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アニメRPGの真骨頂、キャラ育成/戦略ゲーム『プリンセスコネクト!Re:Dive』について語る

Cygamesの新作アニメRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』の魅力を語ります。ちなみにプレイ数日での判断なので本当に勢いしかないです。強いて言えば記事を一本立てたくなるくらいには推したいと思っていると思ってください。

2018年6月18日追記:プレイ開始から約4ヶ月経ちましたが、当時の確信どおり今でも一番熱心にプレイしているソシャゲタイトルになっています。毎月ほぼ内容の変わらないイベント、作業のテンプレ化などで何度か引退しかけたものの、絶妙にプレイヤーを維持する施策に飲み込まれる日々。以下で述べる所感も概ね当時通りです。

2019年7月8日追記:まだやってます。というか、よりガッツリやってます。神ゲーか?

公式サイトはこちら

プリコネRって?

『プリンセスコネクト!Re:Dive』は、一言で言うとよくある「ファンタジーRPG×萌えキャラ×豪華声優×ステージクリア制」のスタンダード量産ソシャゲです。触った感触も概ね普通のソシャゲ。ではそんな本作の何が一味違ったのか?

ということで、「本作の何が魅力的に映ったのか?」について、ザザーっと7つ挙げてみました! また話が長すぎになりそうだったので超圧縮してお届けします!

1.アニメRPGというコンセプトの芯が
しっかり通っている

コンセプトはゲームにとって最も大事なものです。本作は「アニメRPG」として、ストーリーのアニメシーンだけでなく、戦闘時のスキルカットインがアニメーションしたり、戦闘がオート進行である点がアニメ鑑賞的であったり、アニメーションシーンのまま会話選択肢が出てみたり、イベントスチルがやけに豊富だったりと、全体を通して「アニメRPGだな」と直感的に思えるところに芯が通っていると感じました。

特に戦闘時のスキルカットインは、まさにアニメRPG! って感じで気持ち良いです。敵もカットインするし、動きが見てて楽しい。戦闘はのんびりはらはら眺めるゲーです。

2.全てのキャラクターが活躍でき、
戦略ゲーとしての醍醐味がある

本作の戦闘はオート進行なので、戦闘は味気なく感じるかもしれません。しかし実はそうではなく、本作は艦これスタイルの育成・戦略ゲーなのです。戦闘前が本番。

ガチャで集めたキャラを全員育てて(それだけの量の育成リソースももらえる)、戦闘メンバー5人のシナジーやロール構成も考えつつ、最強のパーティーを目指し工夫する、そこが醍醐味。補助スキルを踏まえて物理パでいくか魔法パでいくか、タンクを入れるならヒーラーで支えて、デバフで支援して……など、どのキャラも活躍できる個性があり、うまく作られてるなと思いました。もちろん低レアも高レアも関係ありません(レア度は全員最高まで上げられる)。好きな女の子で戦おう!

編成は5人のキャラを選択するだけ。前衛~後衛の順序もキャラごとに固定
キャラクターサムネイルがダイナミックな大きさなのもいいね!

3.豪華声優陣が見掛け倒しの部分的ボイスではなく、完全フルボイス

この手のソシャゲにありがちな「豪華声優陣」。内田真礼さんとかね。ね! ただ、声優やイラストレーターにいくら予算を割いたところで、ゲームの中身がついてこない作品も多いわけです。それだけでなく、せっかくの豪華声優なのにボイスが一言だけだとか、そういう場合もちらほら。

でも本作は違います! めっちゃ喋る。テキストはフルボイス、なんなら一般男性も喋る。そして何よりオススメしたいのが、本作では京都弁の真礼さんが聴けます!! 可愛すぎて可愛い。引いてね!

猫なで声100%たそ

4.ストーリーはクエストと分離され、
基本的に日常系ファンタジー

ソシャゲによくあるステージクリア制のクエスト(探索なし、wave戦闘)ですが、テキストを読むストーリーパートと戦闘を楽しむクエストパートがごちゃ混ぜでモチベが出ない人も多いかと思います。本作ではクエスト進行でストーリーパートが解禁される一方、クエストとストーリーは完全に別パートとしてプレイ可能なため、好きなだけクエストを進めてからまとめてストーリーを読む、といったことができます。

そのストーリーも、スタンダードな「君は選ばれし勇者。さあ旅に出るのだ!」パターンではなく、「君は目覚めてから一ヶ月町でのんびりし、約40人の女の子と仲良くなった。詳細は覚えてないかもしれないが、ガチャで引き当てればその子とのエピソードを思い出すだろう」スタイルです(本編で近いこと言われる)。ちなみに主人公のスペックは著しく低いので、女の子から常に慈愛の目を向けられます。女の子は主人公といるとなぜか力が湧くので主人公につきまとうけど。不思議ですね。要するになろう系です。

