさん本日はウエンツ瑛二と同じ誕生日でいらっしゃいましたし、テークさんの両手にはワインボトルの幻が見えるようでした。

「トラボルタカスタム」

「今日 声出せるらしいな!声出せるらしいな!!
 この後の勝負、決める準備できてる奴!俺と一緒に声上げてくれ!頼むぜ!!」
と会場のボルテージをあげまくるKennyさん。良いですね。ライブってこういう感じでしたよねワクワクします。

「Everybody say! アー↑イエェーィ ↓↑」
(あーいえぇぇぇぇーーーーい♪)
「イェ!イェ!イェ!イェイェイェイェ 軽快なステップ……」

コール&レスポンスをまさかの1回で終わらせるという、ドSモードぶちかましケニ。この俺の昂りはどうしたら!?ねぇ、どうしたらいいですか!!!

「トラボルタカスタム ♪ トラボルタカスタム♪ トラボルタカスタム♪」
オーディエンスを煽りまくるUC面々と、画面の向こうお茶の間にいる我らにまできっちり気を配るKZさん・KBDさんの大人チームありがとう。

さて、この曲は後半に向かってボルテージが上がっていくところが魅力の1つなんじゃないかと思うんですが、KBDさんKOPERUさんのがなり、PEKOさんのヘドバン、Rさんと続きテークさんにMICが繋がりますが、この時テークさん舞台を結構本気で走ります(10歩くらい)。ここのところテークさんの声、いや全体的な次元上昇?ギアチェンジっぷりには目を見張るものがあると思ってはいましたが、個人的には今回ベストトラボルタを更新しました。もはや痺れ。

「アマタノオロチ」

「両国国技館、調子どない?」
メジャーデビューする意気込みを語るKZさん。普段東京だと「調子どうですか?」と言うことが多い気がするんですが、関西弁で良い非常に良い。バトルの現場だからホーム感があるのかな?とりあえず力が抜けた感じで大好きです。

ここで新曲披露となりますが、こういうセトリにすること自体彼らの自信の程が見てとれて嬉しくなります。

肝心の曲についてはうまく言えませんが、全員が今までとは少し違う・・・ギアが変わったかのような表現をしている感じがして胸が高鳴ります。
cosaqさんがマイクを握るもそうですが、Rさんのブーストがかったリリック、KBDさんのteppeiさんとはまた違う巨大ラスボス感のあるパワー系な声、テークさんの唯一無二で狂った(褒めてます)声とフロー、KOPERUさんの乗り物酔いしそうなほど落差激しい浮遊感、PEKOさんのクールでスタイリッシュにプラスされるがなりとヘドバン。そして10/0の天才ガガさんの天翔ける声。Kennyさんに至ってはもう刀みたいだもんね、切れ味良すぎて。あとテーマ的にはKZさんのリリック嗜好と相性が良い曲ですよね。

それとも1つ!
cosaqさんからteppeiさんに繋がるところがありますが、微動だにせずそびえ見下ろすcosaqさんに、中腰で下から迫るteppeiさんの図が個人的大好きポイント。

私にはこう見える

それと、この曲ライブで2回聴いた感じアウトロが結構長い。
長い余韻の中、噛み締めるような・振り返るようメンバーの表情と動きが最高なので、ライブに行った時にはぜひそこらへん楽しみにしてもろて。

「マジでハイ」

「ちょっと久々だから、喋らしてもらっても良い?」とRさん。

「戦極バトルお久しぶりです。
MCバトルの場所というのを離れて久しいんですが、変わらず俺、俺たちのバトルは日々続いております。それは対戦相手とだけじゃない。それはHIPHOP全体かもしれへん、HIPHOPの外かもしれへん、全く音楽と関係ないとこかもしれへん。どこにおっても俺たちはMICでもってラップが、俺のラップが、俺らのラップが、日本語でやるラップがやばいんやということをぶつけ続けるバトルを、俺は毎日やっています(中略)

今日みなさんにはここで向かい合うMC同士のバトルを散々見てもらったと思いますが、もう1つの形を梅田サイファーは提示できてると思います。1つのビートの上で色んなMC達が向かい合うんじゃなくて、お客さんと向かい合うことによって成立するバトル。
このバトル、俺たちはやっぱりしっかり勝って帰りたいんですよね。そしてバトルを見にきてるお客さん達、俺たちに……負けたくないよなぁ?(ニヤリ)

じゃぁこの後もがっつりバトルを、お前らがここにいる2人に負けへんようにも、俺たちに負けんように全力でぶつかってこいよ!
全開で、全身で、全力でぶつかってきて最後…マジでハイになっちゃいましょう

R-指定 MC

ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーー!!!!!!!!
これがぶち上がらずにいられるであろうか!TVの前で両手ガンフィンガーです。
これですよ。これぞR-指定ですよ。
MCだけで泣かせ沸かせる漢。天性の人たらし。天才。覇王。流石でございます。

なお最後の曲であるマジハイは、明らかさらに1段階ギアの上がった盛り上がりとなり、もはや「こんなんなんぼ聴いてもええですからね」のクラシック的様相となっておりました。

Kennyさんバースの切れ味にぶち上がり、鋭く素早いガンフィンガーを天に突き上げるテークさんも最高でしたが、隠れた今回の見どころはこちら。
バトルなのでステージ上にちょいと高いお立ち台があったんですが、バイブス上がってここをひょいとジャンプするメンバーが続出。中でもテークさんが秀逸でした。

誰かバース蹴ってる人の後ろで見切れジャンプしたんですが、意外なほどの跳躍力と
羽織ってるだけのダウンが空気をはらみ、もはやこれ。忍者ふたたび参上

そして再びのKennyDoes氏によるコール&レスポンス。
ちゃんと3回やりました。飴とムチ。ツンとデレ。最高かよ。

最後はまた全員が一列に並んで、ピンク・黄・青の放射状に広がる光の中マイクを握り、煽り、手を挙げるUCメンバー。やっぱり何度見ても、その格好良さは戦隊ヒーローのそれでした。

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