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なぜ、「ハラスメントかもしれない相談」に、移動ほけん室Ⓡが必要なのか?

 結論から先に言うと、出勤できなくなる方がいるからです。職場の面談室があっても、その場所に行くことさえできなくなる方がいるからです。

 「ハラスメントかもしれない」という、衝撃的な出来事があっても、また、少しずつ苦しい出来事が積み重なっても、
(つらいけど、まず誰に相談したらいいだろう…)(自分の考えすぎかもしれない…)(話したら、後悔するかもしれない…)(我慢できるなら我慢した方が良いのかな…)などなど
 ハラスメントを受けたかもしれない方は、いろいろな感情や迷いがあり、時間が経過してから、やっと相談につながる方は少なくありません。
 やっと相談したいと思って相談を申し込んでも、その時には、心と体のSOSが現れ、出勤できなくなってしまう方もいらっしゃいます。
 そのような方に、「少し頑張ってでも、会社の目立たない会議室に来てください。」とか、「それでは、オンラインでお話をお伺いします。」とかでは、しっかりと、お話をお伺いすることはできないと思っています。

「お家の近くまで行きますよ。○○でお待ちしておりますね。」
「どこになら、出てこられますか?どこまでお伺いしましょうか?」

安心してください。誰にも見られず、聞かれず、相談ができますから。

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