店先で売り物を持ち帰ろうとして幼女に咎められる主人公の図

5.サイゲのノウハウのいい面が
しっかり受け継がれている

Cygamesのタイトルなので、デレステやグラブルの血を引き継いでいます。もとい、デレステのルーム機能なんかはそのまま移植されてます。他にも、グラブルのようにキャラクターをカード入手ではなくパーティー加入という形で扱うことも特徴的。コンフィグでは「スキルカットインを一日一回だけ見る」という絶妙な設定ができたり、キャラクターの育成ページから装備品の取得手段に楽にアクセスできたりと、ソシャゲ企業としてやってきたノウハウが随所に反映されてるとも感じます。

デレステで言うアイドルグループ的な、女の子3~5人ごとの「ギルド」があったり、キャラの育成は近年見られる「複数の装備品をキャラに装備させていき、全て集まったらランクアップ、次の装備品を集めていく」タイプであったりと、全体的に既存のデザインをまとめた上で見せ方を変えている、という印象。IP資産的にも、グランブルーファンタジーからはジータ、同じくCygamesのシャドウバースからはアリサがコラボキャラとして発表されてます。ジータちゃんがヒロイン、新鮮。かく言う僕もジータちゃんでリセマラしたおかげでハマってしまいました(結局出てないデータで始めたけど)。

デレステで見慣れたルーム機能
ファンタジーな調度品はデレステになくて新鮮です

6.ゲーム開始からのチュートリアル・
ゲーム進行の導線がきれい

ハマったきっかけであるジータちゃんとのコラボ、ゲームの魅力の見せ方からスムーズなゲームプレイへの導入、そして少しずつ要素を小出しにする飽きさせないゲーム進行……軽い気持ちで触ったが最後、自然とこのゲームの魅力にハマっていく導線のデザインが考えられてるなと感じます。

例えば育成リソースをたくさん配り、自然と全キャラクターを育てさせたり。キャラクター同士のギルドストーリーで持っていないキャラクターに興味を持たせ、ガチャを引かせたり。様々なゲーム要素に関わるデイリーミッションを大変ではない程度にうまく差し込むことで、それぞれの要素に触れさせたり。全体的に、ひとまとまりのゲームプレイを提供されてる感じで心地いいです。

育成ページから各装備品の入手方法、
そのままクエスト画面まで簡単にアクセスできるのもよい

7.高レア確定や育成リソースの提供など、
プレイヤーフレンドリー

チュートリアルガチャは最高レア一体確定。毎日育成リソースが手に入るクエストに一定回数行けたり、序盤に役立つ装備ガチャを無料で10回引けたり、各リソースの入手手段が多く用意されていたり……とにかく気持ちよく遊べるように出来てます。追記:最近では毎日大量のスタミナも配布されています。

無課金でのんびり遊ぶ分にも(序盤は)好き放題できますし、課金して育成リソースを交換し始める人もいるでしょう。ちなみにガチャの最高レア排出率は2%なので厳しめです。お金回収できるポイントが少ないので(キャラも出たら終わりだし)、その分絞られるのは仕方ない。引いてれば交換もできるし、そもそもこの手のソシャゲは無課金で引き当てることを考えるべきではないので、巡り合った女の子たちと冒険を楽しむのが一番だと思ってます。真礼さんがいれば問題なし!

ソシャゲなんて実質「最低保証レア」「嬉しいレア(金)」
「最高レア(虹)」の3つだ、と言わんばかりの
無駄な低レアを用意しないスタイル(最高レアが☆3)

以上、7つの魅力紹介でした。圧縮したけどこれでも数時間かかったな……もともと5倍くらいの長さになりそうだった。もっと語りたいけど記事がお蔵入りしても本末転倒なので!

ということで、『プリンセスコネクト!Re:Dive』。総じて言うと、「よくあるように見えて、よくできたソシャゲ」でした。とりあえず30日間継続プレゼントの1000円パックだけ買いました。好きなゲームには数千円落としとくのが流儀!

ということで、プリコネR大使のフォルトでした。ニコ生配信機能もまたやるかも?

以下ギャラリースペース。

ホーム画面
やっぱりメニュー項目の真ん中はクエストだと思うの。アプデで真ん中にガチャ持ってきた某スクエニの某ドールズは反省して

クエスト画面
クリアランクの☆3つ評価もスタンダードな一方、わずらわしくなりがち。
本作ではシンプルに「何人生存したか」に応じて評価

こちらはダンジョン
ステージクリア型のメインクエストとは別に、ダンジョンを踏破するまで「編成は変えられるけど回復はできない」総力戦コンテンツ

戦闘画面
通常攻撃とオート発動スキルで進行し、必殺技のカットインスキルのみタップ発動可能(オート可能)
キャラクターもよく動きます

育成画面
装備品を全て埋めるとランクが上がり、次の装備品を集めていく形
レベルは戦闘でも上がるし、アイテムでも上がる

以上で僕の発表を終わります。ご清聴ありがとうございました

キャラ紹介回もやりたい(やらないパターン)。

ほんとキャラごとにロール(壁役や回復役、物理シナジー魔法シナジーなど)が様々なので、個性あって楽しいです。

ダウンロード(公式サイト)はこちら

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