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ARCHITECTS

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fondationという構え

近代建築の父であるフランスのル・コルビュジェには有名すぎる名言がある。 「革命か。建築か。」 つまり民衆が建築を選択する事で、革命は回避出来るという事だ。 人々が建築という高額なものに価値を見出し、購入する。 その為に住宅ローンを組み、人生の大半をその借金の返済に費やすことになる。 人々は安定した収入を得なければならず、資本主義の労働者として、反抗する事なく働き続ける──。 コルビュジェのいうとおり、 建築は、資本主義の礎となっていった。 ──聞こえはすこぶる悪いが

    • ステイホームは平等じゃない

      コロナ禍の今、色々な価値観や考え方が錯綜しています。 世代間倫理の違い、衛生観念の違い、 色々な価値観の違いが露呈してます。 緊急事態宣言中なのに、 若者が渋谷の街が溢れかえっている! けしからん! こんな事を思っておられる お年寄りの方も多いでしょう。 電車の中等で、若者の近くには近寄らないようにしているご高齢の方もいるそうです。 でもちょっと待ってください。 実家ならともかくとして 例えば、都心に暮らす地方出身の 大学生の部屋は非常に狭い。 トイレも3点ユニット

      • 弱いインフルエンサー

        映画やドラマを見ていると、 主演の住む部屋がめちゃくちゃ広い ということがよくあります。 この若さで、 都内でこの広さの部屋はないだろう・・・ 的な感じです。 僕も昔、舞台美術を少したしなんでいたんですが あれは撮影の画角や 役者の舞台であるため 実際の広さと違ってしまうわけですね。 スポーツ漫画で、ピッチャーからのボールがキャッチャー届くのがめちゃくちゃ長いシーンと似てるかもしれないです(^_^;) ストーリーやスクリーンの為の部屋というわけです。 また、住宅会

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