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思考センター

思考センター

思考センターベースは自然の摂理に反するため行動します。この時問題なのが、摂理に反する為に使った虚構は実体がなくいつ無かったことになるか解らない点です。自然に即した物理現象や野性的行動は覆される要素がありません。虚構だけが共同体でしか通用しない法則なのです。そして不幸なことに自然に即していないが故に常に不条理な変動をしています。思考センター567の行動の直接的要因は不安や恐れが上げられますが、究極の要因は虚構の絶対性の欠如によるものなのです。この心もとない虚構に対してどう対応するかで性格が大きく変わります。

思考センターを重心にしたときの欠点としてはイドとの慣れ親しみが他のセンターと比べると少ないことです。本質が身体と情動という生物的要素のどちらとも切り離されているので、生物としての要素との繋がりが分断されています。存在と情動はどちらも生物として人間以外も持っている基本的センターであるのに対して、思考は無くても生きること自体は可能です。全く自身の物ではない(身体の一部ではない物)を重心にしているので、イドとの慣れ親しみが他のセンターと比べると少ないのです。心的エネルギーの源泉との繋がりが薄いのでサブセンターの特性を発揮しきれません。よって外のものを積極的に取り入れるが内在化するのが苦手です。他センターを補助として使います。存在が自分の一部としてサブセンターを使えるのに対して思考センターは借り物程度にしかサブセンターを使うことができません。メインのセンターの力が100だとしたら存在・情動センターはサブセンターを50使えるところ、思考センターは25くらいしか使えません。表面的特性しか使えないのです。イドとの乖離があるので、自身の衝動や死を実感できない場合が多いです。

利点としてはあらゆることに疑念を持てることです。また、自身との繋がりが浅い分、何でも手軽に吐き出す事が出来ます。さっきまで陶酔していた信仰を捨てて新しい進行に切り替えられるという柔軟性を持っています。認知的デカップリングを使いこなしシミュレーションが得意です。

力の性質が否定なので、現在や過去を疑い、未来を想像します。

タイプ6

タイプ5

タイプ7


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